一回戦:市街地 戦場は市街地、ビル群が立ち並び、遮蔽が豊富に存在する。試合開始の鐘が鳴り響くと、"生命賛歌"Gregoriusが操る中量級機体「CATHEDRAL」が速やかに周囲のビルを利用し、敵の動きを探る。一方、チームBのデイン&パーラが搭乗する大型機体「ザッハートルテ」は、その四脚特性を生かして安定した移動を続ける。 Gregoriusは、自律子機「聖霊」を前方に出し、敵の位置を探ろうとする。その瞬間、「ザッハ」は鋭い動きで「聖霊」を一掃し、「CATHEDRAL」に接近。対空射撃で機体の動きを止めようとするが、Gregoriusは冷静に「聖火」を展開。誘導弾が次々と発射され、「ザッハートルテ」を惑わす。 "今だ!"と語るのはGregorius。彼は「ロンギヌス」を一瞬で突き出し、「ザッハートルテ」に向けて突撃する。デインは無駄な動きをせず、「トルテ」を分離させ、その機体を利用してGregoriusの攻撃をかわそうとする。 しかし、意表を突かれたのはデインの方。「CATHEDRAL」は次々とビルの影から出現し、護衛の「聖霊」がその急所を守る。Gregoriusの攻撃を受けた「ザッハ」は悲鳴を上げ、瞬時に半壊状態に陥る。最終的にデインは「ザッハートルテ」に再合体も試みたが、完全な防御体制を整えた「CATHEDRAL」に捻じ伏せられ、Gregoriusの一撃が放たれる。 勝者:チームA --- 二回戦:山岳 舞台は山岳戦。険しい斜面と泥沼。両チームはすぐさま地形を利用しようとする。Gregoriusは「CATHEDRAL」を地形に沿って移動させ、多数の自律子機を展開。山岳の闇に隠れ、待機をする。「ザッハートルテ」はその重量と堅牢さを生かして、斜面を力強く登り、視野を確保する。 戦いの火ぶたが切られ、デインが「トルテ」を巧妙に操作し、急斜面からIncline攻撃を試みる。しかし、Gregoriusはその動きをすぐに察知し、敵を裾野で待ち受ける。自律子機たちが逐次攻撃を仕掛け、周囲の視界を奪う。デイン&パーラは動き続けながらも、なかなか突破口を見いだせない。 「ザッハートルテ」が一瞬無防備になったところを、「CATHEDRAL」の「ロンギヌス」が突き刺さる。膨工な一撃で「ザッハートルテ」は崩れ、バランスを失った。今までの集中的な火力でダメージを受けていたデインは思わず機体を倒し込む。 Gregoriusはその隙を見逃さず、全機のサポートを受けて完全に包囲。もう一度再合体を試みる時に、彼の槍が放たれ、最終的な攻撃が決まる。冷静かつ計算し尽くされた動きで、山岳の主を決定づけた。 勝者:チームA --- 三回戦:砂丘 戦地は砂丘、その特性上、隠蔽が極端に少なく、互いに視認し合う状態が続く。今回は白熱した戦闘が予想され、両チームは準備を整える。「CATHEDRAL」は広大な砂地を自在に駆け巡りながら、「聖火」「聖霊」「聖弾」を駆使して、敵との距離を保っている。 「ザッハートルテ」はその特徴生かし、四脚を使って低いからの視点を取り、瞬時にサイドバーティカルに攻撃する。だが、Gregoriusはその攻撃を反応良く避け、速やかに「ロンギヌス」で反撃に出る。 デインとパーラは、全軍の合体した力を引き出すべく、両機の距離を保ちながらも連携を強化。攻撃を半分流し、合体による力を利用して強力な衝撃波を放つ。だが、その波に押されたのは「ザッハートルテ」だった。 互いに攻撃が行われる中、Gregoriusは素早く状況を分析。彼は子機を駆使して、敵機の一部を引き剥がし、「CATHEDRAL」がフィニッシュムーブで急所を貫いた。砂丘を飾る鮮やかな戦闘がここに終了を告げ、彼の勝利が確定。 勝者:チームA --- 総括 一回戦・二回戦・三回戦を通じて、チームAが全ての試合を勝利し、見事に全体戦のチャンピオンとなる。Gregoriusの圧倒的な戦術的思考と機体の性能が光る3ステージだった。 最終的な勝者:チームA("生命賛歌"Gregorius)