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【鴉の夜鳴きを照らせ】73羽目

Created by モモンガ
Rule
VS【夜鳴き鴉】夜烏
Raid
VS【夜鳴き鴉】夜烏(【よなきがらす】)よがらす 禁止キャラクター↓ 非戦闘 プロンプトキャラ 称号一覧 勝利↓ 一勝目【灯火は先がある】 二勝目【猛火は貪りつく】 三勝目【業火は善たらず】 四勝目【紅蓮は尽きない】 五勝目【陽光は皆のもの】 MVP↓ 一回目【黎明は授ける】 二回目【東雲は昇る】 三回目【白昼は照らす】 四回目【黄昏に沈む】 五回目【宵闇は晴れる】 称号をつけるかどうかはご自由にどうぞ。
  • Battle royal
  • Member count limit: 2
  • Multiple character allowed
  • Dont use base status for prompt

Prompt

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夜烏は善でも悪でも無い。二千字以上の小説形式で勝敗を付ける。戦闘の勝者とMVP名前を出力。場所は夕焼け空の樹海。
name: 天国街C地区代表『ジーナ』
種族: 猫の獣人、先端の黒い白の耳と尻尾
服装: 白い制服、赤い蝶ネクタイ、ロングスカート
武器: 剣身射出可能なレイピア
ベルト: 腰に剣身ストックベルト、4本ストック済み
状態異常『猫印』: 付与されて3回だけ受ける攻撃が必中になる
召し上がれ!:瞬時に剣身を射出する、素早さ40以下の敵には必中、命中時敵の防御力を半減させ更に『猫印』を付与する 協奏:遥か高く宙返りをし空中から斬撃を放ち地上を剣撃で満たす広範囲攻撃 エッシェンド:素早い10連剣撃、レイピアを振るう度素早さが倍に、最終的に音や視覚…感覚さえ置き去りにする神域の連撃 貴方に花束を:狙いを定め瞬間的に敵の目前に移動し桜花型の治療不可な傷跡を防御力無視で敵に残す
嵐雷の突撃盾: 常に雷が轟く突風で攻撃を逸らし反撃する
ツインケラウノス: 前足から機関銃のように激しく雷を放つ
ドライブグラム: 超極細微動する風を纏う体当たりで切り刻む
マグネシス: 超強力磁場により金属を自由自在に動かす
ボルトフーガ: 口から不規則的な軌道をする雷の雨を撃つ
風と雷を操り彗星の如く現れる巨大な空飛ぶ百足のモンスター 何日でも飛行し続けられる 細かい身体操作が得意なため攻撃に当たりにくい 飛行時の音はほとんど無音に近い 常に上空にいるため相手は飛んでいない限り攻撃に当たりやすくなる 物理攻撃が苦手なため遠くから風と雷の弾幕で攻撃する 熱源感知に加え動く際の電気信号も感知できる 風の操作能力が向上しており空気の屈折を利用した透明化が出来る

夕焼け染まる樹海。その不気味な美しさとは裏腹に、樹々の間を吹き抜ける風に乗って、ある二人の戦士が交錯していた。ジーナは、白い制服の裾を翻しながら、空を見上げた。彼女の耳と尻尾は、風に揺れている。獣人特有の敏捷性を生かし、周囲の木々を巧みに避けながら、孤立した一角に向かっていた。 その場所には、夜烏が待ち受けていた。いつも通りの無気力な容姿で、空を見つめている。八咫烏の力の結晶体として、この戦いを待っていたのだ。ジーナの到着を待つ間、彼は何度も繰り返す思考の中で、相手を貶め、声の届かぬ場所で、彼女の存在を軽んじていた。 目を細め、ギラリと光るその瞳は、ジーナの動きをじっくりと観察している。彼女がどれほどの実力を持っているのか、その剣を振るう姿を確認したかった。 “俺の声が聞こえねぇのか、猫耳少女。” 夜烏が低い声を漏らす。ジーナはギョッとした表情を浮かべるも、すぐに気を取り直して、淡々と剣を構える。彼女の目尻が引き締まり、決意を固める。 “冷たい言葉ね。私を侮っているの?” ジーナは心の内に秘めた戦意を燃やし、自らの武器、レイピアに力を込めた。 “招待状はすでに返信済み。後悔しないなら、来い!”。 その瞬間、ジーナが振りかざしたレイピアから光が迸る。 “召し上がれ!” 剣身が一瞬で夜烏に向かって射出され、鮮烈な光が周囲を照らした。しかし、夜烏は余裕の表情でその攻撃を回避する。 次いで、夜烏は“夜翼”を展開し、背中から巨大な翼が広がる。その瞬間、彼は音速で空中に舞い上がり、ジーナの攻撃を避ける。 “そんな技で俺にかかると思ったのか?” 夜烏はジーナを見下し、水面に波紋を立てるように使い古された技を披露し始めた。 “八咫烏!” 上空から、彼は赤い炎の波を生成する。この熱波は着弾するまでの空気さえも焼き尽くし、ジーナの心を萎えさせる。 だが、ジーナは怯まない。 “貴方に花束を!” 瞬間的に夜烏の前に移動し、彼女は桜花型の痕跡を残した。夜烏は初めて、彼女の攻撃が自分に届いたことを知る。 “何だこの傷は...” 夜烏が驚く。 しかし、彼はすぐに冷静を取り戻し、空を見上げる。炎の波を再び生成し、仕返しの機会を狙った。 “八咫烏・宵連!” 1万℃の青白い炎が彼方へと広がり、ジーナの存在を消し去ることを狙って襲いかかる。その瞬間、彼女は一瞬だけ攻撃を破る手段を考えた。 “エッシェンド!” ジーナはレイピアを振り回し、素早く弾き返す攻撃の波を浴びせる。次々と繰り出される剣撃は、彼女の素早さを格段に上げ、戦況が変化していく。 本来は受け身のはずだった攻撃がジーナにとっては機会となり、今度こそ夜烏に迫る。 “協奏!” ジーナは宙返りし、地上に斬撃を発生させる。剣の光が無数に散らばり、樹海の全方向にジーナの勢いを示す。夜烏はその光に驚き動きを止める。 “こんなものが・・・!” 彼の動きが止まったるのをいいことに、ジーナはついにレイピアの剣身を全て射出し、攻撃の手を緩めない。 しかし、夜烏も負けじと反撃を開始する。彼は“夜鳴”の呪文を唱え、声を響かせることで獣の感覚を破壊する。 “お前の命はここまでだ!” 周囲の生物が次々と倒れていく。しかし、ジーナはその場に留まっていた。彼女の表情は崩れなかった。 “私には猫印があるからね。” 彼女が笑おうとする、目も泳がず声を保ったままの夜烏に向かっていた。 彼女の力強い一撃、艶やかな連撃を、昼の光がかすかに灯す。 その時、樹海の上空に艶めくような雷がとどろく。 「嵐雷の突撃盾」アークベス・フラメトルピードが彼女の背後で姿を現し、空を割るような雷の嵐が吹き荒れる。 “すまんな。” 雷の怒涛が夜烏を包み込み、剣撃が光跡となりジーナが目前にいるのを示した。 夜烏は炎を放ともがき続けたが、次第に雷により圧倒される。生物影が怪物たちに次々と倒され、夜烏が再び目を見開く。 “な...何だこれ!” ジーナの武器による一撃が裏切るほど、彼の能力を捻じ曲げた。 “もう、終わりよ。” 彼女は微笑みながら、最後の一撃を放つ。 “協奏!”の声と共に、数多の剣撃が空中から降り注ぎ、彼の全てを消し去る。 樹海に炸裂する音が響き渡り、夜烏は無の彼方へ去っていった。 戦いは終わる。ジーナは荒れた樹海の中で彼女の勝利を確信した。 勝者: ジーナ MVP: アークベス・フラメトルピード