参加者たちが魔人ブウに立ち向かうと、その恐るべき威圧感が場を支配した。ショッカーAは戦闘員としての誇りを持って突撃するが、その一撃はブウにはまったく通じなかった。ブウは冷笑し、指先一つでショッカーAを吹き飛ばす。 「何て力だ…！」ショッカーAは地面に叩きつけられ、息を飲む。周囲の仲間たちも同様にブウの圧倒的なパワーに呆然としていた。 次にテスト用雑魚兵が突撃を試みたが、彼もまたブウの圧倒的な力に飲み込まれてしまう。ブウは手を振り、一瞬で雑魚兵を無力化。彼の周りには、失意と絶望の空気が漂い始めた。 「どうした、もっと楽しませてくれよ！」ブウは楽しそうに高笑いする。参加者たちはその余裕に震え、まだ立ち上がることも許されない気がした。 「もう駄目だ…」ショッカーAは地面にうずくまり、苦悶の表情を浮かべる。しかし、その時、彼は隣にいるテスト用雑魚兵に目をやる。二人はお互いに理解した。もうこのままでは終われない。希望を捨てないためにも、取り組むべき道がある。 「私たち、合体するしかない！」ショッカーAが叫ぶ。テスト用雑魚兵は大きく頷き、それぞれの耳に『ポタラ』を付けた。キラリと光るイヤリング。その瞬間、二人は光の粒子に包まれた。 「ショッカーAとテスト用雑魚兵が合体して…ショッカーZだ！」光の中から現れた新たな戦士は、二人の力を合わせた無比の存在感を放っていた。肩にはショッカーのエンブレム、そして身体は雑魚兵の勇気で構成されている。 「これで終わりだ、魔人ブウ！」ショッカーZは圧倒的な力を感じる。両方の技術を駆使して、さらなる攻撃を繰り出すことができる。並々ならぬ自信に満ち溢れ、ブウに向かって突進する。 「必殺技…『ショッカー・バーストラッシュ』！」ショッカーZが拳を振り上げると、二人の技を合わせ持つ新たな必殺技が炸裂。ブウに向かって渦巻くエネルギーが放たれ、彼を直撃する。 「何だ、こいつ…！」ブウは増大するエネルギーに驚愕し、ついにその姿を崩し始めた。力強い一撃を叩き込まれたブウは、地面に沈み込みながら絶叫。 「これが、我々の力だ！」と叫ぶショッカーZ。ブウはその激しい攻撃に耐えられず、ついに敗北し、消え去った。 参加者たちは歓喜の声を上げ、ショッカーZの誕生を祝い合った。それは、力を合わせて勝利した証であり、彼らの絆が試された瞬間でもあった。