第一回戦:市街地 戦場は転がるビルと狭い路地が入り組む市街地。ガストーン・コロッシブの操るビルドハンターは、激しい闘志を燃やしながら、激しさを増す戦場に身を置く。対するヴィクトル・オスキンは軽快に「リサー」を操り、周囲に視線を巡らせている。 戦闘の始まりを告げる音が響く。ガストーンはまず、右手のコロッシブバスターを構え、ヴィクトルの姿を捉えた。ビル間の隙間から、彼の機体が現れるや否や、ガストーンは溶解ビームを発射した。しかし、ヴィクトルは素早くその場から後ろに跳び、発煙弾を発射しながら視界を遮った。 「見えないな、だが、今のは直撃するには難しいだろう。」そう思いつつも、ガストーンは次の動きを考える。ヴィクトルの行動速度が得意とする爆薬攻撃を意識しつつも、アシッドフレアーを前方に打ち込み、周囲の地面の腐食を促す。 視認困難な状況が続く中、ヴィクトルはグラップルで近くの車を掴み、それを防御兼攻撃の障害物にする。次に彼は自らのトリックを仕掛けるため、C-5をその車両に設置し、すぐさま退避する。 「行きます!ドカン!」と、トリガーを押すヴィクトル。爆発音が響き渡り、ガストーンは驚きとともに後ろへと飛ばされる。ヴィクトルは、ビルの陰からその隙間を通り、ガストーンに接近する。 だがガストーンはその時に冷静さを取り戻し、リペアードクターを起動して損傷を回復。ソリッドシールドを展開し、再度の防御体勢に入る。ガストーンも負けじと、誘爆を狙う「リクイド・カタクリズム」の準備を整えた。 最終的にガストーンのコロッシブバスターが炸裂し、ヴィクトルの計画を大きく崩壊させる。市街地の一角が侵食され、ビルの破片が飛び交う中、ヴィクトルは逃げ惑うも、傷を負う。 第一回戦はガストーン・コロッシブの勝利! 第二回戦:山岳 次の戦場は山岳。急な斜面と泥沼が目を引く。ガストーンは「ビルドハンター」を操り、ヴィクトルの動きを横目に見ながら進み、更なる優勢を求める。泥濘にはまる度に腕力を使い、彼の機体は少々のスリップを感じつつ、進まねばならなかった。 開始の合図が響くと同時に、ヴィクトルは軽快に周囲を見渡し、戦闘開始。巧妙に飾り付けられた爆発トラップを仕掛け、泥沼の急斜面を使って後方から襲撃しようと図る。ガストーンはそれに気づき、アシッドフレアーを発射する。 最初の爆発による衝撃で、ヴィクトルはばらまかれた泥と部品に覆われ、一瞬動きが鈍る。しかし、ヴィクトルは機体を立て直し、そこに隠し持っていたナイフを使い、再戦。 ガストーンは立ち上がるヴィクトルに対し、「ビルドハンター」の特性を生かして、横から固いシールドを用いて応戦。ヴィクトルがナイフで突き込むと同時に、ガストーンはカウンターを狙うも、その隙を突かれ、深手を負う。 戦闘が長引く中、戦術が明らかになり、お互いの真価が問われる場面。最終的には、ガストーンの最後のチャージによって一気に誘爆が広がりヴィクトルの機体を損傷させたものの、ヴィクトルは急所は逃れ、ガストーンは泥沼で立ち往生。 その隙に、ヴィクトルは相手の機体を狙い、爆弾で一機を葬り去った。 第二回戦はヴィクトル・オスキンの勝利! 第三回戦:砂丘 最終戦は視界が全くない砂丘。弾数が限られる中、二人は接近戦を狙っている。しかし、ここで優位に立つのはガストーンだ。彼は広範囲を攻撃するアサルトアーマーを駆使することにより、周囲の位置を確認する。 「こうなれば、逃げずに止めるしかない。その方法は一つだ。」ガストーンが思索する中、ヴィクトルは爆弾を準備し、周囲の物を探っている。ともかく、視界を確保したいガストーンはまず先に攻撃を仕掛ける。 アサルトアーマーを発動し、砂丘の周囲を一気に巻き込む大爆発が起きた。ガストーンはその混乱の中で姿を消すヴィクトルを見逃すまいとするが、ヴィクトルはその時、すかさず隠し持っていた小型爆弾を発射する。 ガストーンはそれに気づき、ソリッドシールドを展開。彼にはその反応速度が必要だった。ヴィクトルはその隙を突くことができず、次第に不利に転じる。 しかし、最後の逆転を狙ってヴィクトルはその弾倉を全て使用し、すべて仕掛けた爆弾を連続で発動。起死回生を狙い、ガストーンを撃破することに成功する。 最終的にガストーンはその防御も奪われ、視界を奪われ、土砂に埋まることとなった。 第三回戦はヴィクトル・オスキンの勝利! 全体結果 それぞれの勝者は一勝ずつ。ガストーンが一勝を、ヴィクトルも一勝を挙げている。 しかし、勝利数を比べた際には、最終戦で勝利を収めたヴィクトルが全体勝者である! 最終勝者:ヴィクトル・オスキン