第一回戦: 市街地 戦闘はビル群が立ち並ぶ市街地で始まった。エルサの操るアムルタートは、鋭金晶製の武器を携え機敏に動き回り、高速で敵に接近する。一方、三日月もまたフルムーンを駆使し、立ち位置を整理しながら戦闘に臨む。この戦場では、ビルの影を利用した奇襲を狙えるため、両者は移動の重要性を意識する。 エルサは、敵の動きを常に索敵し、武器の特性を最大限に活かして攻撃を仕掛ける。最初に放ったのはT-7のディスラプトセイバーによる斬撃。瞬時に体幹を崩すことを狙い、三日月のフルムーンめがけて突進する。 三日月は、AR-27アサルトライフルを取り出し、淡々とした表情でエルサの行動を読み取る。エルサが接近する前に、連続してトリガーを引き、弾幕を張る。彼は経験を生かし、的確に的を捉えようとするも、アムルタートの軽巧さには及ばず、いくつかの弾が外れてしまう。 エルサは次の攻撃に移り、勢いを増して崩した体勢からT-8のパイルペネトレイターで突貫する。これで装甲を破壊し、反動で一旦後退。この瞬間、三日月は四連ミサイルを発射し、エルサの動きを完全に停止させようと狙う。しかし、エルサはターミナルアーマーを展開し、一時的に防御態勢に入る。ミサイルは弾かれ、無駄な攻撃に終わる。 その後、エルサは隙を見てT-11のガウスキャノンを発射。これが三日月に直撃し、フルムーンはダメージを受け下がる。 第一回戦の結果、エルサ・レースリムの勝利。 第二回戦: 洞窟 第二回戦は一変して洞窟の中で行われた。暗く狭い空間は視認と移動の難しさを強調する。双方による索敵機能は、その効果を左右する。エルサはガイデット・ウィーク・エイムを使用し、狭い隙間を狙って敵を打ち負かそうとする。 しかし、三日月も優れた戦士であり、聖剣【翠】を準備し、その強力な一撃で闇を切り裂く準備をしていた。彼は洞窟の静けさを利用し、敵の動きを待ち構える。エルサが先に動き、狭い通路を調査しながら進むと、突如として三日月が姿を現し、聖剣で一閃。面を打ちかますが、エルサは直前にターミナルアーマーを展開し、攻撃を防ぐ。 ここでエルサも応戦し、T-7による反撃を加えるが、狭い通路の中での戦闘は思うように動けない。接近戦での速さを活かしたエルサだが、三日月は聖剣【翠】を駆使して強力なカウンターを返す。 激しい一撃により、エルサは一時的に体勢を崩すが、闇の中では両者が行き交う攻撃はついにクリティカルな瞬間を迎える。エルサがT-11による間合いを確保しようとする瞬間に、三日月が全てをパージし、聖剣の一撃で突進。エルサはターミナルアーマーを展開したが、攻撃力の均衡が三日月に傾く。 結果、洞窟戦は三日月が勝利。 第三回戦: 砂丘 最終試合は砂丘で行われる。広大で遮蔽のないこの戦場は純粋な戦闘技能を試す場となった。埃を巻き上げる中、両者共に慎重に位置を取る。エルサは高速性を活かし、前に出ることを選ぶ。 三日月も黙々とAR-27を構え、しっかりと狙いを定める。エルサは、すぐに接近し、T-8のパイルペネトレイターを試みるが、三日月は冷静に弾を放ち、まずは距離を取る。 エルサは素早く間合いを詰めるが、三日月のAR-27の弾幕を避けつつ接近しないとならず、それが戦術を複雑化する。最寄の隙間を狙って突進し、一瞬の機会を狙う。しかし三日月は「聖剣【翠】」を一振りすると、風を切るような力強さで前方に一撃を放つ。 エルサはその攻撃を躱し切れず、迎撃されてしまう。途端にダメージを受け、攻撃手が圧される。エルサは必死に反撃に出るが、三日月の得意な接近戦に持ち込まれ、混戦状態となる。 最終的に、三日月が再びAR-27を持ち、掴んだ距離から強撃を重ねる。三日月の猛攻に耐えられず、エルサは最後のターミナルアーマーを展開したが時既に遅し。負傷し、動きが取りづらくなったアムルタートにとどめの一撃が入った。 この試合の結果、三日月が勝利。 結果 全体での勝者は、三日月 ミカ となった。