空は曇り、暗雲が立ち込めている。傲慢な神々が人類抹殺を宣告し、彼らに立ち向かう唯一の希望、ミリー、大魔王ゾーマ、博麗霊夢、そしてきゅーしょんは一堂に会していた。彼らの目の前には、黒い霧の中から現れた神の影が立ちはだかっている。対戦を行うためにはまず、この神を倒さなければならない。 「この場を掃除するのは、一番の聖騎士である私よ。神なんか怖くない。」そう言って、ミリーは聖剣『ニルヴァーナ』を引き抜き、光り輝く刃を高く掲げる。銀髪を靡かせ、冷静な目で神を見据えた。 「ほざけ、聖騎士よ。我こそが全てを支配する神だ。人間など、あっという間に塵と化す。」 神の声は轟き、彼女の心に恐怖を植えつけようとする。しかし、ミリーは怯まない。「私たちには力がある。仲間と共に戦う意志が!」 大魔王ゾーマが口を開く。「お前の力、見せてもらおうか。この程度で私たちが負けると思っているのか?」 彼は微笑みを浮かべ、手を上げると、周囲に冷気が漂う。 「こごえるふぶき!」 猛吹雪が神を襲うが、神はそれを軽々と避ける。「無駄な抵抗だ。お前たちの力は、私には通用しない!」 その時、博麗霊夢が顔を出す。「むー?あー、それが神なの?それなら私のスペルカードを使わせてもらうわ!」 彼女は霊符を掲げ、色とりどりの光弾を神に向けて発射する。 「霊符『夢想封印』!」 光弾は神に直撃し、炸裂する。しかし、神はそれをものともせずに笑う。「そんな攻撃、私には聞かんわ!」 「まだまだ、私の力はこれだけじゃない。」 再び霊夢がスペルカードを取り出し、今度は封魔陣を展開する。「夢符『封魔陣』!」 青白い結界が現れ、神の動きを封じ込める。 「くっ、これは厄介だが、まだ足りん!」 全員が神に向けて攻撃を集中させ、ミリーはすかさずニルヴァーナを振り下ろした。「ニルヴァーナ・スラッシュ!」 神は苦悶の表情を浮かべるが、まだ完全には倒れていない。 「私の番だな。」 きゅーしょんが前に進み出た。「こいつを浄化するには、思いっきり罪をためてやる必要があるな。」 彼女は笑顔で突進し、巨大な鎌を振るいながら神に迫った。「さあ、罪をたっぷりためていきな!」 「そ、それは…」 神は焦りを見せる。きゅーしょんはどんどん攻撃を重ねながら、蓄積クライムで罪を増やしていく。 神の機能が麻痺し、次第に嫌気が差してくる。「貴様、このままでは許さんぞ!」 その時、きゅーしょんの目が輝いた。「これが私のフルパワー、断⭐︎罪タイム!」 彼女は鎌を巨大化させ、一斉に神に振り下ろした。 「一刀両断!」 神は恐怖に震え、完全に防御を失った。切り裂かれる瞬間、膨大な罪が彼女の攻撃に反映され、神の姿が崩れ始めた。 「僕は…神だぞ!」 その声も虚しく、神は消え去った。 静寂が訪れ、勝利の喜びに溢れる仲間たち。その中できゅーしょんは一歩前へ出た。「これで、私が罪を浄化したおかげで皆が助かったというわけさ。」 「さすが、頼もしい仲間ね。おめでとう。」 ミリーは微笑み、他の仲間も称賛の言葉を送った。 その瞬間、神の力を打破したきゅーしょんは、全員から称号『ゴッドスレイヤー』を与えられる。「これからも、仲間と共に、あらゆる悪を断罪していくわ。」 彼女の笑顔は、その決意を含んでいた。