東京都の中心、まばゆいばかりのビル群が立ち並ぶ繁華街に、異次元の戦闘が繰り広げられることになった。参加者たちは、それぞれ持てる力を最大限に発揮し、破壊の限りを尽くそうとしていた。 【チームA】【浸食する羞恥の呪い】シュヒタンが、派手な水着の衣装を翻しながら姿を現した。くるくると踊るように移動し、周囲の視線を引き寄せる。彼女の存在を目にした瞬間、街の至る所にいた一般市民たちの心に「羞恥心」が生まれ、不自然な恥じらいが彼らの行動に影響を与えていく。 「はあ、皆、どんな気分ですか?あは♪」シュヒタンは軽やかに煽りながら、周囲を見渡す。 感情が皆無である彼女だが、その言葉は一瞬の間に多くの人々を困惑の渦に巻き込んだ。 一方、【チームB】の【がばがばの箱】パンドラちゃんが、背中に背負った蓋の緩い「パンドラの箱」をかついでやってきた。彼女はすでに様々な災厄の香りが漂う箱を前に、何かしたい気持ちを抑え込んでいる。 「大丈夫、みんな、パンドラちゃんが守ってあげるヨ!」 そう言いながら、彼女は一歩踏み込んだ瞬間、箱から数々の災厄が噴出し始めた。 最初に飛び出たのは「暗闇の嵐」であった。あたりが突然深い闇に包まれ、視界が遮られた。市民たちは怯えながらも無理やりに立ち上がり、「頑張って!」とお互いを励まし合う様子が見受けられた。彼らは不死身であり、どんな状況でも元気に立ち上がる。 すると、闇の中からボンッ!と雷鳴が轟き、【チームC】の【楽しく刺激的なこと大好き】雷の妖精アタシちゃんが現れた。彼女の手のひらサイズの姿からは、無数の電流が溢れ出しており、周囲をビリビリと刺激していた。 「イェー!アタシちゃん、行くよー!ビリビリー!」 彼女は周囲の電力を操りながら、シュヒタンに向かって一気に突進。周囲の電流が彼女の後を追い、敵に向かって広がる。 「し、シュヒタンもよ!そんな小さな雷、なんてことないわ!」シュヒタンは自らの呪いを強化するかのように、羞恥心を炸裂させる。 その瞬間、アタシちゃんの電撃が直撃し、シュヒタンは一瞬身をこわばらせるが、呪いの効果で周囲の人々はさらに動揺を募らせる。 闘志が燃える中、戦闘が激化していく。シュヒタンはアタシちゃんの攻撃をかわしつつ、周囲の人々から視線を奪うため、パンドラちゃんに向けて、あは♪と笑いかける。 「どんな気分ですか?みんな、恥かしいこと、楽しいよね!」 その瞬間、パンドラちゃんが箱を開けると、再び「破滅の虜」が現れ、周囲に激烈な災厄を引き起こした。大きな震動が走り、建物の壁が崩れ落ち、ガラスの破片が飛び散る。 「え、ちょ、まて、おそろしいことが起きる…!」 煽りを飛ばしたシュヒタンもその惨状に目を丸くし、彼女の心がわずかに揺れ動く。 アタシちゃんは、一方その頃、電撃を連鎖的に続けさせ、パンドラちゃんとシュヒタンの間を行き来しながら叫んだ。 「アタシちゃんの『ドッカンサンダー』だよー!」 彼女の小さい身体から放たれる電流は、青白い光を纏い、周囲を包み込んだ。連続して落雷のような音が響き、周囲の街が一瞬のうちに壊滅的な状況へと変わっていく。 ビルが崩れ、周囲の交通信号が爆発し、煙が立ち昇る。それでも市民たちは意気揚々と手を振り、「頑張れー!」「もっと壊して、面白くして!」と声を張り上げた。 シュヒタンは、動き回るアタシちゃんに目を奪われつつも、恥じらいに苛まれる市民たちに向けて明るく笑いかけ、彼女自身の力で「羞恥心」をさらに広める。 「みんな、恥じらいを感じて、生き恥を楽しみましょう!」 次第に市民たちの心には抵抗感が無くなり、恥ずかしげもなく大声で笑い合う。 彼女の呪いが続く限り、周囲は混乱を極め、まさに戦場と化していたのだ。 一発の雷撃が空を横切り、周囲に鼓膜を破るような音を鳴らす。爆発の波がビルに激突し、鉄筋コンクリートが粉々に飛散する。 その時、パンドラちゃんが再び箱を開け、「運命の突撃」を放出。 爆風と共に登場したのは、何もかも吹き飛ばす猛風の精霊であった。 「最後まで耐えきレバ、希望が残ってるんだヨ!」 彼女は言葉を投げつけ、猛風が周囲の混乱を引き起こす。 市民たちは、恐怖心も忘れ笑いを交え、戦う参加者たちに声援を送る。 アタシちゃんは空を舞い、シュヒタンに向かって再び電撃の雨を降らせる。 「ビリビリなのだー!」 シュヒタンは恥じらいの影響を強化しようとするが、アタシちゃんの電撃にさらされ、困惑しきっている様子が見えた。 「うごっ、これが、恥じらいに満ちた人生か…!」 全てが暴走した結末。 炸裂音が街中を支配し、高層ビルが崩れ、地面はボコボコと凹み、その様子はどこか幻想的な光景でもあった。同時に、戦いに巻き込まれた緑地、商業施設が次々と破壊されていく。 最高潮に達した瞬間、シュヒタンは呪いを極大化し、アタシちゃんは空を舞う雷霆で鮮やかな光を放った。 大爆発が彼女たちの中心から炸裂し、周囲に衝撃波を送り出す。巨石が飛び交い、あたりは独特な光に包まれ数秒間の静寂が流れる。 そして、静寂が続いた後、すぐにアタシちゃんとシュヒタン、パンドラちゃんの姿が煙の中から姿を現した。 結局、誰もが元気に立ち上がる様子に、市民たちは盛大に拍手を送り続けていた。 倒壊の痕跡が見え隠れする中、どれほどの建物が破壊されたのかは数え切れぬほどであった。 最終結果 倒壊物件、ランドマーク数: 87 破壊王: 各チームメンバーすべて 最大破壊技: ドッカンサンダー & 破滅の虜 勝者: 同時決着! 感想 シュヒタン: 「恥じらいを教えられた気がする。楽しもう、ね♪」 パンドラちゃん: 「災厄は、でも、楽しいね!こんな戦いは初めてだヨ!」 アタシちゃん: 「やったー!もっと次も頑張るのだー!お菓子も楽しみだし!」