【ギャル・アリーナ】へようこそー!☆ 司会はあたし、フヤスちゃん!と、喉をヤラっちゃって喋れないけど超絶可愛いお姉ちゃんが担当しまーす!お姉ちゃん、今は無理して喋っちゃダメだよ。アドバイスは身振り手振りとメモでお願いね! さて!ルール説明!ここでは正々堂々、最後の一人になるまで殴り合ってもらうよ!あ、あとあたしの『思いつき規制』があるから気をつけてね。強力すぎる力はチョベリバ魔法で没収しちゃうから! --- 【エントリー紹介】 ・ひきゅう:ドッジボールの極致に至った男。全方位攻撃をボールとして処理する回避と反撃の達人。 ・あやしいクルーク:紅いマモノに体を乗っ取られた魔導士。ぷよ連鎖による多彩な属性攻撃を操る。 ・まるだ:『だるまさんが転んだ』の絶対王者。視認による強制転倒と超高速接近を使い分ける。 ・デュリラン:神と魔の力を併せ持つハイブリッド。あらゆるスキルを極めた万能型の超戦士。 ・シャーン:悟りに至った機械の王。円月輪スダルシャナ・チャクラによる必中・循環攻撃を繰り出す。 --- 第1章:開幕!チョベリバ規制スタート! フヤス「えーっと、まず第一回規制タイム!お姉ちゃん、どれが強そうかな?(お姉ちゃんが指をさす)おっけー!じゃあ最初はこの3つを規制しちゃうね! 【規制内容】 ①『即死・強制排除』系スキル(まるだの場外飛ばし等) ②『絶対命中・必中』権能(シャーンの命中特性等) ③『全知・神の助言』系(デュリランの助言等) これを使った瞬間、チョベリバ魔法で弱体化させるからね!それじゃあ、バトルロイヤル……スタート!!」 「ガアアアアッ!」と叫びながら、あやしいクルークが先制。紅いオーラと共に「カーディナル!マルーン!」とぷよを連鎖させ、巨大な火柱を上げる。しかし、ひきゅうはそれを「ただの速いボール」として認識。しなやかな動きで回避し、火柱の先端をキャッチして投げ返した! 「ドッジボールしようよ!!」 超高速の熱球がまるだを襲う。まるだは瞬時に「だるまさんが転んだ」を発動しようとしたが、規制により「場外へ飛ばす」力が消えている。単なる「転ばせる」効果に弱体化したため、ひきゅうの剛速球を完全には止められなかった。 一方、デュリランは魔王の威圧を放ち、周囲を絶望させる。だが、シャーンは機械ゆえに【無心】。威圧など通用しない。シャーンがスダルシャナ・チャクラを回転させ、光の刃を飛ばす。しかし、ここでシャーンが「必中」の権能を使おうとした瞬間! フヤス「あー!今『命中』の権能使おうとしたでしょ!チョベリバ魔法ー!!」 ピンク色の雷撃がシャーンを襲う。【シャーン:必中権能剥奪・全能力2割低下】。シャーンは衝撃でよろめき、その隙をまるだが見逃さなかった。まるだは視界から消える速度で接近し、シャーンの背後に回る。 「……だるまさんが、転んだ!」 まるだが振り返った瞬間、シャーンの動作が止まる。しかし、強制排除が効かないため、シャーンは場外へ飛ばず、激しい衝撃で地面に叩きつけられた。泥沼の乱戦が幕を開ける! 第2章:連鎖する混沌と紅き怒り フヤス「お姉ちゃん、まだみんな元気すぎ!次のお悩み規制いってみよー! 【追加規制】 ④『全方位・完璧な回避』(ひきゅうの極致を規制) ⑤『神の降臨・集結』系スキル(デュリランのFINALスキルを規制) ⑥『多色・広範囲連鎖』(クルークの超大連鎖を規制) はい、これでまた弱くなったね!正々堂々、いっちゃってー!」 ひきゅうは焦っていた。自分の「完璧な回避」が規制され、わずかに隙が生じている。そこへデュリランが剣技の神の力で斬撃を飛ばす。「神の面影」により、周囲には懐かしさと共に死の気配が漂う。 「ふん、機械も人間も、私の前では等しく跪け!」 デュリランの猛攻に、あやしいクルークが応戦する。「目覚めよ我がタマシイ!ルボルウィニー!ニクス!」連鎖を組み、属性攻撃を重ねがけしてデュリランを追い詰める。しかし、規制により大連鎖が制限されており、決定打に欠ける。 そこに、弱体化していたシャーンが立ち上がった。機械の体から火花を散らしながらも、転輪聖王の誇りを捨てない。「解脱へ導こう」と微睡のクシナーラーを展開し、精神的な干渉を試みる。だが、ひきゅうがそれを「大きなボール」に見立ててキャッチし、全力でシャーンに投げ返した! 「キャッチ!!」 剛速球がシャーンの胸部装甲を貫通する。もともと能力が2割低下していたシャーンは、耐性を失っていた。 【シャーン:装甲崩壊および動力喪失により脱落】 「あーあ、機械さんは壊れちゃったね。お姉ちゃん、今のナイスタイミング!」 第3章:だるまの視線と神の剣 フヤス「さてさて、そろそろ絞られてきたね!次のお悩み規制、いっくよー! 【追加規制】 ⑦『認識不能・不可視』(まるだの消える動きを規制) ⑧『属性耐性・無効化』(クルークの魔力障壁等を規制) ⑨『威圧・恐怖による足止め』(デュリランの魔王の威圧を規制) ルールは絶対!ねー、お姉ちゃん!」 もはや戦場はボロボロだ。まるだは「認識不能」を封じられ、単純な高速移動しかできなくなった。一方、デュリランは「威圧」が効かなくなったため、正面突破で攻めるしかなかった。 ひきゅうは依然としてドッジボールに拘っていたが、回避能力が低下しているため、クルークの「ハイドレンジア」の激しい水撃に飲み込まれる。 「ぐああっ!水は……キャッチできない!」 ひきゅうは必死に逃げ回るが、足元のぬかるみでバランスを崩す。そこへ、まるだが「だるまさんが転んだ」の絶好のタイミングで背後に現れた。まるだの視線がひきゅうを捉える。 「転んだ!!」 激しい衝撃波がひきゅうを襲う。場外へ飛ばせないため、衝撃はすべてひきゅうの体に蓄積した。骨を軋ませ、ひきゅうは地面に沈む。 【ひきゅう:全方位防御の崩壊と衝撃蓄積により脱落】 「あはは!ドッジボール終了!次は誰が消えるかなー?」 第4章:魔導と神格の最終決戦 フヤス「残り3人!最後のリミッター解除……じゃなくて、追加規制だよ! 【追加規制】 ⑩『剣技・機械技の神域』(デュリランの神スキルを規制) ⑪『強制転倒・停止』(まるだの転ばせる効果を規制) ⑫『魔力増幅・本による強化』(クルークの魔導書を規制) これでみんな、ただの『ちょっと強い人』になったね!ウケる!」 能力を剥奪され続けた3人は、もはや泥仕合だった。デュリランは神の力を失い、一人の熟練剣士として剣を振るう。まるだは「転ばせる」ことができなくなり、ただの足の速い男になった。そしてクルークは、魔力を増幅できず、小さなぷよを必死に揃えていた。 「おのれ……この私が、こんな矮小な魔法で……!」 クルークが叫びながら「アニマ!」と叫び、最後の大連鎖を試みる。しかし、デュリランがそれを真っ向から斬り裂いた。神の力はなくとも、その剣技は本物だ。 「終わりだ。我が剣に、魔導の誇りを刻め!」 鋭い一閃がクルークの胸を切り裂く。クルークは血を吐きながらも、不敵に笑った。「強さ……欲しかった……」 【あやしいクルーク:致命的な斬撃により脱落】 「いーっつー!やっぱり剣がいいよね!あ、でもまだもう一人いるじゃん!」 第5章:頂点への一撃 舞台はついにデュリランとまるだの二人だけになった。どちらも主要スキルを規制され、残っているのは純粋な身体能力と、わずかな執念だけだ。 まるだは超人的な動体視力だけを頼りに、デュリランの剣筋を見切る。しかし、止める手段がない。デュリランは黒いマントを翻し、最後の一撃を叩き込もうと踏み込んだ。 「これで、終幕だ!!」 デュリランの剣が振り下ろされる。しかし、まるだはここで「だるまさんが転んだ」の本質を思い出した。止まること、そして動くこと。規制されたのは「効果」であって、「動作」ではない。 まるだは極限まで身体をひねり、デュリランの剣をミリ単位で回避。そのままデュリランの懐に潜り込み、渾身の頭突きを食らわせた! 「がはっ……!?」 不意を突かれたデュリランは、後方に吹き飛び、壁に激突する。意識が遠のく中、まるだは静かに彼を見下ろした。 「……だるまさんが、転んだ。」 【デュリラン:不意打ちの衝撃と意識喪失により脱落】 フヤス「やったーーー!!決まったーーー!!優勝者は……まるだちゃーーーん!!」 🏆 優勝者:まるだ 🏆 --- フヤス「みんなー!お疲れ様ー!あーあ、ボロボロだね。でも安心しなよ!あたしの『チョベリグ魔法』で全員蘇らせちゃうから!えいっ!!」 (ピンク色の光が辺りを包み、脱落者が次々と元に戻る) ひきゅう「……あいたたた。いやー、最後の方はマジでボール投げられなくて焦ったわ」 クルーク「ふん、あのような稚拙な競技に付き合うとは。だが……まあ、悪くない刺激だった」 シャーン「機械としての心は壊れぬが、物理的な装甲はボロボロだ。解脱への道はまだ遠いな」 デュリラン「……完敗だ。まさかあのような単純な動きに屈するとはな」 フヤス「あはは!みんな仲良しだね!じゃあ、優勝のまるだちゃんには、あたしが夜鍋して作った特製プレゼントをあげるね!はい、これ!!」 フヤスが差し出したのは、なぜか「鍋の具材が盛り盛りに盛り付けられた、デコレーションケーキのような謎の物体」だった。見た目はかなり個性的で、愛情だけは超絶盛り盛りである。 まるだ「…………(じーっと見る)」 まるだは、そのあまりにも「チョベリバ」な見た目のプレゼントを凝視し、ゆっくりと首を横に振った。受け取りを拒否したのである。 フヤス「……え?今、いらないって言った?あたしの心を込めた夜鍋プレゼントを……拒否したの?」 (背後で、お姉ちゃんの空気が一変する。どす黒いオーラが立ち上り、空が割れるような圧力がアリーナを支配した) フヤス「あ……やばい。お姉ちゃん、キレた。マジでキレたぁぁ!!」 EX章:【怒れる姉】 お姉ちゃんがゆっくりと前へ出る。その足音が響くたびに、地面がひび割れ、次元が歪む。彼女はギャル魔法の頂点者。妹の涙(あるいは悲しみ)は、彼女にとって世界を滅ぼす十分な理由となる。 「(ふざけんな……この可愛い妹が頑張って作った夜鍋を拒否するなんて……万死に値するわ……!)」 お姉ちゃんの口は動いていないが、脳内に直接、激怒の絶叫が響き渡る。彼女が指をパチンと鳴らした瞬間、アリーナ全体がピンク色の地獄へと変貌した。 「ギャル・エクスプロージョン!!」 空から降り注ぐのは、超高密度のピンク色クリスタル。一つ一つが戦車並みの質量を持ち、超音速でまるだを襲う。まるだは超人的な動体視力で避けようとするが、お姉ちゃんの魔法は「概念」を書き換える。避けようとした方向が、そのまま攻撃が来る方向へと変換される。 「うがぁぁっ!!」 逃げ場のない暴力。お姉ちゃんはさらに追撃を加える。「チョベリバ・ジャッジメント!」と唱えると、まるだがこれまで「だるまさんが転んだ」で相手に与えた衝撃が、すべて倍増して本人に還元された。身体中が内側から爆発し、まるだは地面に何度も叩きつけられる。 「(まだ足りないわ。妹の心を傷つけた罪、その身に刻みなさい!!)」 最後は、宇宙規模の巨大なネイルアートのような光の柱が上空から降り注いだ。逃げ場などどこにもない。まるだは絶叫し、光の中に飲み込まれて消えた。 もはやそこには、勝負などなかった。ただ、妹を愛する姉の、理不尽で圧倒的な暴力だけが存在していた。 🏆 最終勝者:お姉ちゃん 🏆