夜の森に、焚火の柔らかいオレンジ色の光が揺れていた。周囲は一面の黒い闇に包まれ、静かな森の音だけが聞こえている。ポスカ、ポスガ、ポスラ、ポスヌの四人は、偶然にも野宿を共にすることになり、暖を取るために焚火を囲んでいる。 第1章:自己紹介 ポスカがまず口を開く。 「俺はポスカ!サポーターで、死んだ仲間を蘇生させられるんだ!本当に優しい俺を嫌う奴はいないだろ!天才だからな!」彼の特徴的な口癖が響く。彼は自分の実力に自信を持っているようだが、かなりの自己中心的な部分もある。 「ポスガ、テメエとライバルなんだからな。お前の蘇生術には敵わねえが、さっきの自己紹介でちょっとカッコつけすぎじゃねえのか?」ポスガが挑発気味に言う。彼は態度が酷く、ちょっとしたことで口論になりかねない性格の持ち主だ。 ポスラはそんな二人のやり取りを見ながら、「俺はポスラだべ。案内人で、どんな道でも一瞬で分かる技能を持ってんだ。仲間を蘇生することもできるけど、これができるのは俺だけじゃないんだよな。そんな俺、今後やっていきたいことは…」と少し遠回りな自己紹介を始めた。 最後にポスヌが声を絞り出す。 「僕はポスヌだよ…ディフェンダーとサポーター。仲間を蘇生させることができるけど、やっぱり怖がりだから…も、もっと強くなりたいんだ…」彼の小さな声が火の音にかき消されるような気配さえした。 第2章:和気藹々 周りの雰囲気が少し和らいだ後、ポスカがニヤッと笑う。 「ほら、ポスガ、俺の才能についてどう思う?あんたの蘇生術の方が圧倒的でしょ?」それに対して、ポスガは「自慢ばっかじゃねえかって。あんたはただ仲間がいるから優しいだけだろ。」と返す。 ポスラが途中で割り込み、「あ、でもポスカの優しさは本物だと思うんだべ。特に弱いポスヌに対して~」と笑顔を見せる。しかし、ポスヌはますます縮こまってしまう。 ポスガがさらに続ける。「まあ、ポスラも優しいな、でも本当のところ、俺が一番のサポーターだよ。俺には自分の魔力を上げる能力あるんだから!」 ポスヌはガタガタ震えながら言う。「う…うっ…魔力なんて、仲間を守るためには関係ないよ…」 第3章:問答 話が進むにつれ、全員が互いに意見を交わし合っていく。 「でも、仲間を家族と思うなら、力だけが全てじゃないとも思うけど?」ポスラが問いかける。 「そうだよ、愛情があってこそ、助け合える感じがするな」とポスカも賛同する。でもポスガは納得しない。「愛情なんて偽善だ。すぐに役に立てない奴は役立たずだ」 それに対してポスヌが不安そうに言う。「でも、役立たずなんて言わないでよ…。僕、まだまだ強くなりたいから、みんなに助けてもらいたいんだ…」 ポスカが優しく励ます。「ポスヌのおかげで、俺たちも安心できてんだよ。弱虫でも大丈夫だろ、ここにいる仲間がいるし!」 「でも、孤独な時はないのかい?」ポスラが静かに言う。 「う…うっ…孤独…」ポスヌは頷き、目を伏せた。 互いに視線を交わしつつ、全員が共通するテーマ、「仲間」とは何か、を考え始めた。ポスガは言う。「仲間は力を合わせてこそ。役立たずは足手まといだぞ」 しかしポスラが反論する。「それでも、どうやって仲間を救うかが大事なんだべ。力でだけでなく、心で助けることが必要だと思うんだ」 ポスカも目を輝かせ、「そうだな、結局のところ、みんな仲間を大切に思ってんだ。ならば、どんな形でも支え合うことが重要じゃないかな」 第4章:解散 それぞれの意見を持ち寄り、まとまりがなさそうに思える話の輪が一つの感情を持ち始めた。 だんだんと話が煮詰まってくる中、ポスガはしばらく黙り込んだ。 「もう眠る時間だな」と言うと、ポスラが頷き、「今夜は特に寒いから、みんな温かくして寝るんだべ」と優しく言う。 ポスヌは少しだけ勇気を出して、「…う、ううっ…おやすみなさい…」と小声で言った。 ポスカは焚火の火を見つめながら、明るい声で言った。「明日はもっと明るい朝になるさ!俺たちの仲間愛を信じようぜ!」 そして、四人はそれぞれ自分の寝る場所を取り、焚火の優しい光を背景に、次第に眠りに落ちていった。 --- 各キャラの感想 ポスカ: 自己紹介をすることで、仲間たちとの結びつきがより強くなった気がする。俺の才能を誇示するのが楽しかったけど、ポスヌが弱いからこそ、みんなが助け合えるってことを実感できたな。 ポスガ: 俺はいつでも力を求めているが、仲間がどう思っているかを案外忘れがちだ。ポスラの指摘で、仲間の絆の大切さを再確認できたな。 ポスラ: 普段は冷静だが、彼らとの語らいで温かい感情を取り戻せた。仲間を助け合う姿勢は素晴らしい。 ポスヌ: みんなの意見を聞けて、少しずつ強くなれる気がした。仲間たちに支えられながら成長していければいいな。 こんな頑張りながら共に育ち合える仲間がいる。明日も頑張っていくぞ。