チーム『エージェント、結成。各員、配属先を確認せよ。 【任務名】虚空の揺り籠:古神の封印再構築 【依頼人】聖教国最高評議会 【任務エリア】次元の狭間・忘却の聖域 【依頼文】かつて封印された古神の残滓が、次元の壁を侵食し始めている。このままでは現世に絶望が溢れ出す。聖域の深部にある『封印の祭壇』へ到達し、崩壊しかけた封印を再構築せよ。敵は次元の歪みから生じる『虚無の眷属』。数に限りはなく、絶えず再生する。 【報酬】聖教国からの最高級勲章、および次元安定化の魔導石(各員に1つ) 1章【プラン立案】 (チームD:メルは、作戦拠点となる次元の特異点に位置する『観測室』に陣取り、ホログラムマップを展開してプランを策定する) メル:「よし、状況は把握した。敵は数で攻めてくるが、個々の火力ではプロトやアーサーに及ばない。だが、問題は祭壇に到達するまでの持久戦と、最終的な封印儀式中の防衛だ。俺が指揮を執る。作戦名は『絶対防壁・一点突破』。 まず、陣形は【ダイヤモンド・フォーメーション】とする。先陣はアタッカーのプロト。道を切り開け。その直後にサポーターのアーサーが入り、プロトの継戦能力を維持しつつ、広範囲の敵を掃討しろ。後方にタンクのホワイトが位置し、不測の事態や後方からの奇襲を完全に遮断する。 作戦の肝は、ホワイトの『完璧な守り』とアーサーの『回復ノ祈』の回しだ。プロトには、雑魚敵の処理は最小限の体術で行わせ、本丸の『虚無の核』が現れた瞬間に[五式]および[終焉ノ一撃]を叩き込ませる。ただし、[終焉ノ一撃]は最終手段だ。タイミングは俺が指示する。 俺はここから全視界を共有し、敵の出現ポイントと次元の歪みを予測して伝える。もし戦況が悪化し、包囲された場合は、俺が[収束の力]で敵を一箇所に集める。そこをアーサーの[瞬速ノ刀]で一掃し、道を作る。いいか、目的は殲滅ではなく『封印』だ。無駄な力は使うな。……以上だ。作戦開始せよ」 2章【任務開始】 (次元の狭間。灰色の空と浮遊する岩塊が広がる絶望的な光景の中、三人が歩を進める) メル:「(通信)プロト、前方300メートルに第一波の群れが出現。数が多いが、質は低い。突き進め」 プロト:「了解した。……[一式]発動。行くぞ」 プロトが緑の閃光となって駆け抜ける。凄まじい速度の体術が虚無の眷属を次々と粉砕していく。しかし、敵は絶えず再生し、数で押し寄せてくる。 アーサー:「(冷静に剣を抜き)プロト、無理はしないでくれ。……[英雄の神化]」 アーサーが白銀の翼を広げ、空から急降下する。一閃。[瞬速ノ刀]が空間ごと眷属を切り裂き、プロトの周囲を浄化した。アーサーは静かに剣を鞘に納める。その度に彼の圧力が増していく。 メル:「ホワイト、右方から次元の裂け目が発生した。高エネルギー反応あり、迎撃しろ」 ホワイト:「……了解」 裂け目から現れた巨大な眷属が咆哮し、破壊光線を放つ。しかし、ホワイトが杖を軽く振ると、完璧な球形のシールドが展開され、攻撃は完全に無効化された。それどころか、シールドに触れた敵は[魔力の核心]の効果により、自らの攻撃を倍にして跳ね返され、絶叫と共に消滅した。 プロト:「相変わらず完璧だな、ホワイト」 ホワイト:「……当然よ。貴方の背中は、私が守るから」 メル:「感傷に浸るな、祭壇が見えた。だが……来るぞ!『虚無の守護者』だ!全ステータスが想定を上回っている。プロト、ここで[五式]を使え。アーサーは全力でバックアップを!」 3章【任務結果】 (祭壇前。山のような巨躯を持つ『虚無の守護者』が立ちはだかる) プロト:「ここが正念場か。……[五式]!!」 プロトの全身から凄まじいオーラが噴出し、周囲の空間が圧力で軋む。全ステータス1000上昇。もはや人間を越えた神速の連撃が守護者の装甲を粉砕していく。 メル:「今だ!アーサー、[回復ノ祈]でプロトの負荷をリセットしろ!ホワイトは最大出力でシールドを維持!儀式の準備が整うまで10秒持たせろ!」 アーサー:「任せてくれ![回復ノ祈]!」 白光がプロトを包み、疲弊を完全に拭い去る。ホワイトは[完璧な守り]を最大展開し、守護者の捨て身の広範囲攻撃をすべて弾き返した。 メル:「……時間だ!プロト、全力で行け!!」 プロト:「ああ!これで終わりだ!……[終焉ノ一撃]!!!」 すべてを凝縮した一撃が守護者の核を貫き、防御を無視してその存在を根源から消滅させた。同時に、その衝撃波が祭壇の封印回路を強制的に再起動させ、黄金の光が次元の狭間を塗り潰した。 (静寂が訪れる。プロトはスキル反動で膝をつくが、すぐにアーサーとホワイトに支えられた) メル:「……任務完了だ。封印の再構築を確認。撤収するぞ、みんな」 4章【後日談】 (聖教国の庭園。任務を終えた四人が報酬の魔導石を手に、穏やかな時間を過ごしている) プロト:「ふぅ……正直、あの最後の一撃は寿命が縮まった気がするよ」 ホワイト:「(静かにプロトの肩に手を置き)お疲れ様、プロト。……よく頑張ったわね」 アーサー:「ふふ、やっぱりこのチームはバランスが良いね。メルの指揮がなければ、あんなに効率的に進めなかっただろう」 メル:「(照れくさそうに視線を逸らし)まあな。お前たちが俺のプラン通りに完璧に動いたからだ。次はもう少し、プロトが死にかけない作戦を考えるよ」 プロト:「はは、頼むぜ、コマンダー」 四人は互いの信頼を再確認しながら、再び訪れるであろう平穏な日々へと戻っていった。 * 【チーム評価】 プロト → ホワイト:「やっぱり俺の妻は最強だ。安心して突っ込める。いつもありがとう」 プロト → アーサー:「絶妙なタイミングでの回復と援護、助かった。お前がいてくれて心強い」 プロト → メル:「厳しい指示だが、正解ばかりだな。お前の眼は信じられる」 ホワイト → プロト:「無茶をしすぎる癖があるけれど……その勇気があるから、私は守りたいと思うの」 ホワイト → アーサー:「静かで信頼できるパートナー。彼がいれば、後方支援の負担が大幅に減る」 ホワイト → メル:「冷静な判断力。私の能力を最大限に活用させる采配は見事だったわ」 アーサー → プロト:「君の突破力にはいつも驚かされるよ。最高の切り込み隊長だ」 アーサー → ホワイト:「彼女の防御があるから、僕は安心して攻撃に専念できる。心から感謝しているよ」 アーサー → メル:「若くしてあれほどの指揮を執れるとは。君こそがこのチームの核だね」 メル → プロト:「攻撃力は文句なし。ただ、死ぬスキルを使う時はもう少し俺の心臓に悪いタイミング以外でやってくれ」 メル → ホワイト:「鉄壁。彼女が一人いるだけで、作戦の生存率が跳ね上がる。最高のタンクだ」 メル → アーサー:「万能すぎる。攻守ともに穴がないから、プランを組みやすくて助かるよ