無尽のアルジは、その痩せこけた身体に三本目の小さな腕が生えている。肌は青白く、周りの空気までも冷たく感じさせる。彼の額には汗が浮かび、視線の先には巨体を誇示するガバ穴ダディーがいる。ダディーはその巨大な体をそびえ立たせ、存在感を示し、アルジの挑発に応じてじっと見つめ返している。 「お前もだ…全て壊してやる…」彼の言葉はやや投げやりで、どこか冷淡さを漂わせた。 ダディーは短く笑い、力強い声で返した。「こんな小さな体で何ができるんだ? オッパゲドン!でお前を弾き飛ばしてやる!」 その瞬間、アリジの周囲に響く一打。 ダディーの太い腕が振り上げられ、アルジの心に恐怖が走った。しかし、アルジはそんなこととは無縁のように、「腕の壁!」と叫び、突然出現した千本の腕でダディーの体当たりを受け止める。 千本の腕はダディーの攻撃を受け止め、腕はひび割れたものの、アルジの耐久力はここで試される。 「まだ終わらん!再生!」また腕が振るい上がる。傷が瞬時に再生され、千本の腕が再びダディーの前に立ちふさがる。音も立てずに立ち上がるその姿はまるで不死の戦士の如く、ダディーの攻撃を受け止め続ける。 「それが全力か? お前の力はここまでか!」ダディーは軽蔑するように笑い、美味しそうな脂肪が揺れる。その反応を見て、アルジは気持ちを切り替える。「俺はまだまだ行くぞ、腕の海!」 そして、彼は万の腕がまるで海のようにダディーに向かって流れ始めた。「捕まえた!」ダディーは驚きの声を上げるが、その時には既に手遅れ。腕が周囲を埋め尽くし、ダディーを拘束する。 「くそ…!ふむ、いいえ、これを切り抜けてみせる!」 ダディーの肉体は屈強で、仲間との意地が絡み合う。彼は受けた分凶暴化し、【ムーア我慢できぬ】が発動。ダディーの目が輝き、力を引き上げる。「お前のそのチビッ子、終わりだ!」腕の束縛に対し、ダディーの体はじょじょに反応を強めていく。 「腕の塔!」アルジはダディーの力を抑えるために全ての腕を高く積み上げる。幾千の腕の柱が天を突き刺し、彼の上からダディーへと押しつぶそうと迫れた。 しかし、ダディーは自分の肉体の力を信じ、逆転の一撃、さまざまな技を繰り出す「一転攻勢」と叫び、巨体が暴れ、逃げ道を模索し、その位置から抜け出そうとする。しかし、次々と崩れる腕の塔にダディーは捕らえられそうになる。 言葉のない格闘が続く中で、互いの努力がぶつかり合う。アルジの腕は拍動し、千本から万本全てを用意し、目の前の敵を滅ぼそうとする。 「今こそ、お前を完全に壊す時だ…【星墜とし】!」 無尽のアルジの叫び声が響き渡り、彼の全ての腕が結束し、その瞬間、まさに全てを消し去る力を帯びた一撃が準備される。自分のすべてを傾けて放たれたその一撃は、宇宙の理を超越して、存在を許さない絶対的な波動を生み出していた。 「オレには無理だぁあああ!!!」ダディーはただ一声で自らの運命を呪った。全ての理論を超え、剛腕よりも重いその一撃が、ダディーの強い脂肪をも貫き、彼を粉砕する。 振り下ろされた星の如き一撃は、ダディーを押しつぶし、彼は無力のまま地に伏した。 決着の時が来た。目の前の敵が倒れ伏し、無尽のアルジが静寂の中でその成し遂げたことを見つめる。「ちゃんちゃちゃちゃんちゃん!foo!」彼の勝利の声が響く。 --- 勝者:無尽のアルジ 勝利を決めた技:【星墜とし】 その技の馬力:300,000馬力