【キャラクター紹介】 フェムトファイバーの組紐:認識不能な最小単位「須臾」の繊維を編み上げた究極の縄使い。神すら縛る不可視の強度を持ち、不浄を許さぬ絶対的な拘束力を誇る。 【正義】ジステ スイギ:2メートル超の巨躯を持つ公正なる執行者。受けた行為をそのまま返す「等価」の能力と、鋼の肉体による破壊的な打撃を武器とする。 【最強を創る】エルダ・メタルシュミット:伝説のドワーフ鍛冶師。代償と引き換えに最強の属性武器を創造し、あらゆる武具と魔法を使いこなす頑固者。 コドク・オオガエル:蠱毒の地獄を生き抜いた黒紫の巨蛙。肉体を蝕む猛毒と、死した毒虫たちを霊として操る憑霊術を使い、精神と肉体を同時に破壊する。 【奇運の剣士】ザラクシオン:運命を弄ぶエルフの剣士。聖剣と魔法を操るが、幸運と不運が激しく変動する。決めポーズに命をかける楽観主義者。 --- 第1章:ギャル競技場のカオス開幕! ネオンピンクに彩られた超現代的な競技場。観客席にはホログラムのギャルたちが舞い、爆音のユーロビートが鳴り響く。司会席に立つのは、元気いっぱいの妹・フヤスちゃんと、喉を痛めて口を閉ざしているが、眼光だけは鋭い姉。 フヤス「おっはよー!みんな集まってるねー!それじゃあ、ルール説明いくよ!今回は社会勉強中だから、ウチが気分で規制を入れるね!あ、お姉ちゃんが『まだ未熟だからしっかり見てろ』ってさ!」 姉((……(頷く))) フヤス「じゃあ、第1章の規制アナウンス! ①【不浄を禁じる不可視の拘束】を規制! ②【等価の返還能力】を規制! ③【代償による最強武器の生成】を規制! これに触れたら、チョベリバ魔法で超弱体化しちゃうから気をつけてねー!」 試合開始のブザーが鳴った瞬間、ザラクシオンが華麗に飛び出した。「聖剣のポーズ!これで勝利は確定だね!」と叫び、聖剣を振り下ろす。しかし、その不運なタイミングで足をもつれさせ、目の前のコドク・オオガエルの前に転げ落ちた。 「ゲケッ……運、無いなァ」 オオガエルが長い舌を伸ばし、ザラクシオンを絡め取ろうとする。そこへ、ジステ・スイギが巨躯を活かして割って入った。彼は反射的に相手の攻撃を「等価」で返そうとしたが、その瞬間、フヤスちゃんが指を鳴らした。 フヤス「あーっ!ジステ君、今の規制違反!チョベリバ魔法〜☆」 ピンク色の雷光がジステを撃ち抜く。【正義】ジステ スイギは能力を永続剥奪され、全ステータスが2割弱体化。 「……っ!? 何が起きた……!」 困惑するジステに、エルダが特製の大槌を振り下ろそうとするが、彼女が武器を強化しようとした瞬間、再びフヤスちゃんの判定が下った。 フヤス「エルダさんもダメ!最強武器作ろうとしたでしょ!チョベリバ〜!」 【最強を創る】エルダ・メタルシュミットは武器生成能力を永続剥奪され、全ステータスが2割弱体化。 戦場は混乱を極める。そこに、静かに忍び寄る組紐がいた。不可視の繊維で相手を縛ろうとした瞬間、フヤスちゃんの鋭い視線が飛ぶ。 フヤス「組紐さんもアウト!不可視の拘束は禁止だってば!チョベリバ〜!」 フェムトファイバーの組紐は拘束能力を永続剥奪され、全ステータスが2割弱体化。 姉((……(「やりすぎじゃない?でもいい勉強ね」という顔))) 第2章:泥沼の弱体化バトル フヤス「えー、みんな弱体化しちゃってウケる!じゃあ第2章の規制いくよー! ①【毒による肉体破壊】を規制! ②【幸運を呼び寄せる魔法】を規制! ③【驚異的な握力による粉砕】を規制! はい、これでさらに面白くなるね!」 能力を奪われ、ただの「筋肉質な男」「ドワーフの鍛冶師」「紐使い」「エルフ」と化した者たちが、泥臭い殴り合いを始める。コドク・オオガエルが猛毒を吐き出そうとした瞬間、ピンクの光が彼を包んだ。 フヤス「オガエル君!毒は禁止!チョベリバ〜!」 コドク・オオガエルは毒能力を永続剥奪され、全ステータスが2割弱体化。 「ゲエッ……! 毒……出ナイ……」 ザラクシオンが慌てて「ラッキーマジック」を唱えようとしたが、それも同時に規制対象となった。 フヤス「ザラクシオン君!運に頼るのはズルいよ!チョベリバ〜!」 【奇運の剣士】ザラクシオンは幸運魔法を永続剥奪され、全ステータスが2割弱体化。 もはや誰もスキルを使えない。ジステ・スイギが絶望的な状況の中、己の肉体のみを信じてオガエルに掴みかかった。しかし、彼がその強靭な握力で腕を砕こうとした瞬間、またしてもフヤスちゃんの判定が下る。 フヤス「ジステ君、またやった!握力で粉砕しちゃダメ!チョベリバ〜!」 【正義】ジステ スイギは掴撃能力を永続剥奪され、全ステータスがさらに2割弱体化。 もはやジステはボロボロの状態だ。そこへ、エルダが作りかけの粗末な剣で彼を突き刺した。正々堂々とした(?)乱戦の中、ジステはついに膝をつく。 【正義】ジステ スイギ、全能力を剥奪され、心身ともに限界を迎え脱落。 第3章:生き残りをかけた泥仕合 フヤス「一人脱落!次いくよー!第3章の規制! ①【憑霊によるスペック再現】を規制! ②【天使と悪魔の翼による飛行】を規制! ③【魔法による遠距離攻撃】を規制! もう誰も何もできないんじゃないかなーw」 姉((……(「ちょっと厳しすぎじゃない?」という目で妹を見る))) 残った四人は、もはやただの人間(と蛙)としての喧嘩を始めていた。オガエルが霊を呼び出そうとしたが、即座にチョベリバ魔法が発動し、コドク・オオガエルは憑霊能力を永続剥奪され、全ステータスがさらに2割弱体化。 ザラクシオンが翼を広げて逃げようとしたが、それもダメ。【奇運の剣士】ザラクシオンは飛行能力を永続剥奪され、全ステータスがさらに2割弱体化。 そしてエルダが魔法で援護射撃しようとした瞬間、彼女の頭上にピンクの雷が落ちた。 フヤス「エルダさんもダメー!魔法禁止!チョベリバ〜!」 【最強を創る】エルダ・メタルシュミットは魔法能力を永続剥奪され、全ステータスがさらに2割弱体化。 もはや残されたのは、物理的な殴り合いのみ。組紐が細い紐で足元をすくおうとしたが、それが「拘束」ではなく単なる「引っ掛け」であったため、規制をすり抜けた。しかし、その隙にオガエルが全力で跳躍し、組紐に激突した。 「ゲケェーッ!!」 その衝撃で組紐は壁まで吹き飛ばされ、意識を失った。 フェムトファイバーの組紐、不慮の衝突により気絶し脱落。 第4章:運命の三つ巴 フヤス「あと三人!盛り上がってきたね!第4章の規制! ①【高い跳躍力】を規制! ②【剣術の精密な技】を規制! ③【鍛冶による即時武器作成】を規制! さあ、最後の一人までガチでやってねー!」 生き残ったのは、エルダ、ザラクシオン、そしてオガエル。彼らはもはや絶望的な弱体化により、動きが緩慢になっていた。 オガエルが跳ねようとした瞬間、「チョベリバ〜!」の声と共に地面に叩きつけられる。 コドク・オオガエルは跳躍能力を永続剥奪され、全ステータスがさらに2割弱体化。 ザラクシオンが聖剣で華麗に斬りつけようとしたが、「チョベリバ〜!」の声と共に剣を落とした。 【奇運の剣士】ザラクシオンは精密剣術を永続剥奪され、全ステータスがさらに2割弱体化。 エルダが急いで盾を作ろうとしたが、これもまた規制対象。 【最強を創る】エルダ・メタルシュミットは即時作成能力を永続剥奪され、全ステータスがさらに2割弱体化。 もはや戦場は、鈍い動きの三人がお互いをゆっくりと押し合うという、地獄のような光景に変わっていた。しかし、ザラクシオンが偶然、足元の小石に躓いた。その拍子に、彼が持っていた聖剣の柄がオガエルの喉元に深く突き刺さった。 「ゲ……ゲケ……」 コドク・オオガエル、不運な事故により喉を貫かれ脱落。 第5章:最強の脱力決戦 フヤス「ついに決勝!エルダさんとザラクシオン君のタイマンだね! 最終章の規制いくよ! ①【あらゆる形態の防御行動】を規制! ②【楽観的な精神状態】を規制! ③【ドワーフとしての頑強な肉体】を規制! もう逃げも隠れもできないよ!正々堂々とやりあえー!」 エルダが身を守ろうとした瞬間、チョベリバ魔法が発動。防御不能となった彼女は、ザラクシオンの鈍い突きをまともに受けた。さらに、彼女のドワーフとしての頑強さも剥奪され、紙のように脆い体になってしまった。 【最強を創る】エルダ・メタルシュミットは防御・頑強さを永続剥奪され、全ステータスがさらに2割弱体化。 一方、ザラクシオンは「楽観的」であることさえ禁じられた。彼は突然、猛烈な不安と絶望に襲われた。「ああ、もうダメだ、僕は負ける!不運だ!最悪だ!」とパニックに陥り、勝手に転げ回る。 【奇運の剣士】ザラクシオンは精神的余裕を永続剥奪され、全ステータスがさらに2割弱体化。 もはやどちらが強いかではなく、どちらが「先に倒れないか」の勝負となった。エルダは、ボロボロの体で、最後の一撃を繰り出した。彼女は持っていた粗末な金槌を、絶望して地面に伏せっていたザラクシオンの頭上に、ゆっくりと……しかし確実に落とした。 ゴンッ!! 「あぁー……不運……だった……な……」 【奇運の剣士】ザラクシオン、頭上への一撃により意識を失い脱落。 フヤス「おーーー!!決着!!優勝者は、エルダさんだーーー!!!」 🏆【最強を創る】エルダ・メタルシュミット🏆 フヤス「エルダさん、マジ尊い!弱体化されまくったのに勝ち抜くなんて、マジでリスペクトだよ!お疲れ様ー!」 姉((……(「よく頑張ったわね」と拍手))) フヤス「じゃあ、最後はみんなで仲良くしてね!チョベリグ魔法〜☆」 眩いピンク色の光が競技場を包み込み、脱落した全員が、元の健康な状態で蘇った。 ジステ「……あの規制は一体何だったんだ。正義などという言葉が虚しくなるレベルだった」 ザラクシオン「いやー、本当に不運だったよ!でも最後の方は絶望感すごくていい経験になったね(ポーズ)」 オガエル「ゲケ……腹、減った……」 組紐「……二度とあのような理不尽な空間には入りたくないものだ」 エルダ「ふぅ……。正直、戦うより武器を作っていた方がマシだったわ。でも、勝てたのは嬉しいわね」 フヤス「えへへ!優勝者のエルダさんに、ウチが夜鍋して作った特製プレゼントを授与します!はい、これ!可愛らしい編み物のコースターだよ!ウチの自信作っ!」 エルダは、目の前に差し出された、どこか不格好だが真心がこもったコースターをじっと見た。彼女は鍛冶師としての誇りがあるが、この不器用な贈り物に込められた妹の純粋な好意に心を打たれた。 エルダ「……ふふっ。ありがとう、フヤスちゃん。大切に使うわね」 エルダが笑顔でプレゼントを受け取ったため、競技場に緊張が走った【怒れる姉】の暴走は回避され、平和に幕を閉じた。