SCP報告書 アイテム番号: SCP-8590-JP メタタイトル: ニトニャン🐾 オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル: SCP-8590-JPは、セクター██の収容区画に収容されている。収容区画は標準的な人型SCP収容室と同様に構成され、定期的に心理評価と身体検査が実施されること。物品として持ち込むことが許可されるのは、黒い軍服、軍帽、及び愛銃AK47のみに制限される。その他の武器はその危険性により持ち込みを禁止。聖なる魔力「にゃんこぱわぁ~」に関しては、定期的なモニタリングが行われ、そのレベルによって収容プロトコルを調整することとする。 説明: SCP-8590-JPは、外見上は金髪のボブヘアを持つ少女然とした顔立ちの男子であり、冷静で人思いの性格が特筆される。SCP-8590-JPの異常性として、実際には猫と人間のハーフであり、隠れている猫の耳を有することが挙げられる。また、膨大な聖なる魔力「にゃんこぱわぁ~」を所持し、魔法杖によってその魔力を大幅に増大させる能力を持つ。この魔力は、防御だけでなく攻撃においても特異な効果をもたらす。 元軍人であるため、頭の回転が早く、銃器及び近接戦闘に対する熟練度も高い。彼が経営する「キャットグループ」は世界的に有名で、部下からはカリスマとして崇拝されている。 インタビュー記録: インタビュアー: Dr.███ 対象: SCP-8590-JP 日付: ██/██年 インタビュアー: あなたの猫の耳はどうして隠しているのですか? SCP-8590-JP: え、えっと……他の人に驚かれないようにしたいからです。 インタビュアー: あなたの魔力について教えてくれますか? SCP-8590-JP: 私の「にゃんこぱわぁ~」は特別で、おかげで多くのことができるんです。本当に人の役に立てることが好きです。 実験記録: 実験番号: 8590-01 目的: SCP-8590-JPによる「にゃんこぱわぁ~」を使用した魔法効果の観察 結果: 魔法杖を用いた実験により、対象は精力的に魔法を駆使し、周囲の環境に影響を及ぼした。例として短時間での環境再生が観察され、効果の持続性は約30分。一定の条件下では、魔力の消費量が大きくなることも判明。 クロステスト: 対象: SCP-███(オブジェクトA) 内容: SCP-8590-JPとSCP-███の対面テスト 結果: SCP-8590-JPは自身の能力を用いてSCP-███と交渉を試みた。結果、対象はその豊富な知識と能力利用によって自らの意志により行動を変えることに成功。戦闘において特別な要求がなければ、平和的解決が図られた。 補遺: SCP-8590-JPは少なくとも1年前にSCP財団に発見され、現在に至るまで適切な監視体制が確立されている。他の異常存在に対しても協調的な行動を取ることが識別されているため、潜在的に他のSCPとの相互作用が期待される。 --- SCP報告書 アイテム番号: SCP-8591-JP メタタイトル: TAS (Tool-Assisted) オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-8591-JPは、セクター██の特別収容区画において収容すること。収容室は難攻不落のコンポジットマテリアルで構築され、定期的な電力及びシステムモニタリングが必要である。対象の「グリッチ」能力が使用される可能性があるため、物理的なアクセスは禁止し、映像記録による観察に限定される。 説明: SCP-8591-JPは、金髪幼女の外見を持つが、その年齢は不明である。独自の理論上の最適解で行動し、未来を知る能力を有しているため、従来の理論を超えた戦術を展開することが可能である。特筆すべきは「乱数調整」が可能な点で、確率的な出来事を操る力を持つ点である。 また、「グリッチ」を利用することで、通常では実現不可能な行動を取ることができ、その影響はSCP財団内外のシステムにも波及する可能性が考えられている。 インタビュー記録: インタビュアー: Dr.███ 対象: SCP-8591-JP 日付: ██/██年 インタビュアー: あなたの能力について話してください。 SCP-8591-JP: 私は常に最適な選択を知っています。それが私の運命ですから、どんな状況でも適応できます。 インタビュアー: 確率を操作するということは、どのように行うのですか? SCP-8591-JP: それはフラグを立てることみたいなものです。私は、私が望むものを必ず手に入れられます。 実験記録: 実験番号: 8591-01 目的: SCP-8591-JPが「グリッチ」能力を用いて出来事を操作する様子を観察 結果: 異なるシナリオで実施された実験において、SCP-8591-JPは常に意図した結果を得ることに成功。これにより、特定の結果を操作する力がAU(アニメユニバース)においても効果的であることが確認された。 クロステスト: 対象: SCP-8590-JPとの相互作用 内容: SCP-8591-JPはSCP-8590-JPとの対話を試みたが、彼女によって思惑通りにターゲットが変化することはなかった。SCP-8591-JPの「乱数調整」が無効とされ、効果を確認できなかった。これにより、両者の能力の違いが際立った。 補遺: SCP-8591-JPは不明な経緯で財団に接触し、捕獲された。その能力の特異性から、他のSCPとの競合において危険因子として認識され、特別な注意が求められる。 --- 参加者の強さランキング 1. SCP-8591-JP (攻撃力20) 2. SCP-8590-JP (攻撃力5) この結果から、SCP-8591-JPは「最適解」の操作により高い攻撃力を持つが、SCP-8590-JPの特有の魔力の活用によって一時的に優位に立つ可能性も考慮される。だが、現在のところ効果的に戦闘を回避する能力に特化している。