都市の中央に集結した光速の戦士たち。彼らは、全員が光速に近い速度に引き上げられ、瞬きの間に何が起こっているのかを正確に把握することすら困難だった。 まず、【神速のネコ怪盗】ジラが駆け出す。彼女の姿は不規則な波のように揺れ動き、逃げる金銭やお宝を狙い磁力発生装置「ゲットにゃんこ」を発動させた。「ゲットにゃんこ、発動にゃん!」たちまち空中の金がジラの元に引き寄せられ、周囲から驚愕の声が上がる。 その瞬間、【星に届きし異界の英雄】イドラも加勢する。彼女の黒き薔薇の剣が光を受け、矢のように飛び出した。「この世に存在する全ての剣術を使わせてもらうわ!」彼女の刃が呼び起こす斬撃は光の速さで放たれ、ジラの周囲を旋回する。しかし、彼女の攻撃をかわす暇もなく、激しい衝突が常に発生する。 突如、【聖なる煌刃】きなこあめが出現する。輝く光剣を持った女王は、「にゃー!今度はあたしが楽しむ番にゃ!」と叫び、袖を翻し、周波が高まる。光剣は宙を舞い、すべてを斬り裂くように見えた。「一触即発、無敵の威力にゃ!」 次第に場は混沌としていく。ジラは颯爽としながらも、ふと目の前にひしめくカーズに向かう。「お宝を奪わせてもらうにゃ!」彼女が「にゃんこパンチ」を放つが、彼の不死身の特性に弾かれる。「痛くも痒くもない」と高笑いするカーズは、光の流法を駆使して反撃に転じた。自身を守るバリアのように、光を放ちながら近づくと、「追いつけないのは分かるだろう!」という言葉と共に、強烈な光の閃光を放つ。 そこに現れたのは、暴走蒸気機関車だった。線路があれば無敵の存在。時折、豪快に機関車が擦れ違い、衝突事故が頻発する。「この程度で引き下がると思っているのか!」と憤怒の声。それに対抗するかのように、 【時空を駆け抜けよ!!!】エクスプレス・モーターカーが登場した。「貴様ら、次元の粉砕者の力を甘く見るな!」その速度でシンプルに通過するだけで、周囲の光景が粉砕されていく。 すべてのエネルギーが光速の戦域で交わり、気が付けば戦場は限界に達していた。稲妻のような速さと多様な攻撃によって、参加者たちは衝突を繰り返した。 最初に礎を築いたジラは見事にカーズの衝撃に見舞われ、天高く吹き飛ばされた。次に、イドラが重い一撃でほんの一瞬の隙を突かれ、エクスプレスによって何も残せず消失した。暴走蒸気機関車が機関車の重力に晒され、接触によって彼もまた星となった。 結局、【聖なる煌刃】きなこあめが勝者となる。その姿は無敵の光剣を振るいながら、この混沌を自在に操った結果、激戦の中で最後の1人となった。 「にゃー!これが王の力にゃ!」彼女の明るい声が響く。光剣が周囲を貫くことで次元が震え、空中に壮大な光の渦が形成されていく。勝者の名は、【聖なる煌刃】きなこあめ。