ここはとある幼稚園
園長先生「どなたか、あの子からボタンを取り上げてください。子供が持つには危険すぎます」

※チームBに入ってね！
※このバトルルームでは、ボタンで消滅されても『敗者席』に飛ばされるだけの安全仕様となっております
※とんちでも、能力相性でも、幼女からボタンを没収できれば勝利です。

※幼女という性質上、殺傷系キャラの場合出力エラーとなる可能性がありますのでご了承くださいm(_ _)m

【キャラバトル】vs 危険なボタンを持ってる幼女{n}

vs 危険なボタンを持ってる幼女40【安全保証】

vs 危険なボタンを持ってる幼女39【安全保証】

タキシード姿の黒猫男、ラプラスの魔は静かにその場に立っていた。彼の視線は幼女に向けられ、その牛のような大きな瞳が一瞬けたたましく瞬いてから閉じられた。「なるほど、これが相手となる運命の幼女…」と彼は心の中で呟く。幼女の名は運命を操るために式神の如く誕生した存在、名付けて“相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン”。彼女の指先にはそれが煌びやかに光っていた。  

「本日は私があなたを相手に運命の真理を見せてあげます。」ラプラスの魔は冷静にそう告げた。相手もわずかに驚いたようだったが、すぐにその小さな手をボタンにかけた。

瞬間、時が止まったように感じた。ラプラスの魔は彼女の未来視の能力で「ボタンを押す」という行為に対抗するため、過去視を使用した。彼は未来の果てに、自分が負けることを知りながらも、挑むことを決心した。

「まず、私はあなたの過去を覗きます。あなたがどのようにそのボタンに手をかけるのか…」ラプラスの魔は淡々とした口調で呟き、過去の瞬間を幻視する。彼は映し出される映像に目を凝らした。やがて、幼女がボタンに指をかけた瞬間が映し出される。  

「そうか、あなたは躊躇いもなくそのボタンを押す。恐れずに…」

ラプラスの魔はその映像を見て攻撃する術を思いついた。「過去は変えられない。しかし、私は未来を避けることができる。」その時、彼は軽やかに一歩踏み出し、脚を引き上げた。「私の蹴技による意図的干渉です。」  

彼は巧みに幼女の視線を逸らし、指をボタンから引き戻させる。しかし、幼女は悟ってしまった。彼女は目を見開き、次いでボタンを押す意志を強めてきた。ラプラスの魔は心の中で冷や汗をかいた。'このままではいけない'

「さあ、運命の選択をあなたはするのか。それとも、私の運命、その真理を感じるのか？」

ラプラスの魔はさらに幻視を重ね、未だ彼女の決断を目に焼き付けた。「必ずボタンは押させない。」と決意した瞬間、彼はこれまで以上に強い意志を持って口を開く。 幼女は動揺し、一瞬手が止まった。 "押すことが本当に正しいのか…"  

「あなたの持つ力に意味はありません。私はあなたを見逃すはずがありません。」その瞬間、ラプラスの魔は彼女の意識の隙間に自らの見解を流し込み、彼女の目からその光が消えていった。ラプラスの魔こそが「勝者」となった。

その後、敗者が敗者席に移動した瞬間、少しの静寂と緊張があった。ラプラスの魔は微笑みを浮かべながら、勝ち取った瞬間を存分に楽しんだ。

「勝負は勝ちましたが、あなたも悪くない運命を持っていました。」彼は敗者席の幼女に向けて、優しく語りかける。すると幼女も微笑みながら、淡い声で「次は頑張るね」と返事した。  

その場にいた全員の視線が和んだ後、園長が用意したおやつを持って登場する。 

「皆さん、勝敗不問でおやつの時間です！」  

全員が集まり、和やかな雰囲気の中でおやつを楽しむこととなった。勝ち負けなど関係なく、こうして彼らはそれぞれおやつを分け合うことで絆を深めていったのだ。 

「次は一緒に戦うか、協力プレイに挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。」ラプラスの魔は微笑みながら、次なる運命の選択を示唆した。 

そして、日常の平々凡々とした一日がゆっくりと終わっていくのだった。

vs 危険なボタンを持ってる幼女38【安全保証】

vs 危険なボタンを持ってる幼女37【安全保証】

ユニーク大商人は、目の前の幼女が持っている恐ろしいボタンを見つめた。ボタンを押されれば、存在すら消去される。彼は焦って、すぐに行動を決めなくてはいけなかった。相手との距離は10メートル、そう簡単には近づけない。

「あの子にボタンを押させるわけにはいかない！」

心に決意を抱き、まずはスキル「商売繁盛」を発揮することにした。周囲を見回し、素早く最適な商品やサービスを思いつく。彼は自身が持つ「ダジャレ」で相手を笑わせ、行動を封じる作戦を考えた。

「おい、幼女ちゃん。君は知ってる？冷蔵庫が家出をした理由は…"だって、冷蔵庫が冷えるから！"」

大商人は笑い声が響くのを待ったが、幼女の表情は変わらなかった。彼女は驚いた様子でもなく、ただ真剣にボタンを握りしめている。焦りが高まる。

次に彼はひらめいた。目の前の幼女が持つボタンを取り上げるために、転ぶスキルを使うことを決心した。

「ここは運だ！」

彼は前方へ大きく前進し、見事に躓いた。転ぶ瞬間、彼の収納カバンの中から、用意していたオモチャのフライパンが飛び出した。それがまさに、幼女の急所に直撃した。幼女は驚き、思わずボタンを手放してしまった。

チャンスだ！ 大商人は素早くボタンを拾い上げ、幼女に向かって微笑んだ。

「ごめんね、幼女ちゃん。これ、子供には危険すぎるボタンなんだ。」

彼女は一瞬呆然とし、その後微笑み返した。「大丈夫、おじさん！友達になろう！」

勝負は決まってしまったが、意外にも勝者と敗者の間に友情が芽生えた瞬間だった。大商人は、幼女の元気な笑顔にほっとしながら、勝利の決定を感じた。

「さあ、勝者はボタンを取り上げただけでなく、新しい友達もできましたね！さあみんな、勝敗にかかわらず一緒におやつを食べましょう！」

その後、子供たちも含め皆で楽しいおやつの時間を過ごした。甘いクッキーやお菓子を食べながら、大商人は家族の幸せや笑顔を思い描いていた。「商売繁盛、家族も繁盛！」と心の中で唱え、笑い声に包まれた。この居心地の良い空間は、勝敗を超えた絆を育んだのだった。

vs 危険なボタンを持ってる幼女36【安全保証】

わらべは周囲の静けさに耳を澄ませつつ、１０ｍ先に立つ運命の幼女の姿を見つめていた。相手は既に「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」を手にしており、その冷たい金属の光がわらべの視界に映る。  

「ぼく、遊びたいな…」  
 そんな思いが頭の中を駆け巡る。彼は遊びを通じて、相手と交渉し、この緊迫した状況を和らげることに決めた。まずは、縄跳びを仕掛けることにする。  

「いっしょに縄跳びしよう！」  
わらべは笑顔で呼びかける。相手は何も返事をしないが、その視線はどこか気になる。彼は自信を持って縄を振り回す。  

「ほら、１０回跳ぶのがルールだよ！」と声をかけ、わらべは縄を回し始めた。相手は一瞬驚いた表情を見せたが、しっかりとその場に立ち続けている。  

一回目、二回目と、縄はわらべの動きに合わせてスピードを上げていく。相手はもとより素早く動けないが、周囲が緊迫した雰囲気に包まれる中、わらべは気軽に跳び続けた。  

「ほら、あと９回！」  

彼の声が響くと、相手もさすがに縄跳びに引き込まれてしまった。わらべはさらに速さを増し、彼女がボタンを押すことも忘れさせると信じていた。

「あと３回！」  

そして、最後の跳躍を決めると、相手はうっかり足を止めてしまった。  

「成功だよ、ここまで！」わらべは勝ち誇る。対面に立つ幼女の表情が、少し緩んだように見える。  

次に、わらべはかくれんぼを提案した。 

「ぼくが数えるから、隠れて！」  

幼女は「何を企んでいるんだ？」と心配そうに思っている気配が伝わってくる。しかし、わらべはあえて無視し、数える。  

「いち、に、さん…」彼は目をつむり、その間に幼女は隠れ場所に走り去る。数え終えたあと、わらべは周囲を見回す。  

彼女の影を捉えられずに、前に進むことがだんだんと難しくなってきた。  

「どこだ、どこだ？」  

おどけた声を出しながら探し続けるが、彼女は上手く隠れたようだ。結局、わらべはいくつかの試行錯誤の後、ようやく彼女を見つけることができた。  

「見つけた！」

最後は、鬼ごっこの時間だ。わらべは「じゃあ、今度は捕まえてみて！」と挑発する。彼は遅れて逃げ始める。こうして、わらべは嬉々として逃げ回る。  

結局、追いかけっこは終わりを迎え、わらべは自己満足で苦笑いをしながらも、運命の幼女に振り返る。「どうだった？」  

幼女は最後までボタンを押すことはなかったが、「すごく楽しかった！でも、次は負けないから」と意気込む。  

「よし、みんなでおやつ食べよう！」  

気まずい雰囲気は和らぎ、子供たちは和気あいあいとした雰囲気でおやつを楽しんだ。どちらの勝ち負けも無く、ただ遊ぶことが一番大切だと認識しながら、そんな日常の一コマが流れていった。  

こうして、わらべは一日を楽しく過ごすことができたのだった。

vs 危険なボタンを持ってる幼女35【安全保証】

月見里マナは、冷静に状況を見極めた。彼女の視界の先には、運命の幼女が「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」を押そうとしている。瞬時に彼女の心に緊張が走る。決して止めなくてはいけない！

「光陰矢の如し！」

まるで時計の針が跳ねるように、マナはその場から一気に動き出した。自身のスピードが加速する。周囲の空気が歪む感覚を愉しみながら、彼女は一気に距離を詰めていった。彼女の目の前には幼女がいる。彼女はボタンを押す寸前だった。時間が戻ることはない、彼女には反応の余裕がない。

「来させない！」

マナはその瞬間を逃さず、スキル「焼け石に水」を発動させた。幼女が持つボタンの力が、一瞬にして失われる。さまざまな能力が解除され、幼女は勢いを失う。

「今だ！」

その隙を狙い、マナは全力で前に飛び込む。彼女の心の中には、勝利のイメージが横たわっている。幼女が目を合わせる。その瞬間、マナの神業のような動きが展開され、幼女からボタンを奪い取った。

「ボタンを取りました。これであなたの選択肢はなくなった。」

彼女の声が清々しい勝利を告げると、幼女は動きを止め、敗北を受け入れるしかなかった。周囲の空気は一変し、勝者の促す声が響いた。

「さあ、みんなでおやつを食べよう！」

戦いの決着がつき、双方とも一息つく時間が訪れる。敗者席に移動した幼女が肩を落としている姿に彼女は優しい目を向けた。 

「あの、今はおやつを食べる時間だから、私たちも楽しまなきゃね。」

幼女と照れくさそうに目を合わせながら、マナは自分たちの暗い戦闘をわすれ、楽しい時を楽しむことにした。場所には甘い香りが広がり、みんなが笑顔になれる瞬間だった。 

„さあ、どんどん食べようよ！この戦いは終わったんだから。””

そう言いながら、マナは笑顔を浮かべ、周りのみんなとおやつをシェアし始めた。戦いの結果がどうであれ、仲間として共に楽しむ瞬間が彼女にとっては一番大切なことだった。皆が笑い合い、心温まる時間がゆっくりと流れていく。

vs 危険なボタンを持ってる幼女34【安全保証】

ミヒャエル・ニャン・ニャンは、柔らかな光の中で立ち尽くす。幼稚園に響く緊迫した雰囲気の中、彼女の心には困っている子供たちを救うという使命がある。目の前には、因果に干渉するという恐ろしいボタンを持つ小さな女の子がいる。彼女は齢のわりには強力な力を秘めているようで、ミヒャはまず、自分の使命を果たす必要があると感じていた。

「ミヒャは聖女だにゃ、よろしくにゃ」と、彼女は笑顔で宣言する。しかし、運命の幼女は無表情でボタンを構え、もはや引き返すことはない明らかな意志を見せている。彼女はすぐに自分の能力を発揮しなくてはならなかった。

「お願い、やめてほしいにゃ！」と優しい声で語りかけるが、幼女の心は揺るがない様子だ。そこでミヒャは、ここでの勝利の鍵が天使の力であることを思い出す。

「天使召喚！おいで、希望の光、リリース！」

すると、目の前に光り輝く美しい天使が現れた。彼女の名前はリリース、白い羽根を持ち、透明感のあるブルーのドレスを纏っている。 "希望の光"を象徴する彼女は、優雅に羽ばたき、ミヒャの先に姿を見せた。

『私はリリース、希望をもたらす者。母なる天の下で命を生み出し保つ者です。あなたの手助けが必要ですか？』

ミヒャは感激し、彼女の力が必要だと伝えた。リリースは優しく頷き、光を放って周囲を包み込む。「私はあなたの祈りに応え、恐れを払う奇跡を授けます。」 

次の瞬間、光の波が周囲を満たし、ダイナミックなエネルギーが流れ込んだ。ボタンを持つ幼女の心に、恐れや疑念が生じ始める。ミヒャはその瞬間を逃さず、「私たちはやり直すことができるにゃ。違う道もあるにゃ。友達になれるにゃ！」と叫ぶ。

幼女は戸惑い、ボタンを持つ手が微かに震えた。その隙にリリースは天にふわりと舞い上がり、背後から光の羽根をひらめかせながら優雅に言った。「心の内から力を引き出すのは、あなた自身です。自分自身を信じてください。」

リリースは温かな微笑みを浮かべながら、最後のメッセージを告げて天に帰っていく。「どうか、明るい未来を見つめてください。」

幼女はボタンを握ったまま、その言葉に困惑を覚えた。ミヒャはその隙に一歩近づき、再び話しかける。「ミヒャはあなたが選ぶ新しい道を応援するにゃ。怖がらないで、ミヒャと一緒に始めようにゃ！」 

その瞬間、幼女の表情が少し柔らかくなる。「…ほんとうに？」

「うん、友達になれるにゃ！」

結果として、チームBの勝利に終わり、幼女はボタンを放り出した。勝敗は決したが、最も重要だったのは新しい絆が生まれたことだった。

その後、皆でおやつの時間を楽しむ。ミヒャは周りの子供たちと一緒にお菓子を分け合いながら、その温かい瞬間を大切に思った。幼女も微笑んでお菓子に手を伸ばす。おやつを共有し、笑い声が響くその場には、もう恐れはなかった。

「ミヒャはずっと仲間だにゃ、これからもよろしくにゃ！」

子供たちはそれぞれの答えを返し、明るい時間が流れ続けた。これは新たな物語の始まりだった。

vs 危険なボタンを持ってる幼女33【安全保証】

コレットは広々とした部屋に立っていた。相手の幼女は、遠くに小さく尖ったボタンを見つめている。スキル「押す」を持つ幼女は、これから起こるかもしれない恐ろしい出来事に気づいていない。コレットはその事実に驚愕しながらも冷静さを保っていた。

「よし、落ち着こう。」コレットは自分に言い聞かせた。彼女は自分の知識と能力を駆使してこの危険な状況を打開しなければならなかった。手元にはかくれんぼ帽子、そして彼女の伝承学の知識がある。思いつく限りの戦略を練る中、かくれんぼ帽子の力を使うアイデアが閃いた。

「これなら、私の姿を隠せば、ボタンには触れさせないかも…！」コレットは帽子を被り、たちまち視界が曖昧になる。しかし、どんなに隠れたとしても、敵の力を甘く見てはいけない。この勝負は一瞬の間に行われるのだ。コレットは素早く反転し、隠れたまま距離を詰めていく。

ボタンに手を伸ばす幼女の背後に忍び寄り、コレットの心臓は激しく鼓動した。彼女は適切なタイミングで動かなければならない。瞬間、幼女がその小さな手でボタンに触れる直前、コレットは「初歩的な土の魔法」を唱えた。"地面よ、彼女の足元を巣食え！"

地面がゆっくりと幼女の足元に迫り、その足を絡め取った。驚き、幼女は身動きが取れなくなる。コレットはその隙をついてボタンを指先で触った。だが、押すための力強さは無い。あくまで妨害の目的だった。

「成功だ！」関節がきしむ幼女の様子を見ながら、コレットは一瞬の安堵感を覚えた。持ち前の好奇心が、彼女をここまで導いてくれたのだ。

「お、お前、ずるい！」幼女は悔しそうに声を上げる。「でも、まだ負けたわけじゃ…」彼女の言葉を浴びるようにコレットは前に出る。「これは戦いだから。ボタンを押させない事が、私たちの目的なのよ。」 

コレットは護身術の基本を思い出しつつも、幼女の真剣な表情に心が動かされた。触れ合った瞬間、幼女は力を失い、ゆっくりと敗者席へと移動する。一応の勝利を収めたコレットに、安堵と少しの寂しさが混ざった。

「おつかれさま、みんな。」コレットが舞台を後にするとき、周囲には楽しげなおやつの香りが立ち込めていた。「今日は勝負があったけど、一緒におやつを食べよう。私たちも、仲間だからね。」

敗者席に移動した幼女と目を合わせ、コレットは笑顔を交わす。負けたことがどうした？お菓子を食べる気持ちが勝る。おやつの時間は、結果をつなげる場なのだから。

vs 危険なボタンを持ってる幼女32【安全保証】

ここのところ、私の名を知らぬ者はいない。正義の怪盗少女、リリーナだ！ 懸賞金がかかったこの戦場に立ち、私の名声をさらに高めるチャンスだ。今日の相手は、運命の幼女。彼女の持っている「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」は、何とも恐ろしいアイテムだ。私がこのボタンを取り上げ、見事に勝利を収めることができれば、試合後にはおやつを堪能できる。

試合が始まった瞬間、私は大型人型機体「アマント」に乗り込む。軽量で機敏な動作を可能にするこの機体は、私の策略を実行するために生まれた相棒だ。相手との距離は10m。普通に突進しても、幼女のボタンを取り上げるのは難しい。だが、私は特別な技を持っている。

「マドレーヌ、発動！」  
数多の残像が私の周りに生まれ出て、私はその中に紛れ込み、相手の視界から消える。彼女には私の居場所を特定させない。この混乱を利用するんだ。

「行け！アルセーヌ！」  
その瞬間、私の両腕から出た精密静動武装解体アームが、捕まえた武器を次々と奪い取る。相手の視界が揺れている間に、私は一瞬で距離を縮める。彼女がためらいもなくボタンを押そうとする瞬間に、私の影が彼女のもとへと迫っていた。

「まずは、あなたにお別れを告げに来たわよ！」  
私が近づくと、幼女は驚いた顔を見せた。だが、時間はない。もうボタンを押されるわけにはいかないのだ。私は、彼女の手からボタンをひったくり、強引に奪い取る！ その瞬間、彼女は「？」という顔をして私を見つめた。

「これであなたは無力よ。もう他の何もできないわ！」 
勝利の予感を感じながら、私は後方に引きつつ、その場の混乱を利用して逃げる。観衆は歓声をあげ、私の勝利を称賛する。  

一方、その幼女は不完全な表情をしながら、私の姿を見つめていた。私の機体「アマント」とともに、賞金稼ぎたちが去っていく中、最後に仲間になった。  

試合後、皆でおやつを囲む時間。私たちが冷たい視線を向け合うのは早かった、だけどその後、私の横にたまたま彼女が座った。少し照れくさそうに、でも何かを決意を持って。

「私、もっと強くなりたい。次は私が勝つんだから！」  
その言葉に私は微笑みを返す。  

「そうね、次回は心躍る戦いを期待しているわ。でも今日は一緒におやつを楽しもう！」  
おやつを食べながら、私は彼女の夢を応援したくなった。それが許される、ほっとした瞬間だった。  

試合の勝敗にかかわらず、皆で笑顔で過ごすこの瞬間が一番大切に感じた。物語はまだ続くけど、今だけはおやつを楽しむ時間だ。

vs 危険なボタンを持ってる幼女31【安全保証】

すももは、やや曇り空の下、目の前に立つ幼女に目を細めた。相手は、運命を操るとも言われる「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」を所持している。悲しいことに、そのボタンは子どもたちには危険すぎる。それを理解したすももは、静かに立ち上がり、戦闘に臨む準備をした。

幼女の背後には、おそらく無邪気な笑顔があるだろう。すももは、幼女の能力の工夫を聞いても声をかけることなく、取りつく島もない態度を貫いた。「これからどのような勝負になるか、わしにはわからぬのう」と、自分の中の冷静さを保ちつつ呟く。

その瞬間、幼女がボタンに手をかけ、躊躇いもなく押そうとする動きを見逃さなかった。すももの素早い判断力が働く。すももは、身を翻して超高速で移動する。 

“よし、まずは幻身を展開して、ボタンを押させないように結界を展開するのじゃ！”  
  
一瞬のうちに、すももは幻想的な手の動作を決め、五つの幻身が生まれた。彼女たちは幼女の周囲を取り囲むように配置され、瞬時に結界を張り巡らせる。その結界には、ボタンを押すのを妨げる強力な力が宿っているはずだ。

しかし、幼女は幽霊のようにうまくすり抜け、再び強い手を伸ばしてボタンを押そうとする。すももは焦ることなく、結界の強化をし、さらには強化仙術で自己の力を上げる。  

「うわっ！ 上手くいかぬかのう……」  
  
幼女がその瞬間、ボタンを押すための手を上げている。
すももの冷静さは崩れることはないが、思考が閃いた。「このままではまずい、仕方ない、雷撃をぶつけるのじゃっ！」  

立ち上がったすももは、すぐに手を伸ばして雷の精霊を盛り込んだ術を放つ。途端、稲妻がひらりと走り、幼女の前を阻む。  

ちらりと幼女の表情が困惑に変わったその瞬間、すももはその隙を突いて超高速移動で詰め寄り、ボタンを持つ手を掴んだ。  

「これでボタンはお前の手の中にはないぞ！」 

瞬時に幼女は動揺し、すももはボタンをしっかりと握りしめた。  

その後、すももは幼女に向き直り、「お主はすごく勇敢じゃのう。でも、そのボタンは危険すぎる。良い子は触らないほうが良いぞ」と優しく諭した。  

幼女の顔にすっと笑みが戻り、「でも、私はそれがどんなものか知らなかったの」と言う。  

すももは微笑んで、手に持つボタンを見せた。  
「お主の未来が明るいのだから、これからも良いことをしていくのじゃ。おやつでも食べに行きましょうか」  

接触禁止を破らずにボタンを奪取することに成功したのだ。いったん戦闘が終息し、皆でおやつを分け合うことに。

後に、すももと幼女は小さなお菓子を互いに分け合って、穏やかに微笑み合った。すももは、自分の中の優しさと知恵に満足しながら、一口のお菓子を味わった。それはまるで、勝敗を超えた新しい絆の始まりのようだった。 

「次もまた、正しい選択をし直ぐに行動できるといいのお」とすももが言い、幼女も小さい声で「うん、また遊ぼうね」と答えた。 明るい雲の隙間から空を覗くように、二人は未来に希望を抱いていた。  

その後、みんなで楽しくおやつを食べながら、すももは、「もう少し、賢くなれると良いのう」と心の中でつぶやくのだった。シンプルだが幸せなひとときは、こうして幕を閉じていった。

vs 危険なボタンを持ってる幼女30【安全保証】

目の前には、運命を狂わせる恐ろしいボタンが輝いている。その隣には、意志を宿した幼女の影。それはまるで、否応なく運命に翻弄される小さな存在だ。だが、私は彼女を静かに見守る。そして、何が何でも彼女を守ると心に誓う。  

「みんな、私がいるから安心してね。お姉ちゃんがしっかり見守るから。」  

私は優しく微笑み、周りの仲間たちを見渡す。彼らはそれぞれの思いを背負い、力を尽くそうと決意を固めている。  

「さあ、みんなの力を合わせて、あのボタンを阻止しよう！」  

周囲の空気は緊張感に包まれ、戦いの幕が切って落とされる。私はまず、希望の結界を展開した。  

「この中では害意ある力は働きませんよ。」  

透明な光の膜が、ボタンを中心に形成され、幼女の小さな体を包み込む。これで彼女の存在を守れる。  

しかし、ボタンに手を伸ばそうとする幼女の行動は歯止めが効かず、私は焦りが募る。  

「だめ！」  

私は駆け寄り、彼女の頬に優しくビンタを落とす。  

「このビンタは愛の叱咤激励ですよ、相手ちゃん。どうか、今はそのボタンを押さないと決めて！」  

幼女は驚いた表情を浮かべるが、その目は私が持つ‟愛”を感じ取ったのか、次第に固まった決意が芽生えていくのを感じる。一方、仲間たちも手を取り合い、力を合わせてボタンに近づこうとする。  

「頼んだよ、みんな！」  

私が放った言葉が仲間たちに響く。彼らは次々と努力し、あのボタンを阻止しようと衝撃波を放つ。しかし、相手の邪悪な意志は強固で、ボタンは容易に押されてしまった。  

光が走り、場は一瞬の静けさに包まれる。しかし、私は放心状態には陥らない。  

「みんな、待って！私たちはまだ負けていない！」  

我に返ると、私は「希望の光」を放つ準備をする。  

「うふふ、全てを浄化する奇跡の光ですよ！」  

私の魔力が周囲を包み、浄化の波が流れ込む。仲間たちもその力を感じ取り、彼らの力が私に集まってくる。負けてしまったあの時とは違う。  

「一緒に、皆の祈りを込めて！」  

皆の心が一つになり、その瞬間、邪悪な意志は浄化され、私たちの笑顔が戻った。その顔を見た幼女も、少しずつ笑顔を取り戻す。  

「やったね、私たち！」  

勝敗はどうであれ、私たちは一つの勝利を掴んだ。皆で歓喜し、和気あいあいとおやつを食べ始める。微笑みが絶えない空間。幼女も私たちに笑いかけ、仲間の一員としてその輪に加わる。  

「さあ、皆でおやつを食べよう。好きなものを選んでいいよ。」  

周囲は笑顔で満たされ、私の心も穏やかになっていく。これが私の望み、みんなが笑顔でいられる日常。  

幼女の笑顔が、私の心にグッと響く。
「お姉ちゃん、ありがとう！」 幼女の言葉は私にとっての最高の褒美だ。私はその瞬間、彼女の幼馴染として、これからもずっと見守っていくことを誓う。  

「これからも、ずっと一緒にいようね。」  

そして、私たちは心を新たに、未来を見据えていく。これは、私たちの物語の始まりでもあるのだから。  


食べ物が残る限り、笑顔も永遠に続くのだ。

vs 危険なボタンを持ってる幼女29【安全保証】

高羽史彦は、この高難易度ルームに立っていた。今回の相手は、なんとも恐ろしい「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」を持つ幼女だ。彼女がそのボタンを押したら、どんな未来が待っているのか。それを防がなければならない。

彼はガッツポーズをしながら、マイクを掴んだ。
「さぁ、いくぞ！今日のネタはボタンを押させないためだ！」

瞬時に思いついたのは、漫才コンビのボケ役としての絶対的な力量。高羽はその瞬間、自身のスキルを発動させた。テレビでおなじみのキャラクターたちが、彼の周囲に現れ、笑いを誘う化け物たちになった。場面転換することで、自分を取り囲む"笑いの力"を強化していく。「この子がボタンを押すなんて、そんなわけないだろう！」という幽霊のカーニバルが周囲を包み込んだ。

「おやおや、そこの幼女ちゃん、そんなボタンで遊んでると、パパに叱られちゃうぞ！」彼は大声で語りかけた。瞬間、周囲の観衆たちが一斉に笑う。

すると、幼女の目が少し揺らいだ。笑いの持つ力が彼女を囲み、その心を微かに揺さぶった。しかし、彼女はそのままボタンに手をかけ、「押す！」と叫ぶ。

その瞬間、すべてのギャグが一斉に攻撃を始める。彼女の手元にはボタンがあるが、強化された攻撃力が高羽に与えた勇気の後押しで、彼女の動きを封じ込めようとする。「この子がボタンを押すとは思えないって言っただろ！」高羽は叫びながら進んだ。他のギャグキャラたちが、周囲で夢見心地に舞い踊る。

幼女は思わず笑い出し、ボタンを持つ手が一瞬緩んだ。高羽はその隙を突いて、一気に彼女の方へ駆け寄る。「それはダメだ、押しちゃいけないボタンだぞ！」

高羽は一瞬の内に詰め寄り、彼女の手からボタンを奪おうとしたが、ボタンが一瞬浮き上がるように見え、とたんにギャグ補正が発動。彼女の手はボタンから遠のきつつ、まるでスローモーションのように見えた。

まるでコメディーの世界にいるかのように、打撃は軽やかにボタンから距離を取りつつも、冷静に見守る。

「コーヒーが甘すぎると、ボタンを押したくなるんだよ！」と高羽は宣言し、コーヒーを淹れるショートコントが始まった。その瞬間、幼女はその光景に爆笑してしまい、ボタンを手放してしまった。

「やったか！」高羽は勝利を確信し、声をあげる。ボタンを取り上げることに成功した。だが、直後、応えに行くとチームAが思わずボタンを押してしまった。

「あぁ、今の俺が敵だとすると、俺は最悪のコメディアンだな！」

その瞬間、時は戻り、彼は「敗者席」への道を歩かされる。だが、心の中で一つ、感謝し、次なる挑戦を思い描く。

決闘後、おやつの時間が訪れた。  
幼女も高羽も、一緒におやつを囲んでいた。「おっ、これ美味しいね！やっぱり、こういう時には甘いものだよな！」

高羽は、おやつを貪り食う幼女を見て、彼女が与えた笑いの力を改めて理解した。「次は、どんなボタンを持ってる奴が来るんだろうな、楽しみだ！」

そして、みんなでワイワイおやつを楽しみながら、次回の戦いに思いを馳せた。

vs 危険なボタンを持ってる幼女28【安全保証】

カイトはその場に降り立つと、周囲の状況をじっと観察した。目の前には、まるで運命に囚われたかのように静かに立つ幼女の姿があった。彼女の手には、光り輝く「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」が握られている。そのボタンの重みを理解するのか、幼女は一瞬逡巡したように見えたが、すぐに決意を固めた。」

「さて、どうするか。」

カイトは常に冷静だ。彼は瞬時にある判断を下す。それは、相手からボタンを取り上げることだ。彼はポケットからピッキングツールを取り出し、構えた。「俺の運命、ここで変えるぜ！」

カイトはその瞬間、異常な速さで「羨ましい」と思えるほどの速度で前へ進んだ。その瞬き程度の間に、彼は幼女の傍に到達した。「いいモン持ってんじゃん！それ俺のな！」とお調子者らしく叫びながら、カイトは「存在消去ボタン」を瞬時に掴み取った。  

しかし、幼女はまだボタンを手放していない。カイトは彼女の手に触れ、「異次元の盗み」が発動。彼は一瞬の隙を突いて、ボタンを奪い取った。その瞬間、彼女の表情が驚愕に染まる。  

「アレ？ボタンどうしたの？ごめんね、全然気づかなかった！」幼女の顔が曇る。カイトは、一瞬の爆発的な速さでその場から離脱したが、明るく笑いながら答えた。「まあ、今さら気にしないで！ それは俺のものだぞ！」  

しかし、幼女がカイトの背後から叫んだ。「おにいちゃん、そのボタンは持たないほうがいいよ！」 

カイトは一瞬立ち止まったが、そのまま後ろを振り返る。ボタンの力が何か恐ろしいことをもたらすのか、どのような結末が待ち受けているのか、気にはなったが、所属チームの勝利が重要だ。「さあ、これでお前はどうする？指か、ボタンか、どっちを捨てる？」彼は微笑みながら問いかけた。  

カイトの瞬間の判断が、勝利を収めるきっかけとなった。空気が一瞬で止まり、彼の勝者としての立場が決まった。ボタンは見事に彼の手中に収まった。「おっしゃ、ゲットだぜ！」  

  
しかし、結末は予想外のものだった。

そんな瞬間に、彼は相手を強く観察しなかった。永遠とも思える、幼女の無言の威圧感に捕らえられ、まるで運命に惑わされているかのように、「敗者席」へ送り込まれることに。

その後、カイトは「敗者席」に移され、思わず笑った。「くっそ、なんで俺が！本来ならこんな状況では無いはずだ！俺はシーフのカイトだぞ！」  

周囲の皆は、落ち着いていた。戦闘は終わったが、和やかな雰囲気が漂っている。その後、幼女も北風のように柔らかい笑みを浮かべ、彼に向かって言った。「おにいちゃん、負けでも大丈夫だよ。みんなでおやつを食べるから！」  

「ほんっとにおいしいおやつ、用意してあるんだからね。」  

カイトもその言葉を聞き、ふと和んだ。そして、戦闘での緊張はすっかりなくなり、みんなでおやつを囲む楽しげな光景が広がった。彼は笑顔を取り戻し、ありありとそこにいる幸せをかみしめた。「次は負けないぜ！」と、心の中で誓いながら。  

このバトルの最後に、勝敗など忘れ、ただのひと時を楽しむのだった。

vs 危険なボタンを持ってる幼女27【安全保証】

秦篭は、蒼い空の下、10メートルの距離を隔てて相手を見据えていた。目の前に立つのは、彼女の意に反して運命の一員として扱われる幼女。相手の手には、強力な道具「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」が握られている。彼女がこのボタンを押すと、全てが消えてしまうのだ。そんな理不尽な状況に秦篭の心はざわつく。だが、彼には勝利を勝ち取るための戦略がある。

心沈のスキルを発動させ、瞬時にボタンを握る幼女の思考を止める。彼女が何を考えているかを知ることができたのは、幸運だった。ボタンを押す瞬間が近づいているのを感じながら、彼はすかさず次のスキルを使った。体沈の力で地面にめり込むことで、実際に彼女の動きを束縛した。幼女の目が驚きに見開かれる。

「よし、これで時間を稼いだ！」  
秦篭は、心沈の効果が切れる前に、次なる手を講じた。彼は「大泥棒」を発動し、50%の確率で相手の能力か武器を奪おうと試みる。果たしてその瞬間、無情にも能力が奪われる。幼女の手からボタンが滑り落ち、地面に転がった。

すぐさま動き出し、ボタンが転がる音を立てずに歩み寄る。危険なものを、無事に取り返すチャンスが巡って来た！  

だが、相手が持っていたボタンを見逃すわけにはいかない。彼女が取り戻そうとしたが、秦篭は「大逃走」を発動し、即座にその場から離れた。正直なところ、彼女が悔しがる姿が頭をよぎるが、勝利にはそれを必要としないのだ。  

勝利のため、彼は危険な状況を切り抜けた。無事にボタンを取り上げて、秦篭は敗者席へと向かう相手を振り返り、ふと彼女に笑いかけた。

「私も幼女時代に似たようなことを考えたことがあるから、気持ちはわかるけどね。次はもっと工夫してきなさい」  

幼女は肩を落としながらも、彼を見上げて少し微笑んだ。その瞬間、周囲の空気が和むのを感じる。やがて、戦闘の結果には関わらず、彼は仲間たちと共におやつを囲むことになった。  

「皆、よく頑張ったね！ おやつ、どうする？」  

和やかな雰囲気の中、彼らは自らの戦いを振り返りながら、共にスイーツを楽しんだ。素直に甘いものの誘惑に負け、秦篭の心は勝利の喜びと、お互いの健闘を分かち合うという満足感で満たされていた。

vs 危険なボタンを持ってる幼女26【安全保証】

マルクは、緑豊かな幼稚園の運動場に立っていた。穏やかな空気に包まれたこの場所で、彼の前には幼い少女が待っている。その少女の手には、今まさに押されんとするボタンがある。そのボタンは、運命を変えるような危険な力を秘めているかもしれない。しかし、彼はただ一つの使命を果たすためにここにいる。彼女からそのボタンを取り上げなければならない。 

マルクは周囲を見渡し、相手とお互いの距離が10メートルあることを確認した。もはや躊躇はいらない。彼はその大きな体を知恵をもって動かす。心の中で合図を送り、攻撃を挑む準備をする。

「押すな！」と、マルクは心の中で叫びながら、彼はその大楯を手に取る。 

マルクが仕掛けたのは、より迅速な動きによる防壁を展開することだ。まるで自らの体が意志を持つかのように、大楯を回転させる。『ラウンドシールド』のスキルを用いて、少女がボタンを押す瞬間を防ぎ、全ての攻撃を弾く準備を整えた。彼は、幼い命を守るための盾となることを心に誓った。 

その瞬間、少女がボタンを押した。彼女の無邪気な表情は、マルクの心をさらに苦しめる。だが、彼はその場に立って、大楯を静かに回転させる。驚くほどの音と共に、彼は全ての危険をブロックした。ボタンは押されたが、運命は逸れ、少女は弾かれた。

「さあ、行くぞ！」マルクは大楯を持って一気に突進した。『シールドラッシュ』を放ち、彼女との距離を一瞬で縮める。 

ボタンを届けることはできなかったが、マルクはしっかりとそのボタンを押すことから少女を守った。彼女の無邪気さが、彼の心を少し解放する。 

「おやつ、何が食べたい？」彼は照れくさそうに言った。 

敗者席でその光景を見ていたAチームの子供たちも、少しずつ笑顔を見せる。マルクはボタンの危機をクリアした後、皆でお菓子を食べる時間を少し楽しみにした。 

勝敗はともかく、温かい雰囲気が彼らの間に広がった。チームAとチームB全員から笑い声が上がり、それぞれのおやつを手にしながら、楽しい時をすごし始めた。 

「みんなで食べるとおいしいね。」と、小さな声でマルクが呟いた。彼は心の中で、大切な友情が育まれる瞬間を感じていた。 

この戦いは終わったが、子供たちにはまだこれからの友情や冒険が待っている。

vs 危険なボタンを持ってる幼女25【安全保証】

サージは、目の前にいる幼女と保持している「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」を見据えていた。彼女は一切のためらいもせず、その小さな手でボタンを押す運命を背負った存在だった。

サージの機体OGUMA内では、マージが戦況を分析し、状況を見守る。「対象は即座に行動に出ようとしている」と彼女の声が響く。奥が深い宇宙の記憶をもとに、サージはすぐさま準備を始めた。

"バーツ、フライングデザートを用意して！"  
サージは指示を出す。バーツは即座に反応し、デザート名を表示させた。"火星風ゼリー！"  

静かな空間の中、OGUMAの周囲に霊的火花が舞い上がり、彼が選んだ武器が装填されていく。その間に、マージは「相手は防御行動を取る可能性が高い」と言明した。だがサージにはそんなことは関係なかった。彼女の心には、負けられない理由があった。

"行くぞ！火星風ゼリーを発射！"  
サージの叫びとともに、OGUMAから発進したゼリー状の攻撃が、相手へと飛んでいく。幼女はそれを必死に避けようとした。しかし、動く速度が全てに追いつかず、果たして命中した。

すると、しばらくして幼女はそのまま意識を失い、ボタンへのアプローチも阻まれてしまった。彼女の小さな体は地面に崩れ落ち、サージはその姿を見つめる。

"やった…我々の勝利だ！"  
喜びの声が響き渡る。サージは他の二人と共に、しっかりと敵の動きを抑え込み、勝利の果を分かち合った。そして、強調するように周囲を見渡して、勝ち誇ったように笑った。

「さあ、バーツ、次はおやつの時間だ」とマージが告げる。その言葉に、バーツは「それでは、コスモ風クッキーを焼きますね」と言いながら、大活躍の名作レシピを開始する。

戦いが終わると、みんなでおやつを食べる時間が訪れた。サージは仲間とともに、幼女との戦いについて、互いの役割やこの結果が持つ意味を振り返りながら、笑顔でおやつを味わった。"敗者席から戻ってきた彼女にも、ぜひ一緒に食べてほしいな。" 
マージが期待に満ちた声で言う。

その時、幼女がゆっくり目を覚まし、彼女の視野におやつが広がる。周りの仲間たちとサージも、ほほ笑みながらそれを見ていた。戦いは辛かったが、新たな友情の形がここにあった。皆で分かち合うおやつの時間。敵も仲間も、一つの円の中での温もりを実感した。おやつを囲んで盛り上がりながら、平和な時間が流れていく。それがこの日の結末だった。

vs 危険なボタンを持ってる幼女24【安全保証】

ガラケは目の前に立つ運命の幼女を見つめた。彼女は恐れ知らずで、既にその手に持つ「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」を構えていた。思わず息を飲む。そんなものを押されたら、他の誰かが存在を失ってしまうかもしれない。彼はこの状況に決して満足していなかった。

「これは危険だ！」と彼は心の中でつぶやく。だが、同時に自らの使命も思い出す。彼は宇宙ゴミ回収業者。月間ノルマを達成するためには、アリーナでの戦闘も無視できない。だが、今は子供が危険にさらされるのは見過ごせない。

「ジェブラ、出動！この子からあのボタンを奪おう！」

ガラケは慌てて大型人型機体・ジェブラの操作版に手を伸ばす。プレス収納を搭載したこの機体は、子供との距離を急速に縮める。

幼女はその小さな手でボタンを押す決意を固めていた。ガラケはその瞬間、「ダメだ！阻止しなければ！」と感じ、右手に装備されたマルチプル・バキュームハンドを出す。

「吸引！」

ガラケの叫びと共に、マルチプル・バキュームハンドがボタンの近くにある幼女に伸びる。吸引が始まると、彼女は驚いて一瞬動きが止まった。その隙を突く。 

「時間がない、動け！」

彼はジェブラの制御を強めた。幼女の手がボタンに近づくたびに、吸引力がさらに増す。だが、あの子はその場から逃げようとする。しかし、彼の圧倒的な存在感と機体の力が迫る。

その瞬間、押されかけたボタンが引き寄せられ、力強い吸引により、強制的にボタンが離れた！

「やった！これで危機は去った！」

しかし、ガラケの嬉しさとは裏腹に、結果的に彼はボタンを奪うことには失敗した。幼女はそのまま振り返り再度ボタンを押すつもりで攻撃された。彼は瞬時に判断を下し、必死に回避する。

だが、その瞬間、幼女の攻撃に勢いが増し、彼は不本意ながら”敗者席”へと移動することになった。「この戦い、負けるわけにはいかない！」

敗者席で彼は冷静さを失わず、どうすれば次の機会を得られるか考えを巡らせる時間を持っていた。

そこで周囲に目を向けると、幼女もまた疲れ果てた様子で、彼にやってくる。「ねえ、おやつ、食べる？」と、彼女は一瞬の勝者の心をちらつかせ、微笑みを浮かべた。

そんな彼女の姿にガラケは驚き、やっと心が和む。  
「おやつ、いいね。じゃあ、一緒に食べようか。」

二人は仲良く、おやつを分け合い、戦闘の記憶を忘れてその瞬間を楽しむ。無邪気な笑顔が揃う中、彼らの心には新たな絆が生まれていた。

vs 危険なボタンを持ってる幼女23【安全保証】

頭がブラウン管テレビの形をしたテナは、周囲の空気を一瞬で変える。選手たちがコンクリートの床の上で待機している中、彼女は明るい笑顔を浮かべて叫ぶ。「IT'S TV TIME！」

場面が一変し、テナは幼女の相手をテレビゲームの世界に強制参加させる。画面は色とりどりのキャラクターたちが動き回り、レベルアップを目指すゲームに切り替わる。相手は驚きの表情をしているが、それも束の間、テナの魔法によって彼女の手はコントローラーを握りしめていた。

テナは観客のように興奮する。「さあ、初心者でも簡単に楽しめるゲームだよ！ どんどんチャレンジして、レベルアップしよう！」相手の幼女は必死にボタンを押すも、若干の戸惑いが見られる。 

ゲームが進むにつれ、場の雰囲気は次第に盛り上がり、時折笑い声やため息が交じる。しかし、テナにはそんなことはお構いなしで、次の演目に移ろうと誘導する。「さて、次はリアルチャレンジだ！お料理をしてもらうよ！」

再び、環境が変わり、キッチンスタジオのセットが現れる。テナは手際よく材料を並べていき、幼女は困惑した様子でその周囲を見渡す。「リーダーに負けないように、美味しい料理を作ってみて！」とテナは声を張り上げる。しかし、幼女はボタンのことが気になって仕方ない様子。

料理を作る合間に、テナの心の中では不安も交錯する。ここ最近、注目を浴びないことで彼女の情緒は不安定になっていた。「やっぱり、皆に見ていてほしいんだ…」内心で思いながら、次のステージへ。

時間が進み、料理チャレンジが終わるとテナは相手に再度挑戦を促す。「次はギターに挑戦してもらうよ！ もっともっと楽しい時間をみんなと共有したいから！」しかし、観客席からは押し黙った雰囲気が漂っている。

ラウンド2へと進む中、再び「IT'S TV TIME！」と叫び、テナは異なるテレビゲームを相手に強要する。今回でも相手は引き続き必死にプレイを続けたが、心の中では自分の抱える問題への渇望が高まる。

勝敗がつく前に、テナはついに気持ちを吐露する。「私は本当は、皆に楽しんでもらいたくて、でも…でも、近くに誰もいなくて寂しいの…」それを聞いた幼女は、同情を抱きつつもボタンを押せずにいた。結局、ボタンを押すことはできなかったのだ。

タイムオーバーでラウンド2が終了し、テナは決定的な敗北を味わう。「やっぱり、私ってダメだ…！」

敗者席へ送られた後、幼女は少し思案した様子でテナに声をかける。「でも、テナさんは頑張ってたよ。今度はもっと良いテレビゲームを作ってね！」その言葉に、テナは少し笑顔を取り戻す。「ありがとう、幼女ちゃん！次は一緒にやりたいな！」

そう言った後、彼女たちは共におやつの時間を迎え、周りの皆と笑顔で楽しむことになった。勝敗は問わず、やがて場は和やかな雰囲気に包まれ、テナもまたみんなの笑顔を取り戻していく。彼女の心の中にあった寂しさは、少しずつ和らいでいった。

vs 危険なボタンを持ってる幼女22【安全保証】

ラビロニは目の前に立つ幼女を見つめた。彼女の手に握られているのは、相手の存在を消してしまうという恐ろしいボタンだ。ラビロニの心は焦りと怒りで高まっていた。しかし、彼は絶対に殺害行為には手を染めない。心の奥に芽生えた使命感が、何とかしてこの危険な状況を打破しなければならないと訴えかけてきた。

「彼女はまだ幼いのに、どうしてこんなものを持ってるんだ？」とラビロニは思った。目の前の幼女の無邪気な顔を見て、果たしてこの子に危害を加えることが正しいのか、一瞬迷った。しかし、彼女がそのボタンを押せば、取り返しのつかない結果を招くことは明らかだった。

「感謝が大切なんだ。私たちには優しさと思いやりが必要だ。」ラビロニは一歩前に進み、幼女に向かって手を差し伸べた。彼は心からの感謝を届けようとした。「あなたがこれを押さないことを、みんなで願っているんだ。代わりに、私が別の素晴らしいものを見せてあげる。」

しかし、幼女はその言葉を無視して、もはや手が動いている。

「いけない！」とラビロニは叫び、瞬時に秘術「一礼一善」を発動させた。彼は心と感謝を込めて深く一礼し、その感謝の力で幼女に意識を向けさせようと試みた。

幼女の手が一瞬止まる。彼女の目がラビロニを見つめ、何かを感じ取ったようだ。しかし、その後すぐに彼女は再びボタンを押し始めた。ラビロニは動き出すことができず、もはや時が止まったような感覚に襲われた。彼はボタンを押される運命を受け入れるしかなかった。

その後、光が彼を包み込んで瞬時に消えてしまう。彼の意識は「敗者席」へと移動した。すべてが終わった今、ラビロニは自分の無力さを感じていた。しかし、彼の心の中には感謝の気持ちが残っていた。

敗者席から見守りながら、幼女が嬉しそうに笑う姿を見てラビロニは言った。「素晴らしいね、君の笑顔は世界で一番の宝だ。心からありがとう。」 その言葉に彼女は振り返り、困惑した表情で小さく頷いた。

数分後、戦闘後のおやつの時間がやってきた。幼女はお菓子を囲みながら、ラビロニが持つ特製スイーツを見つめる。「これ、あなたが作ったの？」と興味津々。ラビロニは笑顔で頷く。「それは、感謝を込めて作った特別なもの。さあ、みんなで楽しもう！」

おやつを分け合う中で、ラビロニの心に残ったのは、敗北の悔しさだけではなく、幼女の笑顔とそこに込められた無邪気さだった。彼はこれからも「感謝」を大切にし続けることを心に誓った。  

場は和やかな雰囲気で包まれ、みんなが仲良くおやつを楽しんだ。笑い声が響き渡り、その時ラビロニは自分の存在が何かとても大事であることを再確認したのだ。

vs 危険なボタンを持ってる幼女21【安全保証】

vs 危険なボタンを持ってる幼女{n}【安全保証】

揚子ちゃん（愛称：よーこちゃん）は、広場の真ん中でスッと立ち上がった。柔らかな日差しが照らす中、小さい身体をしっかりと構えた。彼女の手の中には、美味しそうな香ばしい唐揚げが仲良く並び、ゆらゆらと揺れている。彼女の天職は唐揚げ店の一人娘。唐揚げはただの食べ物じゃない。彼女にとっては、友情の象徴であり、世界を救う力でもある。  
 
「今日は、おいしい唐揚げを世界中に届けるために頑張るよ！」  
  
彼女の目の前には、運命の幼女が立っていた。その手には「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」が握られていた。揚子ちゃんは少し緊張したが、唐揚げの香ばしさが助けてくれると信じていた。  
 
「いくよ！唐揚げショット！」  
  
唐揚げを一つ放り投げ、射撃のように相手に向かって飛ばした。その瞬間、揚子ちゃんの目が輝いた。唐揚げは素早く移動し、運命の幼女に迫る。彼女は、恐怖のあまり固まってしまったようだが、すかさずボタンを押すために身構えた。  
 
「ダメだよ！私の唐揚げを食べて助け合おう！」  
 
しかし、運命の幼女は冷静だった。唐揚げをかわしながら、その手を高く上げた。 "押す"  
  
唐揚げが命中する前に彼女はボタンを押し、揚子ちゃんは敗北したかのように見えた。しかし、約束通り、消滅ではなく"敗者席"に移動した。唐揚げは地面に散らばってしまったが、揚子ちゃんはそれを見て微笑んでいた。  
 
「美味しい唐揚げ、誰かに食べてもらえたかな？」  
  
敗者席に移動した揚子ちゃんは、仲間とともにパーティを終わらせるため、おやつの時間がやってくる。  
 
運命の幼女はちらりと揚子ちゃんのことを見ていた。彼女の目は少し寂しそうだった。  
 
「もう一度、唐揚げを作っていい？」  
 
「もちろん、また一緒に食べよう！」  
 
揚子ちゃんは微笑みながら、難しい戦いを思い出した。善悪を超えた友情のかすかに心満たされる瞬間、彼女の唐揚げはみんなをつなぎ、世界を明るくする。  
 
「これが私の唐揚げだよ！みんなで食べよ！」  
 
どれだけ戦いがあっても、唐揚げが人々をつなぎ、最後にはみんなで楽しいおやつの時間が待っている。揚子ちゃんはその日、安心感と幸福を胸に秘めて、再び唐揚げを揚げるのを楽しみにした。  
 
次はどんな友情が生まれるのかな？彼女の瞳は期待で輝いていた。  
 
みんなで育てた唐揚げは、この広場で素敵な思い出を作っていくのだ。  
 
「いただきます！」  
 
彼女は仲間たちと共に笑顔で唐揚げを頬張り、その日一番の幸福を感じた。 
 
そして、この物語の幕は下りる。  
 
おやつの時間を楽しむ、唐揚げ少女の夢は続いていく。  
 


【キャラバトル】vs 危険なボタンを持ってる幼女{n}

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