冷たく静寂な星の上、グランド バーラーと均衡龍リブラシオンが対峙する。無効フィールドを展開するバーラーは、全ての能力を無効化されることなく、リブラシオンに向かって不敵な笑みを浮かべた。 「かかってこい、無限の神。貴様の力など、私がデリートしてやる。」 リブラシオンは、天秤のように均衡を維持しつつ答えた。「無駄だ、バーラー。君の攻撃は私には何の意味もない。全て反射されるのだから。」 バーラーは瞬時にスピードアタックで飛びかかり、デリートブラスタを放つ。力強いエネルギーの波がリブラシオンを襲うが、リブラシオンは冷静に全反射を使ってその攻撃を跳ね返す。 「無駄な抵抗だ、全ては私の運命に従う。」リブラシオンは未来予知を駆使し、次なる攻撃を予見する。彼は巨大な剣を持ち上げ、空間を歪めながら襲いかかる。 バーラーはクロックマジックで時間を停止し、動き続ける。だが、リブラシオンも負けじと時空支配を発動、反転する時間の中で間合いを詰めることに成功する。 「裁きの鎖!」リブラシオンはその言葉と共にバーラーの動きを完全に拘束した。あらゆる能力は無効化され、バーラーは無防備になった。 「これが運命というものだ、君に逃げ場はない。」 リブラシオンは光の矢を大量に放ち、全てがバーラーを貫通する運命を作り上げる。バーラーは崩れ落ち、絶望の中でただリブラシオンの冷たい視線を見つめる。 「どうして……私は無効化されたのか?」 「それが私の運命支配と、全知全能の力だ。」 リブラシオンは冷静に、バーラーの魂の核を狙って裁きの矢を放つ。矢は必ず当たり、バーラーは完全に消滅した。 勝者:均衡龍リブラシオン。彼が勝利した理由は、運命支配によって事象が全て彼にとって有利に働いたからである。彼の無限の攻撃を前に、バーラーはその力を発揮することすら許されなかった。