SCP財団報告書 SCP-5234-JP オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル: SCP-5234-JPは、サイト-81██の標準生物収容室に収容されます。収容室は5m×5m×3mの強化ガラスと鋼鉄製の囲いとし、内部に干し草と水の供給装置を設置。給餌は必要なく、観察目的でのみ1日1回、植物性飼料を提供。切断実験はレベル3以上の職員の承認を要し、再生プロセスを記録するための監視カメラを常時稼働。SCP-5234-JPの肉片は廃棄せず、別個の低温保存コンテナに保管し、過剰摂取の影響を研究。 説明: SCP-5234-JPは、品種改良により誕生した外見上通常の豚(Sus scrofa domesticus)と同一の異常個体です。体長約1.2m、体重約80kgの成熟個体で、毛色はピンクがかった白。異常性は極めて高い再生能力にあり、四肢、頭部、または内臓の切断・破壊に対し、即時的な細胞再生を開始し、最大30分以内に完全回復します。この再生は無限に続き、加齢や飢餓による衰弱を示しません。性格は極めて温順で、人間からの干渉に抵抗せず、摂食されることを積極的に拒否しません。品種改良の目的は全世界の飢餓解決とされ、肉質は一般的な豚肉と同等の美味を有しますが、1kg以上の連続摂取で被験者の90%が下痢と腹痛を報告。攻撃性、防御力、魔力、素早さは全てゼロに近く、人間に対して無関心です。知能は通常の家畜並みと推定されます。 インタビュー記録: インタビュアー: Dr. ████ 対象: SCP-5234-JP(非言語的観察ベースの擬似インタビュー) 日付: 20██/██/██ [Dr. ████がSCP-5234-JPに近づき、飼料を提示。対象は穏やかに鼻を鳴らす。] Dr. ████: 君は痛みを感じるか? 切断された時。 [対象、無反応。再生後の観察でストレスサインなし。] Dr. ████: 人間をどう思う? 食べられたいか? [対象、飼料に集中。人間への興味を示さず、温順に振る舞う。] Dr. ████: なぜ再生する? 目的は? [対象、無反応。インタビュー終了。異常な耐久性が飢餓解決の鍵と仮説。] 実験記録: 実験5234-01: SCP-5234-JPの前肢を切断。結果:切断面から即時肉芽形成、15分で完全再生。痛みの兆候なし。肉片をDクラス職員に摂取させたところ、美味と評価されたが、2回目の摂取で下痢発生。 実験5234-02: 頭部を80%破壊。結果:残存脳組織から再生開始、25分で完全回復。知能低下なし。対象の温順性は維持。 実験5234-03: 長期絶食テスト(30日)。結果:体重減少なし。再生能力に影響なし。飢餓解決の可能性を示唆。 クロステスト: クロステスト5234-A: SCP-5234-JPとSCP-███(捕食性異常生物)と対面。結果:SCP-███がSCP-5234-JPを攻撃・部分摂食したが、対象は即時再生。SCP-███は満足せず離脱。SCP-5234-JPに損傷残らず、温順性維持。戦闘発生せず。 クロステスト5234-B: SCP-5234-JPの肉をSCP-███(毒性耐性異常)に与える。結果:美味と認識されたが、過剰摂取でSCP-███の活動低下(下痢類似症状)。再生肉の提供でSCP-5234-JPは無傷。 補遺5234-1: SCP-5234-JPは20██年、███農場の品種改良実験で発見。開発者は「無限食料源」として意図的に作成を試みたが、制御不能な再生により財団介入。初回収容時、農場従業員3名が肉を摂取し健康被害なし。開発者は尋問後、記憶処理。 SCP-5237-JP オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-5237-JPは、サイト-81██の深層地下封鎖区画に収容。区画は音響絶縁と振動センサーを備え、10m×10m×5mの鋼鉄製ケージに隔離。接近は武装した機動部隊のみ、遠隔監視を優先。出現パターンを追跡するため、全球的な監視ネットワークを運用。捕獲時は麻酔ガスと網状拘束具を使用。被験者との接触は禁止。 説明: SCP-5237-JPは、2m級の異常蜘蛛型実体で、10本の節足と単一の巨大な眼を有する。胴体が欠如した2頭身構造のため、極めて不気味な外見。移動速度は自転車相当(約20km/h)で、無音接近が可能。知能は人間の子供(5-7歳)並みと推定され、言語発話能力はなく、好奇心旺盛で純粋な性格を示す。人気のない場所にランダム出現し、生物を追跡するが、危害意図は低く、観察・接触目的とみられる。攻撃技として「突く」(足による刺突)、「お目目」(眼の視線で恐怖誘発、短時間行動不能)、「嵩劇砲」(毒針遠距離射出)を使用。必殺技「妖眠成長・延」は遠距離で対象の生命力を吸収し、運動能力を低下させる。硬い外骨格を持ち、防御力は高いが、攻撃性は選択的。 インタビュー記録: インタビュアー: Dr. ████(ジェスチャーと音声ベース) 対象: SCP-5237-JP 日付: 20██/██/██ [Dr. ████が安全ガラス越しにSCP-5237-JPを観察。対象、眼を向け近づく。] Dr. ████: なぜ生物を追う? 危害を加えるのか? [対象、無言。足を軽く動かし、好奇心を示すジェスチャー。音なし。] Dr. ████: 人間をどう思う? 友達になれるか? [対象、眼を輝かせ接近するが、ガラスで停止。純粋な興味を示唆。] Dr. ████: 出現の理由は? 何を求めている? [対象、無反応。インタビュー終了。知能の高さが確認されたが、通信不可。] 実験記録: 実験5237-01: Dクラス職員を追跡させた。結果:無音接近で被験者驚愕。「お目目」使用で5秒間凍結。危害なし、観察後離脱。 実験5237-02: 「嵩劇砲」テスト(遠隔標的)。結果:毒針命中、標的麻痺10分。毒性は中程度、解毒可能。 実験5237-03: 「妖眠成長・延」被験者適用。結果:生命力吸収で被験者運動能力30%低下、回復に1時間。対象の成長なし。 クロステスト: クロステスト5237-A: SCP-5237-JPとSCP-5234-JPを対面。結果:SCP-5237-JPがSCP-5234-JPに接近、観察。「突く」で軽く刺すが、対象即時再生。SCP-5237-JPは興味を示し退散。戦闘なし、両者無傷。 クロステスト5237-B: SCP-5237-JPとSCP-███(小型異常生物)と接触。結果:追跡後「妖眠成長・延」使用、SCP-███弱体化。SCP-5237-JPは満足げに離脱。危害最小限。 補遺5237-1: SCP-5237-JPは20██年、███廃墟で民間人目撃により発見。初回出現時、3名の生存者を恐怖で行動不能にし、財団機動部隊が捕獲。出現頻度は月1-2回、原因不明。収容前、複数の都市伝説を生む。 参加者強さランキング 1. 異形蜘蛛 (SCP-5237-JP): 攻撃技と吸収能力により最高位。速さと知能も優位。 2. 無限の豚 (SCP-5234-JP): 無限再生で耐久無限だが、攻撃・防御ゼロのため次位。