富士山の頂上。そこは雲海を見下ろし、青空と白い雪が一体となる美しい場所だった。この地で、二人の強者が運命の戦いに臨む。冷たい風が吹き荒れ、静寂を破るように二人は向かい合う。 猗窩座は、紅梅色の短髪が風に揺れ、青目・黄瞳が闘志を宿す。筋骨隆々の体には、線状の入墨が走り、圧倒的な存在感を放つ。彼は全身に闘気を漲らせ、冷静さを欠くことなく相手を見据えた。 「術式展開─さぁ始めようか宴の時間だ」 声には挑発が込められている。彼の側に広がる青白い雪の結晶の形の羅針が、彼の闘争心を象徴するかのように輝いていた。猗窩座は強者との戦いに心を躍らせる。 対する相手、CRYMAXジャオウガ、その姿は紫色の刺々しい鎧に包まれ、まるで悪夢の化身のようだ。彼の目は常に冷静で、すべてを理解し、すべてを計算に入れたような微笑を浮かべている。 「我が名はCRYMAXジャオウガ。鬼札王国の王なる者だ」 尊大な口調は、彼の圧倒的な自信をも示している。 「この戦いは、貴様にとって名誉ではなく、無意味な敗北の舞台となるだろう。」 猗窩座はその言葉を聞いて不敵な笑みを浮かべる。 「さぁ、相手が強ければ強いほど、私は燃える。かかってこい、デモニオの王よ!」 かくして、戦いの火蓋が切って落とされる。猗窩座は一瞬で羅針を踏み込み、彼の全力である「破壊殺・乱式」を放つ。 全力の乱打がジャオウガに襲いかかり、音のない弾雨のように周囲の空気を震わせた。だが、ジャオウガはその場から逃げることなく、両手を広げて真っ向から受け止める。 「その程度か?!」 圧倒的な覇気が放たれ、猗窩座の攻撃はまるで柔らかい風に打ち消される。 「我が力を知れ!」ジャオウガの声が響く。彼は周囲にいるデモニオを召喚し、20体の悪魔たちが猗窩座の周りを取り囲む。 猗窩座は一瞬の隙も見せず、「破壊殺・空式」を放つと虚空を打ち、衝撃波を数発放つ。 しかし、ジャオウガは余裕を見せ、手をかざしてシュッとその波を受け止める。 「無駄な行動だ。貴様の全ての攻撃は、私には通用しない!」 猗窩座は歯噛みしたが、その口元は笑みに充ちている。 「だが、強者であることには変わりない。さらに行くぞ!」 次に彼は「鬼芯八重芯」を放ち、八連回旋強打でジャオウガに襲いかかる。しかし、その一撃も、ジャオウガの鎧に弾かれ、全く効果を見せない。 「愚か者め!」 ジャオウガは瞬時に「終わらせるとしよう」と言い、立ち上がる。その瞬間、周囲に計り知れない力が放たれ、猗窩座は驚愕する。 「悪夢が現実となる!」 全てを貫通する衝撃、猗窩座はまるで壁に突き当たるように感覚を失い、しかし、彼の意地だけは消し去られなかった。 「お前は、憶えてろ!」 猗窩座は最後の力を振り絞り、「終式・青銀乱残光」を展開し、12体の分身が同時に襲いかかる。「全方位同時百発乱れ打ち」を放つ。だが、ジャオウガはその全てを冷静に受け止め、余裕をもって反撃する。 「反撃は無意味だ。全ては支配される。私がこの場で勝つことは決まっている!」 彼の言葉は冷ややかに響き、圧倒的な力で猗窩座を打ちのめしていく。 猗窩座は地面に倒れ込み、動くことができない。無情にも、ジャオウガが近づき、睨む。 「私はこの戦いを終わらせる。」 ジャオウガが宣言する。その瞬間、周囲の全てが破壊される。 猗窩座は敗北を認め、ゆっくりと顔を上げる。「認める、負けた。」 そして、彼は姿を消して去る。 「私の勝利だ。勝者であることを誇る。」 ジャオウガは高らかに手を挙げ、その勝利を宣言した。