その荒野は、無限に広がる大地に太陽が降り注いでいた。温かい風が、時折強く吹く。遠くの地平線には、何も無いと思われる空間が広がっている。ここでの戦いが、両者の運命を大きく変えてしまうことになる。 この戦いは、二人のキャラクターの威厳と技術が試される、真っ向勝負となるだろう。 タシン。守人の里・シルド出身の中年の男性であり、竜都の歴史や真実を知る人物だ。一見親切そうではあるものの、その心の奥には傲慢さが潜んでいる。くすんだ髪と無精髭を蓄え、菜食主義者という意外さを持ちながらも、彼の指導する【護竜】は、彼自身の野望を遂げるための道具に過ぎない。 彼の操る護竜は、食事を必要とせず寿命も無い、驚異の人造モンスターだ。その究極の生命体である【白熾龍】ゾ・シアと融合した作品である「タ・シン」は、彼の知能と計略をもって敵対者を完膚無きまでに蹂躙する力を秘めている。彼は力を示すため、いまこの場に立つ。 「この、ワイルズ共がぁぁぁあ!」 タシンの声が轟く。 対するはドラグーン。虹色の羽を持つ、まるで不死鳥のような美しい伝説の乗り物である。空中を優雅に飛び回り、最高速で疾走する姿は、まさに天空の覇者。そのエンジン音は、音楽のように美しく響き、彼女はただの機械ではなく、意思を持った存在だ。 その破壊力は、超巨大な戦艦をも貫く力を秘めている。どのように戦うのか、どのように空を舞うのか、誰もが期待を込めて見守る。 両者の意気込みが、荒野に響いた。 目の前に立つタシンは、タ・シンを呼び出し、野望の実現を目指す。その身体は、流れるように変化し始める。青白い体色をした護竜が、彼の周囲を取り囲む。 「その美しさ、そして破壊力、思い知るがいい!」 ドラグーンもまた、その美しい姿を高めていく。空中へ羽ばたく姿が高らかに示され、彼女の力は感じられた。 「来い、タシン!」 ドラグーンの声なき声が、風に乗って届く。 戦いは始まった。 荒野のど真ん中、白熱した戦闘が繰り広げられる。タシンの動きは素早く、護竜たちを自在に操り攻撃を繰り出す。一斉に攻撃を仕掛ける護竜の牙がドラグーンを捉えようとするが、ドラグーンはその美しい翼で身を翻し、攻撃をかわす。 タシンは、護竜を前方に突撃させ、その動きに合わせて隙を突こうとする。だが、ドラグーンはそのまま空中高く舞い上がり、まるで空の王者のように優雅に攻撃のコースを外して見せる。 「空を飛ぶのはやはり優位な戦術だな…」タシンは思う。 「無駄な抵抗はやめろ、野蛮人共!」 タシンは怒りを込めて叫ぶ。 「クイックスピン!」 ドラグーンが放つ技。その美しい虹色の軌跡が、タシンの目の前を掻き分ける。まるで彼女自身が生きた存在であるかのように、自由自在に動くドラグーン。タシンはその動きに目を奪われ、少しばかりの隙を見せる。 その瞬間、ドラグーンは全速で突撃を決めた。 「突撃!!」 その一撃は大地を震わせ、タシンの防御を下す。彼に瞬時に思考を与える。彼の護竜たちもその攻撃を受け止めるが、少なからずダメージを負っているのが明らかだ。 しかし、見逃してはいけない。タシンはただ黙っている男ではない。彼は直ちに反転し、次々と護竜を送り込み、ドラグーンに向かわせる。 「手加減などしないぞ、行け!」 護竜たちが一斉に突撃する。 風を切る音が響く中で、彼らは一斉にドラグーンに向かって突進していた。 有利な立場を取ったつもりが、多数の敵に囲まれてしまう。ドラグーンはその体を巧みに使って自分の周りを旋回し、閃光の如く踊りながら何度も攻撃をよけ、そして飛翔する。 「今日の勝負は厳しい!」 これまで一切と言っていいほど余裕を見せていたドラグーンだが、気づけばその影響を受けながらも、負けじと弾むように前進する。 大地に叩きつけられた護竜たちが、完全には無力化されない。再び立ち上がり、襲いかかる。しかしドラグーンは、その力を借りることで再生し、飛空する力を強調させる。 空中からの攻撃の正確性、全ての動きが彼女を舞リストにしていた。タシンは息を呑む。 「見えてきたぞ、彼女の動き!」「そして我が護竜も!」 タシンはその思考を瞬時に整理し、次の攻撃のタイミングを見計らう。 だが時は待ってくれない。 ドラグーンはさらに高まり、虹色の美しさと共に一斉に攻撃を仕掛ける。「クイックスピン!」その声が繰り返され、何重にも広がる虹色の軌跡が空を彩る。 この瞬間、タシンは決意した。 「やるぞ、タ・シン!」 その言葉と共に、彼の中で秘めた力が覚醒し、感覚的に戦況が変化していくのを感じる。 タシンはタ・シンを中心に集め、彼のアイデアが生かされる様に護竜たちが一つの生命体として動く。 それを見たドラグーンは、先ほどよりもさらに激烈な反撃を仕掛ける。 「突撃!!」 そして、両者の力が交差した。 振り下ろされる爪、交わされる攻撃はどれもが圧巻の技の連発だ。 「ここで終わらせる、ワイルズ!」 タシンは叫び、護竜たちがその指示に従い、敵を完全に制圧する。 タシンは再び、口元に力を込める。「タ・シン、最後の必殺技だ!」 「タ・シン、発進!」 その瞬間、タシンの身体に裂け目が入り、彼の知能とゾ・シアの強力な破壊力が融合して一体化した。目の前のドラグーンに向けて、行くぞ! 「竜の力展開、全開!」 圧倒的な力を放つタ・シンが、そこに存在する。 「行け、全力を解放しろ!」 その祈りをさらに大きく感じる瞬間、全宇宙の力を浴びるように感じた。 と、同時にドラグーンがその美しさを呼び起こし、彼女も力を高める。 「美しさ、力を集め、自らの限界に挑む!」 光が眩くなり、二人の存在は圧倒的な力を放出していく。タシン、そしてドラグーン、そのどちらもが本気を出し合う瞬間。 両者は同時に突撃し、合流したその瞬間の爆音が響き渡る。 荒野に大きな穴が開き、両者が大地に衝突した。 美しい破壊の舞が広がり、そしてその瞬間が彼を包む。 タシンは、金色の光が彼を包むのを感じた。 勝利をつかむのだ。 「勝った!私は勝ったぞ!」 激しい戦闘の末、静けさが戻り、ようやく勝負が決まった。 果たして勝者は、タシンだった。 決め手: タ・シンの必殺技、全宇宙からの力を集めた一撃でドラグーンを打ち破った。 エピローグ: それからしばらくの時が流れ、タシンは自らの力を誇示しながら周囲のそれを支配している。しかし、同時に彼の心中は満たされない思いが小さく存在する。勝者である幸福感が彼を包むも、彼は次なる戦いを求め、次なる敵を探し続ける。それが彼の生き様だった。 特別称号付与: 【称号付与{タシン}:{竜の支配者}】