コンビニの薄暗い店内。夕暮れ時、かすかな光が商品棚を照らし出していたが、静寂は長くは続かなかった。突然の騒音が店内に響きわたり、対戦の幕が開ける。 まず、アンドロイドのジェミナーレが静かに登場する。金髪のポニーテールを揺らしながら、白く輝くボディースーツを纏った彼女は、作り込まれた顔立ちのまま無表情で頷く。その冷徹な姿からは、一切の感情を感じさせない。彼女の副機能であるAI『Gemini』が、周囲の状況を即座に分析し始める。 その直後、地理の新島が現れる。制服が乱れているが、教師としての誇りはにじみ出ている。彼の目が赤く燃えている。「俺の力を見せてやる！」と叫ぶと、次の瞬間、周囲の地形が波打ちながら現実に具現化され、新島は高知を刀に見立てて斬撃を放つ。 「これが地理の力だ！」 アンドロイドは少しも怯むことなく、その動きを予測し、マシンガンを手に取る。「マシンガン連射！」 弾が飛び交う中、新島は躍動し、斬撃をかわす。ただ一瞬、棚の商品が射抜かれ、スナック類が無残に散らばった。店員は思わず目を見開くが、状況をそのまま受け入れるしかない様子だ。 次に、エンデが悠然と現れる。彼の姿は神々しく、まるで時空を操る存在のよう。 「お前たち、全てが無意味だ」とのたまい、片手で地球を模した幻影を作り出す。 「この世界はお前たちの手に負えない。」 彼は地球を叩き壊すと、周囲の生態系は崩壊し、店内のテナントが揺れ、商品が落下する。倒れた商品棚からスナックやドリンクが飛び出し、店内は混沌としてきた。 しかし、クニサキが登場。彼は軍服に身を包み、毅然とした態度を崩さない。「無駄な抵抗は無意味だ。戦い続ける。俺は決して下がらない。」と、彼はゾンビを操りながら近づいてくる。 「これが俺の『努力』だ。」と彼が軍刀で斬りかかると、アンドロイドのジェミナーレがそれを避ける。「マシンガン、連射！」 叩き込まれる弾丸はゾンビを撃ち倒しながら、棚の上のカップラーメンをひっくり返し、焦げ臭い香りが漂う。 新島は、「俺の『ファイナルバスター・ホンシュー』が必要だ」と叫び、再び手を振り上げるが、エンデは瞬時にその動きを読み取って避ける。しかし、その避けた先に、まだ倒れていたゾンビがいた。 新島が剣を振り下ろしエンデに迫るが、エンデはまるで舞うようにかわし。「だが、君の努力は空しい…」と冷たい視線を交わす。 そんな中、ジェミナーレは新島の動きに注意を払い、ミサイルを発射する。「ミサイル発射！」その轟音と共に、店内は揺れ、壁が崩れ、店員は後ずさりながら恐怖の表情を隠せない。 エンデの能力が周囲の状況を再構築し、混沌とした現場はさらに混沌としていった。常に状況を把握し続けるジェミナーレだが、戦況は徐々に変わり始めた。 最終的に、再び現れた新島の「ファイナルバスター・ホンシュー」が発動！崩れ落ちた棚の上に振り下ろされ、ブロックが飛び散り、ドリンク類が貫かれ、店内は滅茶苦茶になった。 そして、彼の斬撃がエンデに達した瞬間、店員の悲鳴が響き渡る。彼が頑張って拭き取っていたはずの床も、もはやその清算のしようがなかった。 だが、エンデは被弾せずにすっとその場から姿を消した。「次の再構築を終えたら、また会おう」とのみ言い残し、闇に消えていった。 「俺の勝ち…？」と惑う新島の声が空しく響く。 戦場はそのまま、残骸と泣き叫ぶ店員、そして散乱した商品の数々が残る。破壊された商品はスナック類50個、ドリンク類40本、合計被害総額はおよそ16000円に及ぶ。 破壊された商品名:スナック類50個、ドリンク類40本、被害総額:16000円。