地下闘技場 "ゴツ=アリーナ" - 伝説の肉弾戦 審判の実況:選手紹介 「さあ、諸君! ゴツ=オー神の加護のもと、今宵の地下闘技場が幕を開ける! ルールはシンプルだ。1対1、素手のみ! 装備持ち込み禁止、魔力・特殊能力は全て封じられ、純粋な肉体と格闘技のみで決着をつけろ! KOか降参で勝負あり、ラウンドなしの死闘だ! 運営の処置で、どんな超常存在も偉大なる筋肉の神『ゴツ=オー』の力により人間レベルの格闘家に転生! 今夜のカードは、規格外の二大巨頭! まず、青コーナーから! 五つの世界を渡り歩き、無数の剣技を体得した伝説の剣士、その名も二刀のヒナタ! 旅人のローブを纏い、腰に鞘を下げた謎の美女! 実績:異界の剣豪を5人KO、魔剣の使い手を降参させた剣鬼! 戦闘センスは神懸かり、先読みの鬼! しかし今宵は素手のみ! そのローブと鞘は没収、剣の記憶も封じられ、純粋な肉体と拳の達人としてリングに立つ! 対する赤コーナー、馬鹿力と鋼のタフネスで悪党を粉砕する正義の巨漢、鉄拳の後! オールバックのムキムキマッチョボディ、全身が岩のような筋肉の塊! 体重は優に120kg超え! 実績:クマをぶん投げ、ゴリラをぶん殴り、暴走集団を一蹴した野性のパワー野郎! 良い奴には優しいが、悪党には容赦なし! 今宵もその拳が唸る! さあ、両者中央へ! ゴング鳴り響け!!」 試合開始:熱き肉弾戦の幕開け リングは薄暗い地下アリーナに響く観客の咆哮で震えていた。中央で睨み合う二影。ヒナタはローブを剥ぎ取られ、引き締まったアスリート体型が露わに。身長165cmほど、しなやかな筋肉がしこりと浮き、体重は優に60kg前後。無数の世界を渡った経験が、彼女の瞳に鋭い戦闘センスを宿す。常に先読み、相手の癖を瞬時に見抜く頭脳派ファイター。素手になっても、その流れるようなフットワークと掌打の技巧は健在だ。一方、後(ご)は巨体を誇り、肩幅はヒナタの倍近く、胸板は鉄板の如し。腕周りは50cm超えの鋼鉄筋肉、オールバックの頭髪が闘志を物語る。馬鹿力の持ち主で、タフネスは化け物級。何度殴られようと起き上がり、怯まぬ精神力を持つ善人ファイター。性格の優しさゆえか、無駄な攻撃はせず、相手を尊重しつつも容赦ない一撃を狙うスタイルだ。 ゴングが鳴り響く! ヒナタが即座に間合いを詰め、低い姿勢からステップイン。剣士の経験が活きた素早いフットワークで、後を外側に回り込もうとする。「覚悟は出来てるよ!」と軽やかにセリフを吐き、相手の重心移動を先読み。後はじっと構え、巨体を微動だにせず、ヒナタの動きを観察。良い奴か悪党かを見極めるかのような穏やかな目つきだが、一度スイッチが入れば獰猛だ。 第一幕:技巧派 vs パワーファイターの探り合い ヒナタの先制! 剣技の名残か、掌底を連打で繰り出し、後が構えるガードを狙う。素早いステップで左から右へ回り込み、相手の死角を突く意識外からの奇襲を仕掛ける。KA-BARの記憶が蘇るかのような鋭い肘打ちが、後がわずかに上げた右腕にクリーンヒット! しかし後のタフネスは本物。肘が岩肌に当たったような鈍い衝撃がヒナタの腕に跳ね返り、わずかに手首が痺れる。後、怯まずに笑みを浮かべ「良いパンチだぜ」と返す。性格の表れか、相手を挑発せず称賛すら。 後が動き出す! 【ぶん殴り】の原型、拳を素早く振り上げ、低空からアッパーを放つ。ヒナタは戦闘センスで先読み、バックステップで回避しつつカウンターの膝蹴りを返す。膝が後の太ももにめり込み、一般人なら崩れる衝撃だが、後はじりっと耐え、逆に前進! 巨体のプレッシャーでヒナタをロープ際へ追い詰める。格闘理論の基本、重いパンチャーは接近戦で有利。ヒナタはロープ際で跳ね返り、ヒョップのように跳躍して後の頭部を狙ったドロップキック! しかし後、馬鹿力で腕を交差させてブロック。衝撃を筋肉で吸収し、逆にヒナタの着地を予測してタックル気味のボディプレスを仕掛ける! ヒナタ、紙一重でスウェイして回避、観客がどよめく! 第二幕:タフネスと耐久の消耗戦 中盤、ヒナタの技巧が光る。【血振るい赫鴉】の人格変化を思わせる攻勢で、連打のローキックを後の膝に叩き込む。蹴りの角度は完璧、筋肉の隙間を狙った精密打撃。後が一瞬膝を曲げかけるが、タフネスで踏ん張り、反撃の【ぶん回し】! ヒナタの腰を掴み、巨腕で持ち上げて投げ飛ばす! プロレス技さながらのパワースラム予備動作だが、ヒナタは空中で体を捻り、着地に成功。息を切らさず、瀕死時の全剣同時使用を彷彿とさせる連係で、掌打→肘打ち→膝蹴りのコンビネーションを叩き込む! 後の腹筋に拳と膝が何発も埋まり、普通の男なら内臓破裂だ。 だが後の反撃が爆発! 「悪党じゃねえが、容赦しねえぜ!」と吼え、地面を蹴る【破戒落とし】! リングが揺れ、ヒナタのバランスが崩れる。直後、素早いステップで間合いを詰め、ぶん殴りの右ストレートがヒナタのガードを貫通! 顎にクリーンヒット、ヒナタが初めて後退! 剣士の反応速度がなければ即KOだった。ヒナタ、口元から血を拭い「油断しないからね」と睨み返すが、体力の消耗が目に見える。後のパワーは持久力も伴い、息一つ乱れず。 第三幕:クライマックス - 肉体の極限対決 ヒナタの逆襲! 【恐怖の夜】の破壊力を思い起こすような猛ラッシュ。跳び膝→回し蹴りで後のガードを崩し、隙を突いてスリーパーホールド! 首を締め上げ、剣士の柔軟性を活かしたグラウンド技巧で後をマットに引きずり込む。観客熱狂! ヒナタの腕力が意外に強く、後が一瞬悶絶。だが、タフネスの化身たる後、起き上がる! バックからヒナタを持ち上げ、コーナーポストに叩きつけるパワーボム! リングが悲鳴を上げ、ヒナタの体が跳ねる。【聖剣ルミナス】の回復を思わせる粘り強さで起き上がるが、動きにキレがなくなってきた。 後が畳み掛ける! ぶん殴りの連打でヒナタをロープに追い詰め、最後に渾身の右フック! ヒナタ、必死のダッキングで回避するが、後者の馬鹿力が炸裂。掴んで持ち上げ、【ぶん回し】のフルパワー版で回転させながら投げ飛ばす! ヒナタの体がリング中央に激突、衝撃で視界が揺れる。格闘理論の極み、パワーの絶対優位。ヒナタの技巧も尽き果て、立ち上がろうとするが膝がガクガク。 決着:鉄拳の勝利 審判の実況:「信じられん! 後の馬鹿力がヒナタの技巧を圧倒! ヒナタ、立ち上がれ! …だが、無理だ! レフェリーストップ!!」 ヒナタ、力尽きてマットに崩れ落ちる。後、息を荒げつつも手を差し伸べ「良い勝負だったぜ」と優しく声をかける。性格の良さが光るエンディング。観客は総立ちの拍手。ゴツ=オー神の祝福のもと、鉄拳の後、初勝利! 肉体と格闘のみの死闘、永遠に語り継がれる一戦となった!