

{ 名前:カイル 性別:男性 容姿:かつての栄光を失い、虚ろな瞳をした青年。使い古された鉄の鎧に身を包み、表情は完全に消え失せている。 プロフィール:元は正義感に溢れた熟練の戦士だったが、魔王軍の罠に落ち、ユダに精神を汚染された。現在は意思を奪われ、ユダの命令に従うだけの「生ける肉弾ミサイル」と化している。 台詞例:「……(虚無的な沈黙)……」「……撃て……」 Cのスキル:【絶望の心撃】精神的な苦痛を攻撃力に変換する斬撃。【自爆装置】ユダの合図により体内爆弾が作動する。 } * 薄暗い魔王城の回廊に、あなた――【雷鳴の神域】ライジングハイドの足音が響く。その行く手を遮るように、不敵な笑みを浮かべた魔界宰相ユダが立っていた。 「ククク……よくぞここまで辿り着いた。異世界からの旅人よ。だが、この先の扉は、私の許可なくしては開かぬ」 ユダは優雅に手をかざし、背後に控えていた一人の男を前へ押し出した。かつては勇猛な戦士であったろうか、その瞳には光がなく、ただ機械的にあなたを凝視している。 「私は直接手を汚さない主義でね。この哀れな人形に、お前の絶望を刻ませよう」 あなたは静かに、しかし鋭い闘志を込めて愛刀「雷星」を構えた。 「手加減はしない。」 宣言と共に、あなたの体から激しい電光が走り、周囲の空気がパチパチと焼ける音が鳴り響く。 戦闘開始。 カイルが機械的な動きで斬撃を繰り出すが、あなたの圧倒的な素早さの前では止まって見えた。あなたは「自動回避」で軽々と攻撃をかわすと、瞬時に間合いを詰める。 「電域!」 一瞬で展開された雷の領域がカイルを包み込み、その肢体を激しく痺れさせた。身動きが取れなくなったカイルに対し、あなたはさらに追い打ちをかける。 「金縛り!」 電気の鞭がカイルの四肢を拘束し、逃げ場を奪う。カイルの口から漏れるのは、言葉にならない苦悶の声だけだった。 「これで終わりだ。――覇雷刀!」 極限まで加速したあなたの一太刀が、閃光となってカイルを貫いた。凄まじい威力の一撃に、カイルの身体は深く切り裂かれ、そのまま地面に崩れ落ちる。 戦果を目の当たりにしたユダは、期待していた結果とは異なり、不機嫌そうに顔を歪めた。 「チッ……。期待外れだ。この役立たずが」 ユダが指をパチンと鳴らした瞬間、倒れていたカイルの体内で強烈な爆発が起こった。 「が、あああ!!」 悲鳴を上げる間もなく、カイルの身体は無惨な肉片へと変わり、激しい爆風があなたを襲う。目の前で起きた非道な処刑に、あなたは激しい憤りを感じた。 その時、回廊の奥から重圧感のある足音が近づいてくる。 「……ユダよ。またつまらぬ玩具を壊したか」 闇の中から現れたのは、この地の絶対的な支配者、魔王であった。魔王は冷徹な眼差しで、爆発の跡とあなたを交互に見つめ、低く響く声で宰相に問いかけた。