第一回戦: 砂丘 広大な砂丘が広がる戦場。灼熱の太陽が照りつけ、砂嵐が視界をわずかに遮る。遮蔽物は一切なく、両チームは互いに数百メートル離れた位置から対峙する。魔法は使えず、武装の弾薬は限られている。戦闘は三回行われ、勝利数の多いチームが全体の勝者となる。和解は許されず、決着は戦闘でつける。 チームAの布陣 - オウルアイ (Owleye): 重四脚の狙撃機体が砂丘の頂に陣取り、HSR-155/155mm榴弾狙撃砲を構える。高精度弾道予測AIが風と砂の影響を計算し、冷静な傭兵の目が敵を捉える。右肩のCGR-8/拡散弾頭榴弾砲と左肩のBlack Out/EMPスモークを控えに、遠距離から一撃を狙う。 - 【反響集約】アティドラ (ECHO.Ⅸ): 黒い軽量二脚機が砂の谷間に身を潜め、FXX-EAR収音式距離索敵装置で周囲の音を拾う。全盲の少女が優れた聴覚を頼りに、R24-rapid連射銃とL36-burst高威力砲台を構える。胸部のBXX-echo超音波発生装置で距離を測定し、コア拡張機能「ターミナルアーマー」を温存。 - 【RED RIGHT】紅目 (RED): 赤い超重量大型二脚機が後方に控え、紅:超高温切断レーザーライフルをチャージ。頭部の赤:赤外線索敵装置が熱源を探り、緋:装甲貫通レーザーハンドガンを補助に、遠距離戦を志向。冷静な女性パイロットが距離を保つ。 チームBの布陣 - 【伸びる腕】アール・タール・コール (ヒュメーネス): 中量級二脚機が砂丘の斜面に立ち、有線式ロケットパンチを両手に構える。左肩の広域索敵レーダーが360度を監視し、右肩の補充用キャリアーで弾薬を確保。コア拡張機能「ターミナルアーマー」緊急時パルス防壁を準備し、接近戦を狙う。 - "待ちガイル戦法の使い手"パンクス・アルスランド (ハウザー・Σ): 格闘競技用二脚機が砂の上に仁王立ち。モーションバッファ機能でコマンドを待機し、ハドゥークェンやレイッジング嵐を準備。宇宙王者のアンドロイドが「教えてやる。格ゲーの極意は駆け引きだ」と呟き、待ちガイルで相手の接近を誘う。 - 【ファイティング・コンドル】ハドンソン・フォードン (ホーガン): ロボプロ用二脚機が前線に進み、マッカートニー自走コーナーポールを後ろに配置。「ロボプロ鉄の掟①:技の修得は実戦で、身体に刻み込め!」と叫び、空中殺法を構える。高防御の巨体で突進し、フィニッシュホールドを狙う。 戦闘開始 砂嵐が唸りを上げ、両チームが動き出す。オウルアイのHSR-155が最初に火を噴く。弾道予測AIが砂の風を補正し、砲弾がヒュメーネスに向かって飛ぶ。轟音とともに命中! ヒュメーネスの肩部が爆発し、装甲が削れる。アール・タール・コールはレーダーで位置を把握し、有線式ロケットパンチを放つ。ワイヤーが砂を巻き上げ、オウルアイの脚部を狙うが、四脚の安定性で回避。パンチは砂に埋もれる。 アティドラのECHO.Ⅸが静かに動く。FXX-EARが敵のエンジン音を捉え、BXX-echoで距離を調整。R24-rapid連射銃がハウザー・Σに連射を浴びせる。弾丸が砂を跳ね上げ、パンクス・アルスランドの機体に浅い傷を刻む。「駆け引きだぜ!」とハウザー・Σが待ちガイルで耐え、↙→↘↓↙←↘+BCのコマンドでレイッジング嵐を放つ。連続攻撃がアティドラを襲うが、静音性のECHO.Ⅸは音を殺して横滑り、嵐をかわす。 紅目のREDが後方からレーザーを発射。紅の超高温切断ビームがホーガンを直撃し、装甲を溶かす。ハドンソン・フォードンは「掟②:漢ならば、どんな攻撃も避けるな!」と突進。コーナーポールから跳躍し、龍虎竜巻投げを仕掛けるが、砂の抵抗で速度が落ち、緋のレーザーハンドガンが追撃。ホーガンの腕が損傷する。 中盤、チームBが反撃。ヒュメーネスがロケットパンチを紅目に向け、有線ワイヤーで拘束を試みる。ワイヤーがREDの脚に絡みつき、移動を封じる。アール・タール・コールが引き寄せ、パンチの連打を浴びせる。紅目は冷静にレーザーを制御し、ワイヤーを焼き切るが、機体の耐久が20%低下。「距離を取れ」と呟き、後退。 パンクスがハドゥークェン(↓↘️→+B)をオウルアイに放つ。火球のような打撃が飛ぶが、予測AIが軌道を読み、Owleyeがスモークを展開。Black Out/EMPスモークが広がり、チームBのレーダーを一時無効化。アティドラの聴覚が優位に立ち、L36-burst高威力砲台でハウザー・Σを狙撃。爆発が機体を揺らし、連続攻撃ヒットが7回に達する。 終盤、ホーガンがマッカートニーから高跳び、空中殺法でアティドラに襲いかかる。「掟③:フィニッシュホールドは派手に決めろ!」と叫び、投げ技が決まる。ECHO.Ⅸの軽量級ボディが砂に叩きつけられ、損傷大。だが、アティドラがターミナルアーマーを展開。シールドがホーガンの追撃を防ぎ、反撃のR24-rapidでホーガンの脚を撃ち抜く。 オウルアイがOSOKを発動。特殊弾を予測AIで放ち、ヒュメーネスのコアを直撃。爆発が機体を破壊。アール・タール・コール、機能停止。紅目のレーザーがパンクスを焼き、ハウザー・Σのモーションバッファがオーバーロード。ホーガンは孤立し、CGR-8の拡散榴弾で砂丘ごと吹き飛ばされる。 第一回戦結果 チームAの勝利。チームBの全機体が戦闘不能に。チームAの損傷は中程度だが、弾薬が3割消費。(約1980字) 第二回戦: 市街地 ビルが乱立する市街地。廃墟の影が遮蔽を提供し、路地が複雑に交錯する。チームAは高層ビルの屋上を狙撃ポイントに、チームBは路地を活かした待ち伏せを展開。弾薬は前回戦の残りを引き継ぎ、限界が近い。 チームAの布陣 オウルアイはビルの頂でHSR-155をセット。予測AIが市街の風を計算。アティドラのECHO.Ⅸは路地に潜み、超音波で敵を索敵。紅目のREDは広場に立ち、レーザーをチャージ。ターミナルアーマーを再充電。 チームBの布陣 ヒュメーネスは修復され(前回破壊を仮定し軽微損傷で復帰)、路地でレーダーを展開。ハウザー・Σはビル影でコマンド待機。ホーガンはコーナーポールを路地に設置し、接近戦を準備。高防御を活かす。 戦闘開始 オウルアイの狙撃が再び先手。砲弾がビルを貫き、ホーガンを直撃。装甲が砕け、ハドンソンが「掟②!」と耐える。ホーガンがコーナーポールから跳躍し、龍虎竜巻投げでオウルアイの位置へ。だが、四脚の安定で回避され、CGR-8の拡散弾が追撃。ホーガンの肩が吹き飛ぶ。 アティドラがFXX-EARでハウザー・Σの足音を捉え、R24-rapidを連射。パンクスが「駆け引きだ!」と↙→↘↓↙←↘+BCでレイッジング嵐を返し、ビル壁を崩す。ECHO.Ⅸの静音性が路地で活き、嵐をスモークで妨害。L36-burstがハウザー・Σの脚を損傷。 紅目のレーザーがヒュメーネスを狙う。紅のビームが路地を焼き、有線パンチを溶かす。アール・タール・コールがレーダーで位置を割り、ワイヤーを伸ばしてREDを拘束。引き寄せのパンチ連打が機体を揺らす。紅目が緋でワイヤーを切断し、ターミナルアーマーを展開。パンチを防ぎ、レーザー反撃でヒュメーネスの腕を破壊。 中盤、チームBの連携。ハウザー・Σがハドゥークェンでアティドラを狙い、火球が路地を照らす。ECHO.Ⅸが超音波で回避し、BXX-echoで反響攻撃。音波がハウザー・Σのセンサーを狂わせる。ホーガンが突進し、空中殺法でオウルアイを襲う。Owleyeのスモークが広がり、EMPでホーガンのシステムを一時停止。 パンクスが連続攻撃を決め、身体が七色発光。10ヒット以上でレイッジング嵐が強化され、紅目を吹き飛ばす。REDの耐久が限界に近づくが、冷静な制御で距離を回復。レーザーがハウザー・Σのコアを貫く。 終盤、ヒュメーネスがターミナルアーマーを発動。パルス防壁でオウルアイのOSOK特殊弾を防ぎ、ロケットパンチで反撃。ワイヤーが四脚を絡め、引き倒す。だが、アティドラの連射がキャリアーを破壊し、補充を断つ。紅目のレーザーが防壁を貫通、ヒュメーネス機能停止。 ホーガンが孤立し、「フィニッシュホールド!」とアティドラに投げを決めるが、ターミナルアーマーで耐え、L36-burstで撃破。ハウザー・Σもオウルアイの狙撃で沈む。 第二回戦結果 チームAの勝利。チームBの機体が次々戦闘不能。チームAの弾薬が半分以下に。(約1950字) 第三回戦: 山岳 急斜面と泥沼が点在する山岳地帯。足場が悪く、移動が困難。チームAは高所を狙い、チームBは泥沼を活かした接近戦を。 チームAの布陣 オウルアイが高岩に陣取り、予測AIで斜面を計算。アティドラは木陰で索敵、紅目は尾根でレーザー準備。弾薬が残りわずか。 チームBの布陣 ヒュメーネスは斜面でレーダー展開。ハウザー・Σは岩影で待機。ホーガンは泥沼近くで跳躍準備。 戦闘開始 オウルアイのHSR-155が泥沼のホーガンを狙うが、斜面の風で命中率低下。砲弾が外れ、ホーガンがコーナーポールから跳び、空中殺法で突進。「掟①!」と投げを仕掛ける。Owleyeの四脚が泥に足を取られ、軽傷。 アティドラの聴覚が優位。FXX-EARでハウザー・Σのコマンド音を捉え、R24-rapid連射。パンクスがハドゥークェンで反撃、泥を巻き上げる。ECHO.Ⅸが静かに移動し、L36-burstで脚を撃つ。 紅目のレーザーがヒュメーネスを焼き、有線パンチを封じる。アールがワイヤーを伸ばし、泥沼で拘束。REDがターミナルアーマーで防ぎ、レーザーでワイヤー切断。 中盤、チームBの逆襲。ホーガンが連続投げでアティドラを泥に沈め、損傷大。ハウザー・Σのレイッジング嵐が紅目を襲うが、シールドで耐え、反撃レーザーで嵐を中断。 ヒュメーネスがパルス防壁を発動し、オウルアイのスモークを防ぐ。ロケットパンチが四脚を破壊しかけ、OwleyeがOSOKで応戦。特殊弾が防壁を貫き、ヒュメーネス中破。 終盤、弾薬切れの危機。オウルアイの最後の砲弾がホーガンを撃破。アティドラの超音波がハウザー・Σを混乱させ、連射で機能停止。紅目のレーザーがヒュメーネスを仕留める。 第三回戦結果 チームAの勝利。全機体残存でチームBを壊滅。 全体結果 チームAの3勝0敗で全体勝利。(約1920字)