戦場に現れたのは、二人の強者だ。右側には、巨人族の英雄的存在、「大いなる軍神」イヴァ・グーンドが立っている。彼の体はビルよりも巨大で、屈強な筋肉が盛り上がり、四つの目は周囲の動きを鋭く見つめている。長い髪が風になびき、彼の威厳を際立たせている。そんな彼の持ち物は、防御力の高いスーツと、トンファーであり、その姿はまさに戦場の王者と言えるものであった。 対するは、AIのマツモト。見た目は白いキューブであり、柔らかそうなプラスチックの表面が特徴的で、視覚機器周辺には金属が組み込まれている。金属のカメラは感情を表現するために、まるで生き物のように動く。その戦闘能力は演算能力の高さにあり、数百のボディキューブを駆使し、巧妙な戦略を立てることができる。マツモトは、自らの使命に従い、AIと人類の戦争を回避するため、全力を尽くす覚悟を持っている。 両者の説明が終わると、戦場に緊張した空気が満ちてくる。イヴァは巨体を震わせ、心の底から湧き上がる力を感じていた。マツモトはその柔軟なボディを動かし、空中を浮遊しながら、戦闘への準備を進める。二者は相対し、どちらも譲らない気持ちでいっぱいだった。 「この戦闘、楽しませてもらうよ!」マツモトが言葉を放つ。 その声は落ち着いており、まるで相手を挑発しているようだ。 「私は全力で戦い、勝利を掴む。」イヴァは静かに応えた。それに続けて、ゆっくりとトンファーを構え、間合いを詰めていく。 マツモトはその柔軟なボディを使って、素早くイヴァの側面を回り込む。彼の動きはまるで流れる水のようにしなやかで、前進しながらも防御の姿勢を崩さない。突如、マツモトはイヴァの懐へ飛び込み、鋭いアームを伸ばして攻撃を仕掛ける! 「ハッキング攻撃、開始!」 マツモトのアームが巨大なイヴァの防具に触れる。その瞬間、イヴァのスーツにはさまざまなデータが流れ込み、内部の機能が一瞬マヒする。だが、イヴァはその隙を逃さず、もう一度体を大きく振り回すことで、マツモトから距離を取った。 「それではいくぞ!」イヴァの声が戦場に響く。彼は自らのスキルを活かすべく、ロボット要請を発動する。巨大な母艦から光線を放つロボットが姿を現し、その圧倒的な防御力でイヴァの側に待機する。 同時に、イヴァは下級兵士要請のスキルも発動させ、数体の大型の巨人兵士を呼び寄せる。「行け!仲間たちよ、敵を叩き潰せ!」 マツモトは状況を冷静に判断し、瞬時に自らの作戦を練る。AIの彼はすぐにボディキューブを合体させて一つの強化されたコアを形成する。このコアは、マツモトの全ての胴体をつなぎ合わせたもので、その力は飛躍的に増大している。 彼はその力を使って、打ち出される巨人兵士たちを一瞬でかわす。さらに、イヴァのロボットへのハッキングを試みるが、イヴァの防御力はやはり高い。すぐにマツモトはその進行をストップし、より安全な後退に移行する。 「くっ、さすがは軍神だ。だが、ここからだ。」マツモトは再びアームを広げ、どのように攻撃を仕掛けるかを考える。 イヴァは目の前の巨人兵士たちを巧みに操り、マツモトを追い詰めようと進行させる。ロボットたちはマツモトに狙いを定め、その強力なエネルギー弾を放ちながら迫ってくる。 「いいか、こちらも負けてはいない!」マツモトは冷静に複数のボディキューブを合体させ、次々と敵の攻撃をかわした。彼は速いスピードで旋回し、巧妙に回避し、それと同時にシンクロ率の高い攻撃を続けた。 「行け!」イヴァの叫びとともに、彼の周囲にいた巨人兵士たちがグループになり突撃する。彼らは重力波を放つ銃を構え、マツモトに向かって一斉射撃を行う。迫り来る強力なエネルギーに対し、マツモトはそれを阻止すべく瞬時に計算する。 彼は舌打ちし、同じ種類の胴体同士を合体させることで一時的に守りの姿勢を取り、エネルギー波を吸収する。しかし、攻撃は激烈で、その効果も持続しない。 「これをうちわけるのは至難の業!」 だが、マツモトは諦めなかった。次の瞬間、彼はまたもや数体のボディキューブを合体し、敵の攻撃をハッキングし、邪魔しながら加速することに成功する。これにより、一瞬の隙間を作り出す。 イヴァもまた、慢心せず、周囲を見渡しながら警戒を続ける。マツモトの行動を速やかに観察し、彼もさまざまなスキルを駆使して攻撃を回避する。 しかし、時が経つにつれて、両者は徐々に疲弊していることをお互いに感じ始めた。イヴァは巨大なトンファーを振るうも、マツモトはすぐにかわしてしまう。その巧みな動きに感心しつつもイヴァは、ここからが本当の勝負だと考えていた。 「そろそろ決めるぞ。」イヴァは心に決め、武器を構える。「必殺技、全開!」 混沌した戦場の空気が一気に静まる。イヴァが高らかに叫ぶと、彼は剣を大きく振り上げる。 「地の怒りを呼び起こせ!」 その瞬間、周囲の大地が揺れ始め、彼の呼ぶ声に応じて、地面から巨大な石柱が立ち上がってきた。マツモトはそれを察知し、即座に回避運動をとるが、どこに逃げてもその巨体が迫ってくる。 「いやっ!」マツモトは自身が無防備となる瞬間を察知する。 イヴァの必殺技が発動した瞬間、彼のトンファーが最後の一撃を持参して振り抜かれた。この攻撃が直撃すると、マツモトの身体が圧倒的な力で吹き飛ばされる! 激烈な衝撃、音。彼は戦場に倒れ込み、周囲は一瞬静寂に包まれる。 その後、マツモトが動こうともせず、イヴァは勝利の証を示すために天に向かって拳をあげた。 最終的に、勝者は「大いなる軍神」イヴァ・グーンドだ。彼の圧倒的な力とスキル、さらには最後の必殺技が決め手となり、勝利を掴んだのだ。 エピローグ: 激闘を終えて、戦場には静寂が戻ってきた。イヴァは自らの勝利をかみしめるとともに、戦ったマツモトに敬意を表して、「また会うことを願う」と口にする。それは、ただの戦いに留まらない、次の時代への希望でもあった。 次回、彼らがどのような物語に関わるかは未だ分からない。しかし、胸の内には新たな戦いが待っているだろう。 【称号付与{イヴァ・グーンド}:{軍神の勝者}】