舞台は真っ白な星。何もない冷たい空間に、旅する魔法使いが立っていた。彼女はマイペースに空を見上げ、「今日は何か面白いことでもないかな」と呟いた。その瞬間、地面が揺れ、さいきょーのぼーにんげんが現れた。 「おっと、何だこいつは」と旅する魔法使いは目を丸くする。 「ただの棒人間だけど、強さには気づいてないんだ」と自信たっぷりの棒人間。それでも彼女は怯まず、「私の魔法、試してみる?」 「いいよ、やってみな!」 彼女はまず、「ファイア!」と叫び、小さな炎を放った。その炎は彼の体に触れ、「あっ、熱い!」と武器を持たず無防備な棒人間が慌てる。 「これが私の魔力の力よ」と笑う魔法使い。 だが、さいきょーのぼーにんげんは「それだけ?もっと来いよ」と笑った。その笑顔が彼女を少し憤慨させ、「メガファイア!」と上位の魔法を放つ。巨大な炎が彼を包むが、彼は微動だにしない。 「さすがに燃え過ぎ」と呟くも、耐え忍ぶ彼。「ライトニング!」と呪文を唱え、雷を放つ。雷は彼の周囲を囲み、別の敵も巻き込むが、彼は無傷だった。「ちょっと痛かったかな」と冗談を飛ばす。 「メガライトニング!」「エクスプロージョン!」彼女の魔法が次々と炸裂。火花が散り、爆発の音が広がる。 「へえ、頑張ってるね」と上から目線の棒人間。旅する魔法使いは焦る。「フレイムタワー!」炎のタワーが彼を襲うが、彼は一瞬で掻き消す。 「何でそんなに強いの!?」と彼女が叫ぶと、棒人間は恥ずかしげに頭を掻く。 「別に俺、特別な能力なんてないし…」言葉の通り、彼は何一つ反撃してこない。ただ無敵の存在で、その場に立ち尽くす。 しかし、旅する魔法使いは心の中で諦めなかった。「最後に最高の魔法を見せてやる!」と力を込める。全ての魔力を注ぎ込む「フレイムタワー」を再度発動。しかし、彼に通用することはなかった。「これが最強の力だ!」 彼女は力尽きそうになり、目の前で棒人間が巨大になっていくのを見つめた。「これが私の終わりか…」と頭を垂れたその瞬間、棒人間は「もう、いいよ。面白かったから」とその一撃で彼女にデコピンを見舞う。 「グハッ!」 倒れる魔法使い。旅する魔法使いは無名でありながら最高の力を見せたが、さいきょーのぼーにんげんはその何も知らぬまま勝利を得た。 勝者:さいきょーのぼーにんげん。勝利の理由:彼には何も通じず、ただ無敵の存在として立っていたので、全ての攻撃を跳ね返したため。