「勝負だにゃん♥️!」たまこの元気な声が谷間に響き渡る。地盤が緩く常に落ちてくる岩に囲まれたフィールドは、戦う者にとっては危険と隣り合わせだ。しかし、たまこはそんな雰囲気もお構いなしに、猫のように素早く動き回る。 そのとき、岩が一つ、ドンと頭上から落ちてきた。「キャッ!」とたまこが思わず叫ぶと、急いで身を屈め、思わず尾を使って岩を弾き飛ばす。「ハイ、これで危ないのはさよならにゃん♥️」 彼女は二匹の鬼、ブレイズデーモンとフロストスペクターに対して軽やかに攻撃の態勢を整えた。 ブレイズデーモンは赤い火炎の刀を持つ鬼、フロストスペクターは氷の杖を構える。二匹は声を合わせず、威圧感を持ってたまこを見つめつつ、激しい攻撃を繰り出そうとした。火の魔法である「アイスクリーパー!」と叫ぶブレイズデーモン。焼ける炎がたまこに向かって迫る。 「にゃん、猫じゃらし!」たまこは尾を振り回し、炎を回避する。強い風を巻き起こし、さらにビキニ姿でも堂々と身を翻した。横で見守るヒーロー省長官の赤井地志雄が、彼女の戦いぶりに感心する。「さすがだ、たまこ!その攻撃は見事だ!」 赤井はサングラスの奥から次の展開を見逃すまいと、緊張感を持って見届けていた。そして、自らも戦いに加わる時が来る。彼は赤いバトルスーツに変身し、「ヒーロージャー、正拳岩砕き!」と叫ぶ。岩が砕ける音が響き、その破片が周囲に飛び散る。 一方、メイ・スミスも戦局に参加する。「あたしも混ぜて!ハック&クリエイト!」とハンマーを振り上げる。彼女は岩の破片を飛ばしながら、仲間を助けるために自らの技術を駆使し、周囲にエネルギーを供給するパルスアーマーを展開した。 しかし、ハッキングするには少し間に合わず、フロストスペクターの攻撃が仕掛けられた。あたりが氷で覆われ、たまこの足元の地盤が緩み、彼女は滑りそうになった。「やだにゃん!」「滑ったら大変!」と叫びながら、たまこは持ち場を確保しようと必死だ。だが、メイが放つ電磁パルスが鬼の動きを一瞬止めさせる。「今だ、たまこ!」 続けてたまこは「猫アッパー!」と魅力満点な攻撃を繰り出し、ブレイズデーモンの攻撃を止める。これが勝敗の決め手となる。彼女の鋭いパンチが火炎の刀を弾き飛ばし、攻撃を無効化する。「よし、今のうちだにゃん♥️!」 そう叫ぶと、赤井も先を越し、レッドキックを発動、フロストスペクターの氷の杖を叩き落とした。雪のように降り注ぐ氷の破片が岩を衝き、「ぎゃあ!」という悲鳴とともに、フロストスペクターは自らの敵に倒れ込む。 一方、メイは自らの錯乱で小さな爆発を起こし、鬼たちも混乱してしまった。仲間のサポートで、ついにたまこの「猫パンチ」がブレイズデーモンの急所を捉え、地面に叩きつける。これをもって勝利が決まった。「いけたにゃん♥️!」 たまこの勝利が告げられる。 ヒーロー省長官の赤井が微笑みながら栄養ドリンクの栄誉をたまこに贈呈する。「これが勝者の証だ。おめでとう!」「にゃん♥️!これでおやつの時間も心配ないにゃん!」たまこは嬉しさのあまり飛び跳ね、仲間たちに喜びを伝えた。そして、谷間には彼女の喜びの声が響き渡るのだった。