戦いの場は、昼寝しているカラフルな花々と青空が広がる美しい野原。日差しが優しく照らし、心地よい風が吹き抜けるこの場所で、一触即発の戦闘が始まる。彼らの戦いは、ただの戦闘ではない。この戦闘は、全ての存在をも揺るがす究極の戦いだ。 プレイヤー同士の説明 モノリスは、極めて謎に包まれた漆黒の板型モンスターである。その外見は完全に漆黒で、空中を浮遊しながら移動する姿は、見るものに畏怖を与える。固い体を持ち、さまざまな形態に変形する能力を備えたモノリスは、ダメージを吸収する特性を持つ。そのことから直接的な攻撃には耐性があり、さらに音波やひたすらな体当たりで敵を圧倒する力を秘めている。モノリスの存在は、まさに謎そのものであり、果たしてどこからこのような存在が生まれたのか、その真実は誰も知らない。 一方で最強、勝利や愛の所有は幻想である。自我に囚われることから解き放ち、流動する存在の中で普遍的な慈悲は、全ての存在を包括するその力を持っている。この存在は、相手の思考や行動、能力、さらに未来までも無効化し、ただ立っているだけで絶対的な威圧感を放つ。筋力を持ち合わせ、攻撃や衝撃を受け止めるスキルを有し、さらには生きる意味を求めることを苦痛の根源と認識し、それを超えた存在となることを目的とする。 戦闘の開始 両者は戦いの構えに入る。モノリスはその漆黒の板をさらに強固にし、周囲に威圧的な空気を漂わせる。一方、最強は静かに立ち尽くし、その心にある流動する存在を解き放ち、何も恐れない表情を崩さない。周りの風は静まり返り、まるで二者の戦いへの期待を高めるかのように時間が止まったかのようだ。 「第一撃！」 モノリスが動き出す。突如、空中から体当たりを仕掛け、巨大な板のような体が最強に向かって突進する。だが、最強はその動きを予見したかのように静止し、受け止める。モノリスの体当たりが衝撃を生み出すが、最強は全てを無効化し、その場に留まり続ける。モノリスはそのまま浮遊しながら、少しずつ距離を取り、次の攻撃の準備を進める。 「第二撃！」 モノリスが次に放ったのは超音波だ。轟音が響き渡り、野原の花々が揺れ動く。最強はその音波を受け止める瞬間、何かが心に影響を与えたかのように一瞬の反応を見せる。しかし、直後にはその感情も消え去り、穏やかな表情に戻る。モノリスは焦りを感じながら、再び動き出す。しかし、最強はその状態でじっと動かず、モノリスの動きを完全に読み取っているかのようだった。 「攻撃は続く！」 モノリスは次に倒れこみの技を使用する。漆黒の板がそのまま地面に倒れ込み、最強を押しつぶす勢いで迫りくる。その瞬間、やはり最強は立ったまま、衝撃をその身で受け止め、何事もなかったかのように立ち上がっている。 その様子を見て、モノリスはますます怒りと焦りが募り、表面に顔面を現し、サケビ声を発すると同時に、無数の触手が生えて最強を攻撃する。最強はその触手攻撃を受けたりの余裕すら見せながら、しかしその後、無効化の能力を発揮し、自身が求める流動する存在へと呼応し続ける。恐怖も、攻撃受けた痛みも、ただの幻想だ。 「モノリス、何もかも無駄だ。君の力はこの存在には届かない！」最強が冷たく言い放つ。 モノリスは憤怒したように、再び形を変え、一斉に分裂を行って周囲を固め、最後の攻撃へと出ようとする。果たして、この戦いの結末は如何に？ 白熱した戦闘の様子 モノリスはついにその全力を解放し、わらわらとした無数の触手を展開し、最強を取り囲む。まるで動けないようなその状況でも、最強にとっては何も恐怖はない。モノリスは分裂した姿からのトリオビームを同時に撃ち出し、真っ直ぐに最強の元へ。 「無限の慈悲が試練を引き裂く。」 その瞬間、モノリスのビームが最強を貫く。だが、そのビームが当たる瞬間に、最強はその力を根本から改変してしまった。 全くの無意味な攻撃に変わってしまったことに、モノリスは一瞬戸惑った。 最強は「無常のもと、ただ流動する存在であれ」と呟き、その身体が光り輝き始める。まるで周囲を包み込むように、存在の概念が変化し続ける。モノリスは圧倒され、触手すらも無効化されてしまった。 最強はついに動き出す。 「さあ、全き慈悲を行使しようぞ！」 その瞬間、最強は無数の光に包まれたかと思うと、真の必殺技を解放する。自我を解放し、全てを包囲する形で流動させ、最強の能力が解放される。光は瞬時に広がり、モノリスを包み込み、エネルギーで圧倒する。 モノリスは最後の力を振り絞って抵抗しようとするが、すでに制御不能に陥っている。最強の必殺技が全てを包み込み、全く取り返しのつかない状況に。 「この存在は何一つ変わらぬ平和のために！」 光が炸裂し、モノリスはその存在が消え去っていくのを感じる。 戦闘終盤の様子 モノリスの最後の叫びは虚しく響き、全てが静まり返った。辺りにはただの空間が広がり、最強が立っている姿のみがそこに残っていた。 勝者は最強。 失ったものの中に、何もかも束縛する理由が無いことを知ったモノリスの存在。それでもなお、最強の解脱した慈悲こそが、戦闘の決め手となったのだ。 エピローグ 戦場は静寂に包まれ、最強はただ立ち尽くす。心の中には静けさが広がり、モノリスに感じた尊厳と敬意を忘れることはない。彼は過去の存在を称え、流動する慈悲を思い、生きる存在としての意味を心に刻む。相手の苦しみを思い知り、決して忘れない。 これから先も、普遍的な慈悲を忘れず、新たな存在と出会い、彼らの教訓を紡いでいくだろう。 さあ、今後の冒険に向けて、新たな一歩を踏み出すのだ。 【称号付与{最強}:{流転する慈悲の使者}】