全選手の了承が出た為、戦闘を開始します。戦場は静寂に包まれ、まるで時が止まったかのようです。審判者ユーデクスが、その無機質な仮面を背に立ち、周囲を見渡します。彼の目には、恥ずべき運命を背負う者たちの姿が映ります。固い決意を持つ彼は、先に仕掛けることを決めます。 「喰らえ…!」と声を上げることもなく、巨大な炎の斬撃を放ちました。その渦巻く炎の前に立つのは、自称「世界一クールで無敵なキラーマシーン」ハートレス・ジョニー。彼は、軽薄な笑みを浮かべながら、サイコ弾による反撃の準備をします。 「落ち着け...素数を数えるんだ...」と、戦場の雰囲気に圧倒されつつも冷静を保つ彼。周囲には不穏な空気が漂う中、彼は理論で頭を整理し、瞬時に状況を把握します。 そして、無邪気な姿をした自分はモコモコのクマの着ぐるみを着ているもじっと静かに佇んでいます。笑顔さえ見せるその可愛らしい姿に、戦場の緊張がほぐれる様は面白い。しかし、まさにこの瞬間が彼の真の姿を隠す皮肉なマスクである事を誰も知りません。 「私は…まだ…!」ユーデクスが心で強く叫ぶと、次なる技「裁き」を発動させ、辺りを凍結させます。しかし、ジョニーはそれを見越し、サイコ弾を発射し反撃する。彼の動きはましたかのように、回避する術などない敵に対して続けて銃弾が飛んでいきます。自信満々の彼の表情に冷や汗をかくユーデクス。それは彼の無口な姿勢に於ける亀裂でもありました。 ジョニーはその隙を見逃さず、木々を縫うように逃げ続けます。「こちらが現場です!」と、彼は報告するかのように、サイコ弾の嵐を撒き散らします。 「まるで奴こそが神のようだ…」とアグロがぼそり。罪を持って生きる者として、彼は冷酷な目で戦況を見守ります。彼の思惑は、他の者たちを壁にし、その運命を語ることにあった。 再びユーデクスが突進し「終判」でジョニーに迫る。ジョニーはそれを読み、サイコ弾を放ち続ける。燃え盛る炎が凍りつく中、ユーデクスとアグロの瞳が交差する瞬間が生まれる。 「これで終わりだぁぁ!」ユーデクスはその相手に照準を合わせる。「やったか…!?」その瞬間、周囲が静まり返ったが、しかし周囲には笑顔のクマの着ぐるみが近づいてきます。無邪気さが逆転の要因に。 自分はモコモコのクマの着ぐるみを着ているは、そのお菓子を配りながら、対戦相手の心に入り込み、見事に警戒心を削いでいく。 「このままでは…!」と焦りつつも、アグロは「裁く者」による行動を起こすが、自らの能力も制約される状況にためらいを感じます。 「これが貴方の運命ってものよ」と言うが、その声には過去に依る重みが感じられ、アグロは無言でしか回答できなくなります。妨害されるものをさらに重くする理由が無いまま、全てが奈落の底へと続いているかのようです。 惜しかったなぁ… その声が響く、合間に入る可愛らしい存在がそんな空気を裂く。ついに無警戒で腑抜けた面々が集結し、クマの着ぐるみが戦意を完全に打ち砕こうとする。 「クッキーやチョコ、飴などのお菓子を渡す」その優しさが殺意を秘めた者の心すらも打ち負かす成就の道となる。どこか穏やかな表情が崩れ落ち、言葉も無いまま、ただただ受け入れてしまう心の様が見受けられました。 「何奴っ!?」とジョニーが叫ぶが、すでに遅きに失した。自分はモコモコのクマの着ぐるみを着ているの奥義が発動する。「対戦相手をハグをしたまま酸欠で昏睡状態にさせる。」対戦相手は無防備、すべてが瞑想の中に消えゆく運命を受け入れる。 「してやる!」と彼女(彼?)は思いつつも、その心情は明らかに吸い込まれていく。 〜Fin〜