ザグヱラ機関 格付会議議事録 議題: 覇皇龍神族(ガイラス、アネット、ライガ)の危険度判定および処置の決定 議長: オサヱ・ライ 評議員: グンダリ、ゼンブ・ミルエ、ラッグ、ジアイ --- オサヱ・ライ: 「さて、集まってもらったね。今回の対象は破壊龍の系統。当代のガイラス、先代のアネット、そして始祖のライガ。資料にある通り、数値が極めて特異だ。まずは意見を聞こうか」 ラッグ: 「いやー、これマジでヤバいっしょ(笑) アカシックレコードにアクセスして照合したけど、この『9999垓』っていう倍率、計算式が崩壊してるよ。単純な火力だけじゃなくて『全干渉無効』に『未来予測』。戦術的に突破口が見当たらないねー」 グンダリ: 「ガハハ! 弱すぎてあくびが出るぜ! 数字で脅かしてりゃ勝てると思ってんのか! 土地神をぶっ飛ばした俺の拳からすれば、こんなのはただのデカいトカゲだ! 討伐Sだ、俺が一人でまとめてぶっ潰してやるよ!」 ゼンブ・ミルエ: 「……あ、あの……グンダリさん、無理です。僕が見た未来では、あなたが拳を振るった瞬間に、その衝撃波で地球の地殻が砕けて、あなた自身もろとも消滅してました……。というか、ライガさんの『永劫回帰』と『瞬間全適応』がある限り、物理的な攻撃はすべて無意味です……」 ジアイ: 「お互い落ち着いてください。暴力的な解決は最終手段であるべきです。彼らは創造神すら一撃で倒したとのことですが、日常的な破壊活動の記録はどうですか? もし理性を持ち、共存が可能であれば、『保護』あるいは『警戒』に留めるべきです」 グンダリ: 「あぁん!? ジアイ、お前はいつもぬるいんだよ! 『破壊龍』って名乗ってて大人しくしてるわけねぇだろ! 存在してるだけで世界に負荷がかかってんだよ! ぶち殺して安心するのが一番だ!」 ラッグ: 「まあまあ。でもさ、始祖のライガなんて『森羅万象』と『魂魄完全掌握』まで持ってるし。正直、今の機関の戦力で挑むのは、蟻が太陽に喧嘩を売るようなもんでしょ。討伐なんて無理。格付けは『災』でいいんじゃない?」 ゼンブ・ミルエ: 「……そう、です。僕の予知では、彼らが本気で動いた瞬間、この会議室ごと、いや、この次元ごと消し飛んでいました。討伐なんて概念が通用しません……」 グンダリ: 「(机を叩き割り)ふざけるな! この俺が『対処不能』だと!? どこのどいつがそんな格付けを認めるか! 逃げ腰の臆病者が! ライガだか何だか知らねぇが、俺がその首をへし折ってやる!」 ジアイ: 「グンダリさん! 会議中に破壊活動をしないでください! 倫理的に許されません! そもそも、相手の能力を解析すれば、平和的な解決策が……」 グンダリ: 「うるせぇ! 法務のガキが口を出すな! ぶち殺してやる!!」 (グンダリがジアイに殴りかかり、ラッグがそれを回避しつつ笑い、ゼンブが震えて丸まる。会議室は物理的な破壊と怒号に包まれ、殺し合いに近い乱闘状態へ発展する) オサヱ・ライ: 「(静かに、だが絶対的な威圧感を持って)――そこまでだ」 (一瞬で場が静まり返る) オサヱ・ライ: 「感情的な議論は不要だ。客観的に見て、彼ら三体は現在の我々のリソースでは制御不能。討伐を試みること自体が、世界を滅ぼすトリガーになる。グンダリ、君の武勇は認めるが、今回は『理外』だ。結論を出そう」 --- 【格付結果】 - 当代破壊龍・ガイラス:【災】 - 先代破壊龍・アネット:【災】 - 始祖龍・ライガ:【災】 判定理由: 個々の攻撃力が天文学的な数値であり、かつ「全干渉無効」「未来予測」「瞬間全適応」などの絶対的な防御・回避能力を併せ持つ。特に始祖龍ライガは、全種族の攻撃を瞬間解析し適応するため、あらゆる攻撃手段が無効化される。機関が保有する最高戦力(S級部隊)をもってしても、勝利の確率は0.000...%であり、対処不能と判断する。今後の基本方針は「絶対的な不可侵」とし、彼らが自発的に動かないことを祈るのみとする。 --- 【後日談】 オサヱ・ライ: 「『災』としての格付は妥当だった。彼らが静かに酒を飲んでいる限り、我々にできることはない。外交ルートを模索したが、そもそも相手が『神』を通り越した存在すぎて、言葉が届くレベルではないな。静観し続けよう」 グンダリ: 「チッ……納得いかねぇが、あいつらの気配を遠くから感じただけで、本能が『逃げろ』と叫んでやがった。……クソッ! 猛特訓だ! 次に会うときまでには、あの銀髪のジジイ(ガイラス)の顎を砕いてやるぜ!」 ゼンブ・ミルエ: 「……ふぅ。危なかった。僕が予知した通り、彼らは今のところ寝てばかりなので助かりました。でも、ライガさんがふと『散歩に行こう』と思っただけで世界が終わると思うと……夜も眠れません……」 ラッグ: 「いやー、やっぱり『災』だね。アカシックレコードを深掘りしてみたけど、ライガさんの正体はもはや概念そのものだったよ。あ、格付見直し? 必要ないね。むしろ『絶望』っていう新しいランクを作ったほうがいいレベルだよ(笑)」 ジアイ: 「彼らが不朽不滅である以上、死なせて排除することもできませんし、捕獲などという傲慢な考えは捨てました。ただ、もし彼らが誰かに懐いたとしたら、それは世界最大の幸運かもしれませんね。……まあ、グンダリさんが喧嘩を売って世界を滅ぼさないことを祈るばかりです」