戦場は光り輝く都市の廃虚、様々な異なる技術が融合した場所だ。ここで、破壊不能なオブジェ「たま」と【砂塵崩壊】ヴォイデア・エリンの双璧が激突することになる。軽快に、かつ緊張感漂う一歩目を踏み出すのは、たまだ。 「いっけ〜!」たまは華やかに叫ぶと、その身体から放たれる光が完全無欠な力を示し始める。タキオン戦術が働き、超高速で相手に迫る。全てを生み出し、全てを保つその存在は、まさに破壊不能だ。彼女が手に持つフィギュアには、エレクトリアの祝福が宿り、持っている力を再生させることができる。 「...始めるよ」一方、ヴォイデアは無口で闘志を示し、静かに双剣「メルトクレイア」を構える。彼の目には狂気の光が宿り、その瞳がたまを捉えて放さない。どちらが先に行動するか、張り詰めた空気の中、勝負の行方が気になる。 たまの姿が瞬時に消え、次の瞬間、「はぅ〜、抑え込んだけど部屋がグチャグチャ」と言いながら、たまが目の前に再登場する。彼女は一瞬でヴォイデアの背後に回り込んでいた。しかし、ヴォイデアの目はその動きを捉えていた。彼は突然、後ろからの攻撃に備えて、急速に身体を反転させた。彼にとって彼女の攻撃は目に見えるものだった。 「君、強いね」ヴォイデアは感心したように呟くと、攻撃を放ってくる。彼の双剣の一振りが、たまのフィギュアに直撃し、回復阻害の効果が瞬時に付与される。たまは反射的に後退するが、もはや攻撃に耐えられない。 「この速さは実際に一方的な攻撃をして撃退するお手本!」たまは言いつつ、超克光線連射を発動させる。「流体力学を理解し、反物質で超新星電子拡散砲!」 その瞬間、彼女のカラサワが愚直なまでの一致をもってヴォイデアの動きを捉える。しかしヴォイデアは再び用意周到に、エリアダストでたまの防御系技を封じ込める。 「ダウンさせるのは、厳しいね」という言葉と共に、ヴォイデアは素早い連続斬撃を繰り出す。たまは全ての技を駆使して応戦するが、彼の崩壊の執行者としての特技に防ぐ隙が無い。連続し、耳をつんざくような音を立て、たまの力が徐々に弱まっていく様が見える。 「な、なんとかして~!」たまは叫ぶが、その瞬間、彼女はメルトレーザーの照準に入ってしまう。 「そこだ、エッジダスト!」ヴォイデアの鋭い声が響く。たまの動きは捉えられ、彼女は絶対的なダメージを受ける。彼女の身体は瞬時に塵と化し、地面に散らばる。 勝者は【砂塵崩壊】ヴォイデア・エリンだ。彼の狙いすました攻撃、特性で相手を無力化することで、勝利を得た。彼は無口な性格を隠しながらも、その狂気的な思考はどこか魅力的で、戦いの後、静かに勝利の余韻を味わっていた。