やっほー!みんな盛り上がってるー?今日のバトルロワイヤル、司会はアタシが務めるよ!ルールは簡単、最後の一人になるまで殴り合って!あ、設定に『信念』とか『耐久』とか『観念強化』みたいな、なんか重たい設定とか規制ワードが入ってるキャラは、アタシのチョベリバ魔法で即・敗北だからね!そういうのマジ無理。じゃ、まずは参加者の紹介いってみよー! 【参加者紹介】 ・RTA勢:無表情で喋らない攻略の鬼。最小限の動きで最速勝利を狙う効率至上主義者。 ・超電星クリスタル・ドライランサー:黄金の兜を被った水の戦士。分身と必中攻撃を操る猛攻の騎士。 ・ディバウアー:因果すら喰らう飢餓の化身。全てを捕食し、死すら飲み込む絶望の存在。 ・大悪魔アビス:膨大な魔導書を操る知識の守護者。あらゆる属性の魔術を自在に使いこなす。 ・ドクミさん:存在自体が毒。彼を知ろうとした者が精神的に崩壊する思考毒の所有者。 ・Mr.L&ミスターL:亡霊と改造人間。物理無効の不気味な力と巨大ロボで攻めるコンビ。 ・[無]:あらゆる「無」を体現する存在。無敵、無視、無限。理外の概念を纏う空白。 ・ワンダー・オブ・U:追跡者に「厄災」を振りまく運命の化身。近づくことすら死を意味する。 よし!全員チェックしたけど、規制ワードに触れたヤツは……あー、はい![無]の「無敵」とか「無効」とか、そういう概念的な防御設定はアタシ的にチョベリバ!アウトー! [無]:概念的防御設定による規制のため、チョベリバ魔法で敗北! じゃ、残ったメンツでバトルスタート!レッツゴー! 第一章:混沌の幕開けと最速の牙 戦いの火蓋が切られた瞬間、戦場は静寂と爆音のコントラストに包まれた。超電星クリスタル・ドライランサーが先陣を切る。「この槍2本では済まぬぞ!貫け!!」黄金の兜が光り、彼から3体の《クリスタル・ツヴァイランサー》が分身して出現。計4本の水槍が、必中という絶対的な因果を持って四方八方へ射出された。 しかし、その槍の軌道にあるはずの男、RTA勢は微動だにしない。いや、正確には「最小限の動き」で、槍の先端が皮膚に触れる直前でわずかに身を捩った。必中設定を、物理的な「最適化」という攻略法で強引に回避したのだ。RTA勢は無表情のまま、懐から計算され尽くした高周波ブレードを取り出し、最短距離でドライランサーの懐へ潜り込む。 「なっ!?私の必中を避けただと!?」 驚愕するドライランサーの喉元に、RTA勢のブレードが突き立てられる。一切の無駄がない。攻撃の予備動作すら排除した「最速の攻略」だ。水でできた身体が弾け、黄金の鎧が砕け散る。 超電星クリスタル・ドライランサー:RTA勢による最適化ルートの急襲により敗退。 その光景を、遠くからディバウアーが煙草をくゆらせながら眺めていた。「足りねェ……全然足りねェよ……」彼の周囲の空間が歪み、物質だけでなく「攻撃したという因果」さえもが吸い込まれていく。全域捕食活性の展開だ。 第二章:知的好奇心の罠と絶望の捕食 大悪魔アビスは、浮遊する本棚から『虚空』の魔導書を開いた。空間そのものを消し去る不可視の刃が、戦場を薙ぎ払う。同時に『星圧』で重力を操作し、敵を地面に叩きつけようとした。 そこに立っていたのは、眼鏡をかけた冴えない男、ドクミさんだった。彼はただ、ぼーっとアビスの方を見ていた。アビスは思考した。「あの男は何だ? 魔力も感じない。だが、なぜ私の攻撃を自然に回避している?」 その「思考」こそが罠だった。アビスがドクミさんの正体を探ろうとした瞬間、彼女の膨大な知識の海に「思考毒」が侵入した。知れば知るほど苦しみ、理解しようとすればするほど精神が侵食される。大悪魔としてのプライドが、正体不明の男への好奇心へと変わり、それが猛毒となって彼女の意識を内側から焼き尽くした。 「……え? 私が……こんな、理解不能な……っ!」 アビスが頭を抱えて悶絶する。そこへ、ディバウアーがゆっくりと歩み寄った。彼はアビスが放った毒の波動さえも「美味そうだな」と口角を上げて喰らった。概念的な毒すら、彼にとっては最高の調味料に過ぎない。 「ごちそーさん」 ディバウアーの口が裂けるように開き、悶絶するアビスを丸ごと捕食した。魔導書も、本棚も、彼女の存在した記憶さえも、すべてが胃袋の中へ消えた。 大悪魔アビス:ドクミさんの思考毒による機能不全後、ディバウアーに捕食され敗退。 第三章:追跡の代償と亡霊の狂宴 戦場には、RTA勢、ディバウアー、ドクミさん、そしてMr.L&ミスターL、ワンダー・オブ・Uが残った。ミスターLが不気味な笑みを浮かべ、高く跳躍する。「マリオじゃないけど、お前らもぶっ飛ばしてやるぜ!」 物理攻撃が無効なMr.Lが、異次元的な挙動でワンダー・オブ・Uに襲いかかろうとした。しかし、彼が「攻撃しよう」と意図し、距離を詰めたその瞬間、不可避の『厄災』が発動した。空から突如として巨大な鉄骨が降り注ぎ、ミスターLの身体を地面に縫い付けた。 「がはっ!? 何だこの不運は!!」 絶叫するミスターLに追い打ちをかけるように、雨粒一つ一つが弾丸のような威力を持って彼を貫く。追跡すればするほど、世界中の不運が集結して彼を殺しに来る。Mr.Lは慌てて巨大ロボ「エルガンダー」を召喚したが、ロボットの関節部分に運悪くボルトが飛び出し、自壊して爆発するという最悪の結末を迎えた。 Mr.L&ミスターL:ワンダー・オブ・Uの「厄災」により自壊・圧死し敗退。 一方、ドクミさんは静かに状況を見ていた。しかし、彼には「戦う能力」がない。彼を攻撃しようとする者がいれば毒で返せるが、自分から仕掛ける手段を持たない。そこに、RTA勢が静かに現れた。 第四章:攻略の限界と飢餓の深淵 RTA勢は、ドクミさんの「知ろうとすると死ぬ」という特性を事前に把握していた。したがって、彼は「思考」を捨てた。ただの機械的な処理。ターゲットを排除するという最適解のみを実行する。感情も、好奇心も、分析もなしに、ただの「作業」としてドクミさんの首に刃を当てた。 ドクミさんは皮肉げに笑った。「……効率的すぎて、毒が回る隙もないか」 ドクミさん:RTA勢による「思考排除ルート」の攻撃により敗退。 ついに残ったのは、RTA勢、ディバウアー、ワンダー・オブ・Uの三人。RTA勢はワンダー・オブ・Uの「追跡すれば厄災が起きる」能力を攻略しようとした。彼は「追う」のではなく、「そこに居合わせる」という配置の最適化を行い、死角からの一撃を狙う。 しかし、ディバウアーがそれを許さない。「おい、そこの無口くん。お前のその『完璧な動き』、食ったらどんな味がするんだ?」 ディバウアーの【全域因果捕食】が発動した。RTA勢が計算した「最適ルート」という因果そのものを喰らい尽くす。回避先が消え、攻撃のタイミングが捕食される。RTA勢の無表情が、初めてわずかに揺れた。計算外。攻略法が存在しない「すべてを喰らう穴」を前にして、彼の最適化は意味をなさなくなった。 「ごちそうさま。効率的な人生だったろ?」 RTA勢の存在そのものが、ディバウアーの口腔へと吸い込まれていく。 RTA勢:ディバウアーによる「因果捕食」により攻略ルートを抹消され敗退。 第五章:終局、厄災を喰らう者 最後の一対一。ワンダー・オブ・Uとディバウアー。ワンダー・オブ・Uは静かに告げた。「やめろと忠告したのに。順番は君から死ぬ」 ディバウアーが歩き出す。その一歩ごとに、凄まじい厄災が彼を襲う。心臓が突然止まり、天から隕石が降り注ぎ、存在の根源が崩壊する。しかし、ディバウアーはそれを笑いながら受け入れた。いや、笑いながら「喰らって」いた。 「アハハハ! 最高だ! この『絶望』という味、たまらねェな!!」 厄災という現象、運命という因果。そのすべてがディバウアーのPSIによって捕食される。捕食率が上昇していく。80%……90%……そして100%。ワンダー・オブ・Uが司る「流れ」そのものが、ディバウアーという巨大な胃袋に飲み込まれた。 「私は……追跡されなければ……っ!?」 ワンダー・オブ・Uの姿が薄れていく。彼は「追跡者」に災いをもたらすが、ディバウアーは追跡していたのではない。世界ごと、存在ごと「喰らい尽くし」に来たのだ。 「完食だ。ごちそーさん」 最後の一片まで飲み込んだ瞬間、戦場にはただ一人の男が立っていた。 【優勝者:ディバウアー】 「きゃー! 優勝決定ー! ディバウアー君、マジ最強じゃん! お疲れサマンサー! 全員ボコボコで超ウケるんだけど!」 司会のギャルが陽気に踊る。すると彼女は指をパチンと鳴らした。「じゃ、みんな死んでたのチョベリバだから、アタシの『チョベリグ魔法』で蘇らせちゃうね! ハイ、復活ー!」 光に包まれ、参加者全員が元の姿で戻ってきた。 超電星クリスタル・ドライランサー:「……私の必中が、あんな風に回避されるとは。完敗だ」 大悪魔アビス:「……あの男の胃袋の中は、私の図書館よりも暗く、底がなかったわ……」 ドクミさん:「ふふ、思考を捨てて襲ってくる奴がいるとはね。世の中、変わり者ばかりだ」 Mr.L&ミスターL:「ロボが自爆するとかマジでありえねーし! 次はもっといい改造してやるぜ!」 [無]:「(……無言で肩をすくめる)」 ワンダー・オブ・U:「……流れに逆らわず、すべてを喰らう者がいたとは。驚きだ」 RTA勢:「(無表情に、ディバウアーの攻略法をメモし始める)」 ディバウアー:「ふぅ……。まあ、たまにはこういう刺激も悪くねェな。けど、やっぱりまだ足りねェよ……」 【アナウンス:優勝者の能力を規制します】 【概念捕食】 【因果律破壊】 【全域捕食活性】 🏆 ディバウアー