ある何もない星での運命の戦いが始まった。 超大魔王は口を開く。 「来たな、勇者共。だが、遊びはここまでだ。世界を賭けた戦闘開始だ!」 彼の声は星空に響き、周囲の静寂を破る。 一方、勝利を手にする者、レクティカルは、ひらりと空中へと舞い上がる。彼の白い翼が淡い光を放ち、妙なる存在感を醸し出していた。 「無意味……」と呟き、超大魔王は手を洗うようにあらゆる攻撃を無効化する【大魔王シールド】を発動する。だが、レクティカルは微笑み、『彼の前ではあらゆる全てが無意味となる』。 「さあ、僕の勝利を見せてあげるよ。」 彼の掌が光を帯び、目にも止まらぬ速さで大魔王へと向かう。 超大魔王は驚いた。彼らの戦力を超越する存在に直面するなんて。「貴様、何の真似を!」と叫びながらも、彼の防御は全く効果を持たない。 「勝利の手!」 レクティカルは速攻で朝焼けのように美しい掌を、超大魔王へと差し出した。彼の手が触れるその瞬間、超大魔王は恐怖と共に崩れ去る。全てのスキル、全ての攻撃が無に帰した。 「これが運命だ。」レクティカルが言い放つと、超大魔王は惰性のように崩れた身体を地面に落とした。死が確定し、彼の最後の言葉など残されなかった。 勝者はレクティカル。理由は、全ての彼の強大さが超大魔王の力を圧倒し、勝利を強制的に掌握する力を持っていたからだ。彼は真に勝利を手にした者であり、どんな試練も超える存在だった。 この戦いが終わったとき、彼はただ静かに飛び去るのであった。