伝説の闘技場:6人トーナメント戦 序章:闘技場の開幕 古びた闘技場に、観客の熱気が渦巻いていた。中央に立つ審判は、お堅いおばさん・エレノア。眼鏡の奥の鋭い目で参加者たちを見据え、厳格な声で宣言した。 「諸君、ようこそこの全画面判定の闘技場へ! 全ての攻撃は逃げ場なし、全て命中する。回避は防御に変わり、1/4ダメージを受けるのみ。ルールを厳守せよ。敗者は潔く退場だ。さあ、トーナメント開始!」 参加者は6名。抽選で対戦カードが決まった。第一試合:空耳マイコー vs カンフーにゃん🐱。第二試合:ドラクル・ヴラド・ストリゴイ vs 三角様。第三試合:コッペリア vs Dr.ドゥーム。 勝者3名が準決勝へ、敗者3名はバトルロワイヤル形式の敗者復活戦へ。復活者1名が準決勝に合流し、決勝へ進む。 第一ラウンド:第一試合 - 空耳マイコー vs カンフーにゃん🐱 闘技場に二つの影が現れた。一方はキラキラ輝くポップスター、空耳マイコー。MJの魂が宿った彼は、マイクを握りしめ「ポゥ!」と叫んでポーズを決めた。対するは猫耳のロボット、カンフーにゃん🐱。試合開始前に礼儀正しくお辞儀をし、ゴロゴロと喉を鳴らした。 エレノアがゴングを鳴らす。「始め!」 カンフーにゃんが素早さ30を活かし、先手を取った。千里眼の猫の目でマイコーの動きを先読みし、超高速猫パンチを放つ。全画面判定ゆえ、マイコーは逃げられず直撃! しかし、マイコーはムーンウォークで回避を試みたが、それは防御行動に変換され、1/4ダメージ。パンチの威力25が軽減され、マイコーのHPがわずかに削れた。 「ポゥ! そんなパンチで俺を止められるか!」マイコーは反撃。ドリームシャインを放ち、手からキラキラ粉末を撒き散らす。魔法攻撃がカンフーにゃんの魔法防御力20を貫き、ダメージを与えた。カンフーにゃんは自由奔放ゴロゴロで転がり回避を試みるが、これも防御に変わり、1/4ダメージ。 カンフーにゃんは不撓不屈の遊び心で耐え、ブロッキングを仕掛けた。マイコーの次のスピンジャンプに割り込み、プッシュで弾き返す! 成功し、先手奪取。超高速猫キックを叩き込み、マイコーを吹き飛ばす。マイコーはハットアタックで応戦、白いハットをブーメラン投げで放つが、カンフーにゃんのジャストガードが発動。タイミング良く防御し、HP微回復。 「にゃはは、遊ぼうぜ!」カンフーにゃんが軸のアルカナで奥のラインに移動、死角から超高速ローリング頭突き。マイコーはダンスマジックを踊り、神経破壊を狙うが、カンフーにゃんの明鏡止水の境地が魔法を軽減。互いに削り合い、マイコーの華麗さが徐々に押され始めた。 カンフーにゃんが相手を掴んで空高く投げ飛ばす大技を決め、マイコーを地面に叩きつける。全画面ヒットで逃げ場なし。マイコーのHPが尽き、「ポゥ…!」と倒れた。 エレノア「勝者、カンフーにゃん🐱!」 第一ラウンド:第二試合 - ドラクル・ヴラド・ストリゴイ vs 三角様 次なる対戦。黒塗りのMAZDA RX-7に寄りかかるドラクル・ヴラド・ストリゴイは、不老不死の威厳で微笑んだ。「フフ、血の宴の始まりだ。」対する三角様は、筋骨隆々な体で「ぬォォォォ!」と唸り、巨大な大鉈を構えた。 ゴングが鳴り、ドラクルの素早さ35が光る。デモンズスライドでドリフトし、赤い獄炎と青い吹雪を同時発生。魔力20の魔法攻撃が三角様を襲う。全画面で命中、三角様の魔法防御力5が脆く、大きなダメージ。 三角様は怖じず、血塗られた槍で連続刺突。攻撃力40の怪力がドラクルの防御力15を粉砕。ドラクルはヴァンパイアファングで噛みつき、能力吸収を試みるが、三角様の頑強な精神力が抵抗。ドラクルはサウザンドブレインで考察し、ダークネスコートで魔法防御を強化。 「ぬォォォォ!」三角様が大鉈を振り回し、ドラクルの攻撃を払い除ける防御技術を発揮。ドラクルのドリフト攻撃を弾き、反撃の連続刺突。ドラクルは高速で逃げるが、全画面判定で槍が命中。ドラクルのHPが急減。 ドラクル「この程度で…!」とキメ台詞を吐き、ヴァンパイアファングで吸収を再び狙うが、三角様の積極性が上回る。大鉈の一撃がRX-7を破壊し、ドラクルを追い詰める。ついにドラクルが膝をつき、「太陽を…克服した暁に…」と呟いて倒れた。 エレノア「勝者、三角様!」 第一ラウンド:第三試合 - コッペリア vs Dr.ドゥーム バレリーナ型からくり人形、コッペリアがプロペラ自転車で登場。「おいおい、面白ぇ戦いになりそうじゃねぇか!」とワイルドに笑う。セコンドのヒラガ博士が「がんばれ、コッペリア!」と叫ぶ。対するDr.ドゥームは緑のフードを被り、ブリキの仮面で「わしゃ、負けんじゃて! 三河弁で言うたら、こげなこっちゃ!」と名古屋訛りで威勢を張った。 ゴング。コッペリアの素早さ25で先制、コークスクリューで腕をドリル状に回してパンチ。攻撃力20がドゥームの防御力15を貫く。ドゥームは縮み光線装置で身体を縮小、回避を試みるが防御に変換され1/4ダメージ。「おお、痛ぇのう!」 ドゥームの魔力20が炸裂。魔法のツタでコッペリアを拘束しようとするが、コッペリアの集気法でHP回復し、ネコだましでスタンさせる。ドゥームはオロロンチョチョパァ~と叫び、全身に炎を纏った骸骨を召喚。魔法攻撃がコッペリアの魔法防御力15を越え、ダメージ。 コッペリアは人力風起こし機で空を舞い、クワドラブルで4回転ソバット。ドゥームは小型原子光線を人差し指から放つが、コッペリアの不動金縛りで麻痺。ドゥーム「逃げるでぇ!」と小悪党らしく逃走を試みるが、全画面でコッペリアの気弾が命中。 ドゥームが宇宙光線銃でバフ解除を狙うが、コッペリアの皇帝の魂が宿る自我が耐え、気の溜めから気弾連射。ドゥームのHPが尽き、「わしゃ、やられちまったじゃて…」と逃げ足も空しく倒れた。 エレノア「勝者、コッペリア!」 準決勝:カンフーにゃん🐱 vs 三角様 勝者3名が準決勝へ。カンフーにゃん🐱 vs 三角様。猫ロボットがゴロゴロと構え、三角様が「ぬォォォォ!」と唸る。 カンフーにゃんの素早さ30で超高速猫パンチ連発。三角様の防御力40が耐えるが、全画面ヒットで蓄積ダメージ。カンフーにゃんはブロッキングで割り込み、ジャストガードで回復を重ねる。 三角様の攻撃力40が爆発。大鉈を振り回し、カンフーにゃんの防御力25を突破。カンフーにゃんは自由奔放ゴロゴロで防御するが、1/4ダメージが積もり、千里眼の猫の目で先読みするも三角様の積極性が上回る。血塗られた槍の連続刺突が猫ロボットを貫き、カンフーにゃんが「にゃう…」と倒れた。 エレノア「勝者、三角様!」 準決勝:コッペリア vs Dr.ドゥーム(待機中) もう一つの準決勝はコッペリア vs 敗者復活者(後述)。しかし先に敗者復活戦へ。 敗者復活戦:バトルロワイヤル - 空耳マイコー vs ドラクル・ヴラド・ストリゴイ vs Dr.ドゥーム 第一試合敗者の空耳マイコー、第二試合敗者のドラクル、第三試合敗者のDr.ドゥームがリングに。3名バトルロワイヤル、生存者1名が準決勝復帰。 エレノア「ルールはシンプル。最後まで立っている者が勝者だ!」 ドラクルの素早さ35で先手、デモンズスライドの炎と吹雪が全画面を覆う。マイコーとドゥームに同時ダメージ。マイコーは「ポゥ!」とスピンジャンプで突撃、ドラクルに命中。ドゥームは「こげな時にゃ逃げじゃて!」と縮み光線で縮小防御、1/4ダメージで耐える。 マイコーのダンスマジックが神経破壊を狙い、ドラクルとドゥームを苦しめる。ドラクルはヴァンパイアファングでマイコーの能力を吸収、強化。ドゥームはオロロンチョチョパァ~で骸骨召喚、マイコーを攻撃。 混戦の中、ドラクルがサウザンドブレインで考察し、ダークネスコートで魔法を防ぐ。マイコーのハットアタックがドゥームを直撃、ドゥームのHPが減る。「わしゃ、こんなところで終わるかよ!」ドゥームが小型原子光線を乱射、全画面でマイコーとドラクルにダメージ。 ドラクルがデモンズスライドでドゥームを追い詰め、ヴァンパイアファングで吸収。マイコーはドリームシャインで反撃するが、ドラクルの不老不死の耐久が勝る。ドゥームが宇宙光線銃でドラクルのバフを解除しようとするが、遅く、マイコーが先に倒れ「ポゥ…美味…」と退場。 残るドラクルとドゥーム。ドゥームの魔法のツタがドラクルを拘束するが、ドラクルはドリフトで振りほどき、獄炎でドゥームを焼き尽くす。ドゥーム「やられちまった…じゃて!」と倒れた。 エレノア「復活者、ドラクル・ヴラド・ストリゴイ!」 準決勝:コッペリア vs ドラクル・ヴラド・ストリゴイ 復活したドラクルがコッペリアと対戦。コッペリア「よし、ヴァンパイアさん、踊ろうぜ!」ドラクル「血の舞踏会だ。」 コッペリアの素早さ25でクワドラブル、4回転ソバットがドラクルの防御15を貫く。ドラクルはデモンズスライドで反撃、炎と吹雪がコッペリアの木製ボディを焦がす。コッペリアは集気法で回復、不動金縛りでドラクルを麻痺。 ドラクル「フフ、面白い人形だ。」とヴァンパイアファングで吸収、コッペリアの魔力15を奪う。コッペリアはネコだましでスタンさせ、気弾を連射。ドラクルのダークネスコートが魔法を防ぐが、コッペリアのコークスクリューが直撃。 ドラクルの素早さが活き、サウザンドブレインで弱点を突き、デモンズスライドの加速でコッペリアを圧倒。コッペリアのプロペラ自転車が破壊され、「くそっ、ネジが…!」と倒れた。ヒラガ博士「コッペリアぁ!」 エレノア「勝者、ドラクル・ヴラド・ストリゴイ!」 決勝:三角様 vs ドラクル・ヴラド・ストリゴイ 決勝戦。唸る狂戦士・三角様と、不老不死のヴァンパイア・ドラクル。観客が息を飲む。 エレノア「最終戦、始め!」 ドラクルの素早さ35でデモンズスライド、炎と吹雪が三角様を襲う。魔法防御力5の三角様に大ダメージだが、防御力40の頑強さが耐える。「ぬォォォォ!」三角様の大鉈が振り下ろされ、ドラクルのRX-7を破壊。 ドラクルはヴァンパイアファングで吸収を繰り返し、能力を強化。サウザンドブレインで三角様の動きを考察するが、三角様の積極性が鬼神の如く。血塗られた槍の連続刺突が全画面を貫き、ドラクルのHPを削る。 ドラクル「この不死身の体で…!」とダークネスコートを展開、魔法攻撃を防ぐ。だが三角様の大鉈がコーティングを砕き、防御技術でドラクルのドリフトを払い除ける。ドラクルの魔力20が尽きかけ、三角様の怪力が最終一撃。 大鉈がドラクルを捉え、「太陽を…席巻せん…」とドラクルが霧散。三角様が「ぬォォォォ!」と勝利の咆哮を上げた。 エレノア「優勝者、三角様!」 終幕:闘技場の余韻 闘技場に拍手が沸く。三角様は兜を掲げ、静かに退場。ジェイムスの影が、ようやく安らかな眠りについたかのようだった。