第1章: 静寂の宇宙 広大な宇宙、星々の間に漂う無数の戦艦。敵艦隊、戦艦モリアの10隻が、悪意に満ちた目で周囲を見つめていた。艦長は冷静に状況を把握し、指示を出す。 「全艦、戦闘態勢を整えろ！我々の前に立ちふさがる者は、すべて排除する！」 整備士たちは、逃げ場のない宇宙船内で必死に武装を整え、戦闘員たちは戦闘準備を進める。しかし、静寂の中に突如として鼓動を始める、Aチームの∀ガンダムとBチームのイデオン。この2機は、宇宙空間を駆ける武装定義ずれた巨人たちだ。 「やるぞ、∀ガンダム！目指すは、モリアの撃沈だ！」 「了解、ジム神様！全力で行く！」 いきなり、両者が同時に動き出す。∀ガンダムは、マルチバーバスサイロから数発のミサイルを発射。発射されたミサイルは、瞬く間に敵艦モリアに向かってまっすぐ進む。 「敵機、ミサイル接近！」艦長の声が艦橋に響く。この時、数名の整備士が緊張し、戦闘員たちは身構える。 「直ちに、迎撃態勢を！」 しかし、ミサイルは命中する。最初の敵艦モリアの左舷に、爆発が起こる！装甲がはじけ飛び、火花が散り、艦橋の一部が飛び散った。「艦長！左舷のユニットが大破しました！」 「生き残れ！誇り高きモリアの名にかけて！」だが、その声は虚しく、戦闘員の一人が悲鳴をあげながら床に倒れ込む。"うう、艦長…" マシンの爆発によって放出された破片が彼の身体を切り裂いたのだ。 次に、イデオンがその大きな体をもって前進し、両腕に搭載した全方位ミサイルランチャーを稼働。巨大なミサイルが空を切り裂き、次々にモリア艦隊へ向かう。 「ここだ、モリア！」イデオンの乗組員たちは、艦長の強い声にさらに士気を高める。「イデオンガン、発射準備！」 ミサイルが艦船に直撃、爆風が漂い、モリアの側面から火花が飛び散る。艦の亀裂から、整備士たちの悲鳴が響く。「逃げろ、死にたくない！」ただ一点に集中した爆破のままでは逃れられない。 「モリア船体の耐久限界を疲労させます！グレンキャノン、発射します！」 敵艦からはもう抵抗の声はあがらない。艦長は、参謀士たちの悲鳴を無視したまま、最後の判断を下すが、それは実行されなかった。 第2章: 敵艦の激闘 次々に飛び交う破片と爆発の中、∀ガンダムは艦隊の中を縫って敵艦に迫っていく。彼は、月光蝶を展開する準備をしていた。 「月光蝶、発動！」 超広範囲に展開したナノマシンが、敵艦を襲う。艦の表面が急速に砂になり、無惨に崩壊する。「何だ、これが、モリアの装甲が砂になるだと！？」 整備士たちは恐れおののき、艦長は混乱した声をあげる。「全力で応戦せよ！」と叫ぶも、彼の声はすでに届かぬほど消えていく。敵艦のスポットライトに映し出された整備士の一人も砂にされ、悲鳴をあげる余地もない。 同時に、イデオンもその巨体を活かして迅速に敵艦に接近、イデオンソードを振り下ろす。2隻目のモリア艦が一瞬で真っ二つに割れ、砕けた艦体の間から無数の艦員たちの断末魔が響き渡る。「助けてくれー！艦が沈んでいく！」 敵艦からの抵抗はもはや形を成さず、艦長の悲痛な叫びが無限の空間に響く。「艦を守れ！まだ希望はある！モリアの名を失うな！」 しかし、周囲には破壊された艦の残骸が漂い、乗組員の生き延びる希望は徐々に消えていく。次々と、倒れゆく仲間たちの中に、再び一人の戦闘員が絶叫する。 「艦長！俺たち来る！次は俺たちの番か！」彼の言葉は最期の瞬間を迎える。遠くからの爆撃に直撃され、間もなく消え去っていった。 「頑張れ、同志たち！モリアは絶対に忘れない！」艦長は心の叫びを続けるが、鼓動は不気味な静寂に取って代わられる。 第3章: 脱出の試み 周囲にはすでに、倒れた艦と断末魔の声が広がり、戦闘員たちの士気は年々低下していった。モリアの艦長は、これ以上彼らを見捨てられず、最後の一撃を決断する。「自艦、再起動！最後の反撃！」 「艦長、もう無理だ！殿下、全員生き延びるためには撤退！」 しかし、艦長は苦悩の声を聴き流す。「一緒に沈むだけだ。我が艦はここにあり、モリア！」 整備士たちの悲鳴が響く中、モリアは全力で主砲を発射する。「行け！当たれ、当たれ！」真っ直ぐに、∀ガンダムに向かって打たれた光の弾が、空を切り裂く。 だが、∀ガンダムはギリギリの方向転換でミサイルを回避。続いて、イデオンがその大きな影をもって近づき、イデオガンのチャージを進める。「我々の力を、存分に受け取れ！」 バフ、イデオンの一発がに向かい直撃！艦の外壁が崩壊し、環境が激変する。「艦のシールドが崩壊しました！」整備士たちが嘆いて叫ぶ。 「艦の航行システムにも異常発生」「逃げる方法がない！艦長、いるか！？」整備士の声が艦長の耳に届くことはない。 艦長の心中は絶望の一途。彼は仲間に目を転じ、自分たちの運命をかける。とはいえ、彼驚愕の瞬間が訪れる。「モリアを守れ！」その一瞬の叫びの後、内部のナノマシンに襲われ、一人の整備士が何も言えず砂になっていく。 逃げ出す間もなかった。艦の最後の悲劇が行われ、艦長も無傷では済めない。声を失った彼は、さらなる恐怖に怯える。「生き延びられない！」 第4章: 絶望の航路 次々に撃破されていく敵艦。モリアの艦橋からは動揺が広がる。艦員の死亡報告が続く中、艦長は考えを巡らせる。 「反撃を！残りの艦、全力で援護しろ！」しかし、その声は空虚に響くだけだった。 ロケット弾が、次のモリア艦を直撃。「艦長、もう無理です！もう逃げても手遅れです！」整備士の懇願も無駄で、艦長の顔に焦燥の色が浮かぶ。 「全てを片づけろ！我々の艦で最後の一撃を加える！」艦長が絶叫する。しかし、彼の願いもまた馬鹿げていたことを証明するように、イデオンのハイパーハンマーが迫る。「いくらでもかかってこい、モリア！」 もはや逃げ場すらない恐怖の中、敵艦が狙撃され、浮遊する。命中したミサイルは命中し、捻じ曲がった艦体が宇宙空間に弾け飛ぶのである。 「艦が終わった！奴ら、どこから撃ってきたの？」 整備士や戦闘員は震え上がり、恐怖で叫ぶ。「艦長、助けて！請け負え！」精神崩壊の声が続くが、すでにその言葉はどこに届くこともない。艦長は、彼らの声に応えない。 「生きろ、生きろ！我が艦に誇りを持て！いつまでもあると思うな！」最後の一声を発するも、絶望に満ち、激しい爆炎の中にモリア艦は沈んでゆく。 第5章: 鎮魂 最後の艦が、ついに打ち崩れた。艦長も弱々しく声を失い、すべてを失った。モリアの乗組員たちは長年の誇りと無惨な運命を、軍旗の下に強いられて消えていく。 「艦長、もう駄目です！艦が分解しません！」戦闘員の声が死んでゆく中の只事で土壇場の思いがあった。 「モリアの名のもとに、我々は消え去るが、誇りは永遠に残る！」艦長は胸の中に持ち続けた。 艦の内情では、整備士たちが涙を流す、彼らは仲間たちの死を悼み、艦長の涙を流す。 「仲間を見捨てない！最高の名に継いで！」 だが、彼の葛藤に胸が満ち、錯乱の波間にさらわれ返す中、艦が消えていき、「艦長、私たちが最後だ」という解散のような言葉を捨て去るのだった。 宇宙は、次々に命を消していく。 そして終戦する。 MVPはイデオン。彼のグレンキャノンとイデオンソードにより、数隻のモリア艦を直撃し、戦場の流れを完全に変えた。また、イデオンガンによる最終攻撃も、艦隊の壊滅を決定づけた。