第6の使徒ラミエル襲来 平穏な日常は突如として破られた。チームAの基地上空に異形が現れる。青色の8面体、ラミエル。その姿は不気味に宙を浮き、さまざまな角度から鋭い光線を放つ。その力は、前の使徒を遥かに上回るものだ。警告音が鳴り響く中、チームAのメンバーは迅速に対策を練る。 「全員、戦闘体制を整えろ!使徒が接近中だ!」 綾波レイが零号機に搭乗し、モニターを見つめる。彼女の瞳には決意が宿っていた。その時、基地内で次に動くべき存在が彼女の脳裏に浮かぶ。 「エヴァの発進を待たねば。」 だがその瞬間、ラミエルが静かに形を変え、青く光る加粒子砲を発射。閃光が基地を貫く。 「避けろ!零号機、ATフィールドを展開!」 綾波はすぐさま指令に従い、ATフィールドを展開する。しかし、その光線はATフィールドを貫通し、直撃。機体が揺れ、電子音が鳴り響く。 「ATフィールドが、無事だ。だが…!」 痛みを堪えて綾波は反撃に出る。機関銃を腕に装備し、ラミエルに向かって連射する。しかし、ラミエルは光線の発射と形態変化を繰り返し、容易には捉えられない。 序盤:零号機の奮闘 「駄目だ!光線が速すぎる!」 SA-2F ガイドラインがミサイルを発射し、ラミエルの周囲に位置取りする。高高度防空ミサイルシステムが動き出し、迎撃に出る。 「敵を補足、ミサイル発射!」 8基のミサイルが空を切り、ラミエルに向かって飛んでいく。しかし、ラミエルはその奇怪な形を生かして逃げる。次々とミサイルが無力に空に消える。 「クッ…!」 テニスの達人、princeofテニスリョーマが立ち上がる。彼は笑みを浮かべ、テニスフィールドを展開する力を使う。 「さて、みんな。君たちをテニスの試合に引きずり込んでやる!」 ラミエルが認識した瞬間、まさにスチールのコートが展開される。リョーマの力は、相手を束縛することにかけては無敵だ。だが、使徒にはテニスの試合は通用しない。果たして効果はあるのか。 「まだまだ甘い!」 リョーマは相手の弱点を狙うプレースタイルで、次々とテニスボールのようなエネルギー波を放つ。しかし、ラミエルはまるでその攻撃を嘲笑うかのように、加粒子砲を撃ち続ける。 中盤:チームの苦境 零号機は体力を削られ、SA-2Fもミサイルを尽くし、リョーマのテニスでもラミエルを捉えきれない。焦りがチームメンバーに広がる。 「レイ、もう限界だ!逃げるべきだ!」 「負けない…。私は、みんなを守るためにここにいる。」 綾波は奮闘を続けるが、ラミエルの光線が続く。正面から当たったような衝撃で、零号機は再度揺れた。 ラミエルはそのまま加粒子砲を最大出力で撃つ。山が吹き飛ばされるように、零号機のATフィールドが破られ、衝撃が全方向に広がった。 「きゃああああ!!」 「レイ!」 仲間たちの叫びが響くが、光の中に消えていった。静まり返る一瞬、まるで時が止まったかのようだった。 終盤:運命の転機 ところが、その瞬間、突然の火花のごとく現れたのはEVA4号機だ。銀色の機体が、盾と赤い槍を持ち、まるで神の使いのように振る舞った。 「EVA4号機発進!」 新たな加入者により、チームAに希望の光が差し込む。EVA4号機はラミエルに向かって果敢に突進し、ATフィールドを無効化するアンチATフィールドを展開する。 「行け!盾で守る、赤い槍で刺す!」 ラミエルが反応するが、いまだ形を変えたまま。EVA4号機はそのピンポイントの動きでラミエルのコアを目指す。 「今だ!」 綾波が再びエネルギーを集結させる。そして、EVA4号機と共に、共闘の力でゼロ距離の攻撃を仕掛ける。 「行けぇぇぇ!」 一撃、コアが爆発する。ラミエルの悲鳴が長い間響き渡る。 決着:無限の強さの終焉 ラミエルは崩れ、青い液体に変わって爆発する。一筋の閃光が天に向かい、次第に十字架の形を見せつつ、空に虹がかかった。その瞬間、チームAはやっと勝利の感覚に包まれる。苦しみの中に希望が広がる。 「やった…!」 綾波の声。彼女の言葉はチームメンバーの心に響いた。その瞬間が過去の激闘の全てを報いるかのような解放感で包まれた。チームAは新たな、明るい未来を見据えつつあった。 青い空の下、輝く虹が彼らのただ中に光を指し示していた。