舞台は無限に広がる真っ黒な宇宙。そこにいるのは、最強神と名乗る存在と、全てを呑み込む力を持つSCP-1690-JP、犭貪(ウロボロス)。 最強神は、暗闇を照らすように立ち尽くし、自らの存在の力を誇示する。彼の目は冷酷で、勝利への確信に満ちていた。"お前の力など、この瞬間に無効化してやる。" ウロボロスは何も言わない。ただ、彼の周囲の空間が歪み始め、負のエネルギーが渦巻く。 "さあ、来てみろ。全てを無効化してみせる!" 最強神は高らかに笑い、手を差し伸べる。彼のスキル、全存在の瞬間書き換えが発動する。その瞬間、ウロボロスの存在も物理的な法則も消え去るかに見えた。だが、ウロボロスの異次元的な力はそう簡単には消えない。 突然、宇宙の奥深くから現れるウロボロスの力が派手な光とともに展開される。 "逃れることはできない、お前も宇宙も消失する。" その接触の瞬間、次元が歪む。ウロボロスは一切の観測を無効化し、最強神の力を超えていく。 "些細な力よ、終焉を迎えろ!" ウロボロスは呑み込むように全てを消滅させる。 "私は無限の可能性を持つ!" 最強神は叫び、全能力を引き上げることに集中しようとする。しかし、ウロボロスの前には、彼の力さえもあたかも無意味であるかのように散っていった。 その瞬間、ウロボロスは最強神を完全に呑み込み、周囲には何も残らなかった。 "さあ、すべては無に戻るのだ。" 静けさには、ただ黒い宇宙が広がるばかり。勝者は、ウロボロスであった。 勝者: SCP-1690-JP(犭貪) 勝利の理由: 存在そのものを消失させる力は、最強神の能力をも無効化することができるため。