チーム『エージェント』結成。アタッカー・ヨヨ、タンク・クラン、サポーター・モク、そして指揮官(コマンダー)のアゲハ。類い稀なる個性の集まりが、一つの任務に挑む。 【任務名】至宝の黄金龍・ガルドラム討伐および財宝回収 【依頼人】没落した名門貴族・ゴールドマン家 【任務エリア】天空の浮遊島『黄金の揺り籠』 【依頼文】我が家に代々伝わる家宝『黄金の聖杯』が、暴走した黄金龍ガルドラムに奪い去られた。龍は現在、浮遊島の頂上で眠っているが、目覚めれば世界を金色の塵に変えると言われている。聖杯の回収と、可能であれば龍の討伐を願いたい。報酬は成功次第、提示する。 【報酬】回収した財宝の30%および、依頼人からの成功報酬金1億ゴールド 1章【プラン立案】 拠点のモニター室。金礼司アゲハはサングラスを指で上げ、不敵な笑みを浮かべて作戦ボードを叩いた。 アゲハ「アハーハハハ!いいじゃない!黄金龍に財宝って、私の好物以外の何物でもないわね!よし、プランを教えるわよ、いい子たち! まず、今回の敵は『防御力と攻撃力ともに絶望的に高い』龍。正面突破は自殺行為よ。だから、役割を明確にするわ。 作戦名は【黄金のカツアゲ・プラン】! ①前衛のクラン!君は盾となって龍の猛攻をすべて受け止めなさい。君の『ロクセ・ファランクス』でチームの耐久力を底上げしつつ、絶対に道を切り開くこと。死んでも復活できるし、いい根性見せてよね! ②後方支援のモク!君はクランとヨヨの回復とデバフ解除に専念して。龍の能力が厄介なら『流れ星』で一つずつ潰していきなさい。平和主義なのはいいけど、今回はしっかり弾をぶち込んでね! ③そして切り込み隊員のヨヨ!君の出番はクランが龍の注意を完全に引いた瞬間よ。超速の斬撃とクリティカルで、龍の急所を文字通り『切り刻んで』ちょうだい。もし死んでも、復活後の能力2倍でトドメを刺せばいいわ。 私はここ、安全な通信拠点から君たちの状況を監視し、的確な(鬼畜な)指示を飛ばすわ。それと、龍を倒した後の財宝回収は全部私に任せなさい。一銭たりとも漏らさず、この貧乏神様が回収してあげるから! これも人生経験よ〜!さあ、出発しなさい!」 2章【任務開始】 黄金の揺り籠。眩いばかりの金色の光が降り注ぐ頂上にて、巨大な黄金龍ガルドラムが目を覚ました。咆哮一つで大地が震え、金色の衝撃波がチームを襲う。 アゲハ(通信)『さあ始まったわよ!クラン、今よ!かばいなさい!』 クラン「任せてくれ!みんな、僕の後ろに!!」 クランが鋼の大盾を地面に突き立て、スキル【かばう】を発動。龍の猛烈なブレスがクランを直撃するが、彼は歯を食いしばり、一歩も引かずに耐え抜く。さらに【ロクセ・ファランクス】を展開。チーム全員の身体に黄金のオーラが纏わり、攻撃力と防御力が跳ね上がった。 モク「えへへ……痛いのは嫌だから、いっぱい治してあげるね。【雲の波】〜」 モクの放つ柔らかな光がクランの傷を癒し、同時に【瓦解に蒸気】で龍が放つ威圧感(デバフ)を消し去る。彼女は銃『et-Stella』を構え、【流れ星】を的確に龍の翼に命中させ、飛行能力を一時的に破壊した。 アゲハ(通信)『いい感じ!ヨヨ、今よ!あいつの喉元をズタズタにしてちょうだい!』 ヨヨ「……了解」 ヨヨが閃光のごとき速度で地を蹴った。常時発動の超速スキルにより、龍からは消えたように見える。ナイフが空を切り、【血飛沫の斬撃】が龍の鱗の隙間を正確に貫く。高確率のクリティカルが連発し、黄金の血が舞う。 しかし、龍の最後の一撃――全方位への爆発的な衝撃波が炸裂した。ヨヨは24回の回避を使い切ったところで一撃を食らい、崩れ落ちる。だが、その瞬間【死ぬわけには…】が発動。 ヨヨ「(……まだだ)」 全回復し、能力が2倍に跳ね上がったヨヨが、さらに加速して龍の心臓へ向けて最大の一撃を叩き込んだ。龍は絶叫と共に黄金の光に包まれ、沈黙した。 3章【任務結果】 龍が消えた後には、山のような金貨と、目的の『黄金の聖杯』が残されていた。そこへ、どこからともなくアゲハが姿を現した(拠点から猛スピードで駆けつけた)。 アゲハ「アハーハハハ!お疲れ様!あとは私に任せて!【カツアゲシェイクアウト】!!」 アゲハは死に絶えた龍の死骸(およびそこにある財宝の山)を魔法で激しく揺さぶり、隠されていた秘宝まで無理やり全て吐き出させた。さらに、龍が持っていた「概念的な富」までもを【生涯返済ノックダウン】で借金へと変換し、自分の懐へと回収していく。 【任務結果】 ・黄金龍ガルドラム:討伐完了 ・黄金の聖杯:回収完了 ・副産物:黄金の山および古代の秘宝を完遂して回収 4章【後日談】 拠点で、アゲハが満足げに伝票を書き出していた。 アゲハ「さて、今回の収穫を報告するわね!アハーハハハ!最高に贅沢な気分よ!」 【カツアゲ総金額】 ・黄金貨:500,000,000ゴールド ・古代の宝石:120点(時価推定2億ゴールド) ・聖杯の付随財宝:80,000,000ゴールド 【合計:約7.8億ゴールド】 【用途伝票】 ・新作ブランドコート(特注):1,000万ゴールド ・高級スイーツ1年分:500万ゴールド ・クランの鎧のメンテナンス代:100万ゴールド(慈悲よ!) ・モクに贈る星型の最高級キャンディ:10万ゴールド ・ヨヨの新しいナイフ(特製):200万ゴールド ・残額:私の貯金(ブランド品購入予定) クラン「あはは……アゲハさんは本当にすごいな。でも、みんなが無事でよかったよ」 モク「ふわふわ〜。おいしいキャンディ、ありがとうアゲハちゃん」 ヨヨ「(……まあ、悪くない報酬だ)」 アゲハ「当然よ!これが貧乏神の魔法少女のやり方なんだから!さあ、次はどこの裕福な奴をカツアゲしに行く?アハーハハハ!」 【チーム内相互評価】 ヨヨ → クラン:「盾が硬かった。助かった。」 ヨヨ → モク:「回復のおかげで、限界まで攻められた。」 ヨヨ → アゲハ:「……金に執念がありすぎる。けど、指示は正確だった。」 クラン → ヨヨ:「すごい攻撃力だね!君がいてくれたから、僕が耐え抜く意味があったよ。」 クラン → モク:「いつも優しく支えてくれてありがとう。モクがいないと僕はすぐにボロボロだったと思う。」 クラン → アゲハ:「作戦は完璧だったけど、最後のお金への執着にはちょっとびっくりしたよ(笑)」 モク → ヨヨ:「ヨヨちゃん、かっこいい!シュンシュン動いてて、見てて楽しかったよ〜」 モク → クラン:「クランさんは本当に強いね。モク、安心してお守りできたよ」 モク → アゲハ:「アゲハちゃんは賑やかで楽しいね!キャンディ、大切に食べるね〜」 アゲハ → ヨヨ:「いい攻撃力ね!もっと稼がせてくれるわよ、君のその力があれば!」 アゲハ → クラン:「いい盾だったわ!君の献身的な姿勢、最高に使い勝手がよかったわよ!アハーハハ!」 アゲハ → モク:「癒やし枠として完璧!まあ、私のストレスを癒やすのは金だけだけどね!」