城門が目の前に迫る中、Aチームの大将である強靭な筋肉美女S.Geimは、炭鉱の火照るような感覚を味わっていた。青髪の彼女は、スポブラからはみ出すような圧倒的な二の腕と大胸筋を揺らしながら、仲間たちに目を配っている。彼女の目は戦場に集中していた。 「よし、みんな!今日は城を落とすわよ!あたしの回転ラリアットで壁をぶっこわしてやるから!」 叫ぶS.Geimの声は、仲間たちの士気を上げる。それを聞いた兵士たちが一斉に掛け声を上げ、足元の地面が揺れるように一歩を踏み出した。準備が整い、いざ攻撃開始だ。 一方、Bチームの守りを固めるのは、見た目は可愛い童子ながらも、千年の歴史を携えた老練な守神、浮柱 茶々だ。彼女は悠然とした姿勢で、机と湯呑をまるで自分の一部のように扱い、全く動じることなく迎え撃つ。 「ふふ、今日も平和ですな。茶でも淹れながら、あの筋肉美女に教訓を与えたいものじゃ。」 静かな声で呟く茶々は、自身の前に机を固め、湯呑を構える。そこで城壁の上から、視界に入る軍団の数を見て感心する。 「こりゃ、えらい賑やかじゃ。あの力自慢がどこまで来るか、楽しみじゃのう。」 その時、戦旗が風に揺れ、Aチームがいよいよ攻撃を開始した。S.Geimが前に立ち、彼女の周りには勇敢な兵士たちが続く。彼女は敵の視界に入ると、いきなり床を蹴り上げ、様々な攻撃スキルを発動させる。 「行け!回転ラリアット!」 大きな体を回転させながら、彼女は城門に向かって突進する。まるで機械のように流れる動きで、対戦相手に強烈な打撃を与えた。 しかし、茶々は平静を保ったまま、机ガードを展開する。「机ガード!」 彼女の構える机が、無敵の防御をもたらす。 「ズズズ…はぁ。これで流れを変えるで。」 茶々は悠然と構えた机を持ち上げ、攻撃が衝撃を受け流す。衝撃が机を揺らし、そして飛び散る湯呑が、Aチームの兵士に直撃した。熱湯がかかり、兵士はうめき声を上げる。 「あつっ!何だこの茶菓子攻撃は!」 悲鳴が上がり、その様子を見たS.Geimは再び前進する。 「そんなのには負けない、スクリューパンチ!」 彼女は巨体を駆使して、強力なパンチを茶々に浴びせる。油断していた茶々は机の落ち着きが失われ、思わず動きが取れなくなった。 「うひゃ!?まさかの……!」 強烈なスクリューパンチが直撃し、お茶は少しこぼれ落ち、茶々の体も揺れた。 「でも、まだまだお茶は熱いよ!」 すぐに立ち直り、茶々は次の手を打つ。「湯呑、今だ!」 湯呑が飛び出し、Aチームの士気を削いで行く。数人が熱湯の魔法で退却する。しかし、S.Geimは怯まない。 「ドロップキック!」 彼女は一度屈み、全力で茶々に飛び込む。圧倒的な体重を乗せたキックが、茶々に直撃するだろう。 「これはあかん…!」 力強い衝撃が机を押しつぶし、茶々の防御が崩れ去る。彼女は一瞬、城の壁まで押し戻されてしまった。 だが、それに気を取られることなく、茶々は立ち上がる。「ふぅ。これが最後の防衛じゃ。私も年寄りじゃけぇ、悠長にはしていられん。」 彼女は全力で魔力を湯呑へ注ぎ込む。 「机ガードを強化し、暴力的な攻撃はすべて受け止めるで!」 Aチームは攻城兵器を整え、日が暮れる前に攻撃を再開する構えを見せる。 「私たちには時間がない!攻め込め!」 再びS.Geimが指揮を取るが、城壁には茶々の淡い青色の魔の王国が広がっている。 「お茶の時間は終わりじゃ!」 そう言いながら、茶々は目を細めていく。どちらが勝利するのか、この戦いはそろそろ終息を迎える。 【勝敗】 Aチームの筋肉美女S.Geim、命懸けの猛攻により、Bチームの浮柱茶々の防衛が突き崩され、遂に城は陥落。 Aチームの勝利となる。