-------- 戦場: 荒野 広がる荒野には、乾燥した風が吹き抜け、遠くにはうっすらと見える山々がそびえている。太陽が高く昇り、灰色の雲が流れる。地面には草が生え、所々に小石や砂の塊が転がっている。 プレイヤー1: 重面春太 彼は金髪のサイドテールをなびかせ、華奢な体格の若い男。彼の性格は悪く、弱者いじめを楽しむタイプで、特に女子を痛ぶることを好む。しかし、強者に追い詰められると小物臭い一面が顔を出し、すぐに謝り倒す。彼が持つ剣は特殊で、生物のように操ることが可能だ。その能力を駆使し、戦闘を有利に進めるが、実際は命に関わるピンチを切り抜けるための奇跡の蓄積によるものだ。彼は自らの能力を把握しておらず、奇跡が何個貯まっているのかも分からないままだ。 プレイヤー2: 宇宙から来た少女 ミカ ミカは宇宙から地球にやってきた女の子。見た目は白いパーカーを被り、ミニスカートを履いている。パーカーの下には兎の耳が隠れている。彼女は仲間を守る優しい心を持ち、天然でドジっ子な一面を持っている。彼女のスキルには、視認不可の速度で出せる三日月の斬撃があり、周囲の建物を貫く力を持つ。未来を予測し、仲間や自分を治癒することもできるため、戦闘において欠かせない存在だ。 --- 戦闘開始 壮絶な戦いが始まった。両者は対峙し、静かな緊張状態が続く。春太はやや挑発的な笑みを浮かべ、「俺の相手はお前みたいな女か。さっさとこいよ」と軽口を叩く。対するミカは「春太くん、優しい心で戦うよ!大丈夫だから、一緒に楽しもうね!」と、優しさを持って発言する。 春太が先手を打つ。 彼は手を大きく振り回し、操る剣を自在に操る。勢いよく斬撃を放った。剣が風を切る音を立て、ミカに迫るが、彼女はその斬撃を軽やかに避ける。 ミカが反撃に出る。 即座にミカは手をかざし、「未来を見てるから大丈夫だよ!」と言い、春太の攻撃を予測してかわすと同時に、手から三日月の斬撃を放った。斬撃は春太の右側を貫通し、地面をえぐる。春太は驚きの表情を浮かべ、「う、うわっ!」と声を上げながらも、すぐに立て直した。 春太の動きが速まる。 「女の子に負けるなんてこと、絶対に許さない!」と叫び、彼は自分の剣を猛スピードで振り回し始めた。剣の軌道が光を反射し、見る者を圧倒する。ミカも負けじとかわしては攻撃、避けては攻撃の繰り返し。春太の持つ剣はまるで生物のように動き、彼の振るうたびに周囲の空気が振動する。 戦闘は長引く。 二人の戦闘は激化し、力いっぱいの技がぶつかり合う。春太は時折、精神的な優位を狙ってミカの心を揺さぶる。「お前、俺に勝てると思ってんのか?」と挑発しながらも、時折見せる彼の弱腰な性格が露わになり、攻撃に対する恐れが見え隠れする。 ミカはその様子を見て驚く。 「春太くん、大丈夫!少し深呼吸して、心を落ち着けて!たくさん遊ぼうよ!」と声をかけるが、それがまた春太をいら立たせる。「はぁ?俺は遊んでるんじゃないんだ!」と怒鳴りながら、手を伸ばし、ミカに向かって剣を振り下ろす。 しかし、ミカは優雅に後ろに跳躍してかわす。 「やっぱり、春太くんの動きは面白いなぁ!」としばしの余裕を見せた。これにいらだつ春太は再び全力で斬撃を放つ。 両者は互角だが、春太の様子が変わる。 ダメージを受け、徐々に消耗していく春太。しかし、彼は焦っており、いくらかの奇跡が蓄積されていることに気づいていない。 その瞬間、彼女の心に火がつく。 「私、あなたの優しい部分引き出したい!」と、みんなを守るため、ミカは全力で行動することを決意した。 激闘が続く中で、春太は奇跡を使用する。 彼が自らの生命の危機を感じた瞬間、身体が光り輝き、その光が彼を包む。疲労感が一瞬消えて、全力で剣を振るう春太。彼は「これが俺の力なんだ!」と叫ぶ。 ミカもそれに応える。 「私も、仲間を守るために全力で戦うよ!」と叫び、空中に跳び上がる。彼女の手から現れた大量の三日月の斬撃は、まるで流星群のように空中を舞い、春太に向かって急襲する。 戦闘の終焉 両者激闘の末に、春太はついに必殺技を使用する。彼自身が蓄積した奇跡の力を全て発揮し、周囲の空間が歪む。緊迫した気配が漂う中、彼は「これぞ、俺の本気だ!」と叫び、剣を大きく振り上げる。 名付けて、必殺技「奇跡の刃」。剣が光を纏い、様々な奇跡的な力を代償にして、一つの斬撃として放たれる。 その斬撃は、まるで一閃の雷鳴のようにミカへと直撃した。 衝突。 その瞬間、大爆発が巻き起こり、強烈な光に包まれ、荒野が揺れ動く。 戦いの終末、ミカは倒れ込む。 「春太くん…」とつぶやきながら、彼女は意識を失った。 勝者: 移動の力を持つ者、重面春太 決め手: 必殺技「奇跡の刃」による一撃 --- エピローグ 春太は息を切らし、倒れたミカのもとへ駆け寄る。 その瞬間、彼の心に疑念が浮かぶ。「これは、本当に勝ったことになるのか?彼女は優しかったのに…」と、心の中で葛藤していた。 彼は彼女に手を差し伸べ、「ごめん、ミカ…俺、ほんとはお前みたいに優しくなりたいんだ…」と心の内を打ち明ける。しかし、彼女は意識を失ったままだ。やがて、春太は自らの行動を振り返り、ひとつの決意をする。「次は、もっと優しくなりたい。」 これが、彼の心の一歩目となった。 --- 称号付与 {重面春太}: 奇跡を操る勝者