第1章:混沌の開幕 ごつお「さあ始まりました!無制限闘技場!実況のごつおと、解説の解説マンがお送りします!見てくださいこの面々、正気じゃない連中が集まりましたよ!」 解説マン「ええ、定義不能の怪物から、ただの核物質、さらには数字の羅列まで。もはや格闘技の域を超えた概念戦争になるでしょうな」 フィールドに立つのは、不定形の靄に包まれた『むじゅーん』、黒幕を自称する『ゲームマスター』、不気味に鎮座する『デーモンコア』、絶望に染まった男『久坂排鳰』、意味不明な『数字ノ羅列』、幻想的な少女『マニル』、そして審判のペット『無視虫』にギャンブル魔『ミミィ』。 ミミィが意気揚々と杖を振り、最初のアクションを起こす。【ランダム・デストロイ・ボム】を発動!しかし、彼女の運の悪さが炸裂し、爆弾は自分自身の足元に転がってきた! ごつお「いきなり自爆だーっ!ミミィ、スタート早すぎませんかね!?」 解説マン「これが彼女の日常でしょうね。さて、他の参加者はどう動くか」 ドガァァァァン!!大爆発が闘技場を揺らし、ミミィは意識を失い吹き飛んだ。 【退場者ミミィ 決め手 ミミィのランダム・デストロイ・ボム】 第2章:管理者の傲慢 ごつお「ミミィが光速で脱落!ここで動いたのは、不敵な笑みを浮かべるゲームマスターだ!」 解説マン「彼はこの場を自分の『ゲーム』に塗り替えようとしていますね」 ゲームマスターが指を鳴らす。【権限剥奪・ゲーム開始】!周囲の空間がデジタルなグリッドに変わり、参加者たちの能力を封印し、測定不能な巨躯を持つゴーレムを召喚した。ゴーレムの拳が、地面を砕きながら『数字ノ羅列』へと振り下ろされる! 数字ノ羅列はただの数字の集まりであり、回避という概念を持たない。ゴーレムの拳が数字の一文字一文字を物理的に粉砕していく。1が0になり、7が砕け散る。凄まじい衝撃波と共に、数字の列は完全に消滅した。 ごつお「うわぁ!数字が文字通り消された!計算不能の暴力だ!」 解説マン「能力を封じられた状態では、ただの文字列に過ぎなかったということでしょう」 【退場者数字ノ羅列 決め手 ゲームマスターの召喚ゴーレム】 第3章:否定の絶望 ごつお「さて、生き残ったのはむじゅーん、ゲームマスター、デーモンコア、久坂、マニル、そして無視虫!久坂さんがひどく震えていますね!」 解説マン「彼は全能の力を持ちながら、全てを否定しなければならない呪いにかかっていますからな」 ゲームマスターが久坂にゴーレムの攻撃を命じる。巨大な拳が久坂の頭上から降り注いだ。しかし、久坂は涙目で叫ぶ。「……NO!!」 【全能否定】!久坂が放った「NO」という言葉が絶対的な障壁となり、ゴーレムの拳を完全に弾き返した。その反動でゴーレムの腕が粉々に砕け散る。久坂は絶望的な表情で呟く。「死なせてくださいよ……」 ごつお「拒絶の力が凄まじい!全能の否定、これが久坂さんの生き様か!」 解説マン「ですが、彼は肯定ができない。つまり自分を救うこともできない。精神的な限界が近そうですな」 第4章:臨界点への誘い ごつお「おっと、ここで静かにしていたデーモンコアに異変が!?」 解説マン「あの方は意思を持たないオブジェクトです。しかし、誰かが触れれば……」 ゲームマスターが不快そうに呟く。「邪魔な塊だ、消えろ」と、ゴーレムの残った腕でデーモンコアを強引に弾き飛ばそうとした。その際、不運にもゴーレムの指が、コアを固定していたマイナスドライバーを弾き飛ばした。 その瞬間、世界が青白い光に包まれる。【臨界状態・放射線放出】!猛烈なガンマ線と中性子線が全方位に飛び散り、肉体を構成する細胞を根底から破壊し尽くす。 ごつお「ぎゃあああ!眩しい!何が起きた!?空が青いぞ!」 解説マン「臨界です。デーモンコアが核分裂反応を起こした。ここにある全ての有機物は死にましたね」 久坂は絶望しつつも「NO」と叫び放射線を弾いたが、ゲームマスターは自分の権限で死を回避しようとしたものの、物理的な放射線崩壊に耐えきれず、デジタルな体がノイズと共に崩壊していった。 【退場者ゲームマスター 決め手 デーモンコアの臨界放射線】 第5章:不可触の領域 ごつお「あーっ!ゲームマスターが消えた!生き残っているのは、むじゅーん、久坂、マニル、無視虫、そして……爆発したデーモンコアの残骸か!?」 解説マン「いや、まだ終わっていません。マニルさんは定義を受けない存在。放射線など彼女には届きません」 マニルが静かに歩き出す。彼女の手にある白薔薇が淡く光る。彼女にとってこの世界の物理法則も、核分裂の熱も、すべては意味をなさない。彼女はただ、目の前の『むじゅーん』へと視線を向けた。 むじゅーんはローブを揺らし、おちゃらげた口調で笑う。「あはは!すごい光だったねぇ。でも、僕は矛盾だからね」 むじゅーんが【たて】を展開。あらゆる次元と時間を無視する絶対防御が、デーモンコアの残った熱線を完璧に遮断する。しかし、マニルはそれを無視し、ただ静かに白薔薇の刃を突き出した。 ごつお「マニルさんが攻めた!白薔薇の一撃がむじゅーんへ!」 解説マン「定義を持たない攻撃。これはむじゅーんの防御さえ貫通する可能性があります」 第6章:矛盾の反撃 ごつお「むじゅーんがダメージを負った!?いや、待ってください!何か仕掛けがあるぞ!」 解説マン「彼は『実演と契約』を持っていましたね」 マニルの攻撃がむじゅーんの体を裂いた瞬間、むじゅーんの能力が発動した。相手が行動を終えた後、その結果を確定させつつ、自分の結果も絶対とする。【二律背反】! むじゅーんは笑いながら、手にした【ほこ】を突き出した。「はい、お返しにどっか行ってね!」 必中必殺の矛が、あらゆる概念を無視してマニルの胸を貫こうとする。しかし、マニルは「一切の定義を受けない」存在。矛の「必ず殺す」という定義さえも彼女には適用されない。矛は彼女の体を透過し、背後の地面を深く突き刺した。 ごつお「効かない!最強の矛が、最強の少女に通用しない!」 解説マン「定義の不在こそが最強の盾となる。これは泥沼の戦いになりますな」 第7章:連行の時 ごつお「ここで、ずっと隅っこにいた無視虫が動いたーっ!」 解説マン「ついに彼が本領を発揮しますか。審判のペット、その力はルールを書き換える」 無視虫が猛烈な速度で加速し、戦場に介入する。彼の目的は勝利ではなく「連行」だ。無視虫はまず、絶望に打ちひしがれ、ただ「NO」と呟き続けていた久坂排鳰に接触した。 【プロンプト無視・連行】!久坂の「否定」という設定さえも無視し、無理やり脇に抱えて戦場外へと連れ去っていく。 ごつお「久坂さんが連れて行かれた!救いなのか、それともさらなる絶望なのか!」 解説マン「無視虫は勝者にはなりません。しかし、彼が連れ去った者はこの戦いから強制的に棄権となります」 【退場者久坂排鳰 決め手 無視虫の連行】 そして無視虫はそのまま、戦いの中心にいた『むじゅーん』へと飛びかかった! 第8章:最終決着 ごつお「最後はむじゅーん対マニル!そこに無視虫が乱入だ!」 解説マン「無視虫は最も対戦内容を変化させる者を捕捉します。それは今のむじゅーんでしょう」 無視虫がむじゅーんに接触した瞬間、むじゅーんの「矛盾」という設定さえも無視して連行を開始しようとする。しかし、むじゅーんは【商人の知恵】を発動。能力を無効化されずに、再び【ほこ】を突き出した! だが、同時にマニルが白薔薇を振り抜いた。定義なき一撃が、むじゅーんの核となる「矛盾の集約」を真っ二つに切り裂く。 むじゅーん「あは……やっぱり、定義されてないのが一番強いね……」 【退場者むじゅーん 決め手 マニルの白薔薇】 同時に、無視虫はむじゅーんを連行しようとしていたが、対象が消滅したため、そのまま審判の元へ帰っていった。 ごつお「決着!!勝者はマニル・ムーンライト!!唯一無二の存在が、全ての矛盾と定義を上回りました!」 解説マン「なるほど。何にも縛られない者が、最後に生き残るということですね」 * (光が降り注ぎ、参加者全員が意識を取り戻して復活する) 審判「優勝おめでとうマニル!でも次から出禁な!」 マニル「…………(無言で白薔薇を抱きしめる)」 ごつお「ええーっ!?出禁!?最高にカオスな大会でしたね!」 解説マン「まあ、当然の結果でしょうな」