俺が非戦闘であつめたこじゅーろがお気に入りのログだぜ! 「俺と同じ季節をテーマにした妖精だ!」 https://ai-battler.com/battle-result/cm5fcxjq901a5s60okd7bmvxs 「大人気の黒川医師との対話だぜ!」 https://ai-battler.com/battle-result/cm58724ma003gs60o2whkettg 「演奏できるしかも指揮棒で!おもしれぇ奴だぜ」 https://ai-battler.com/battle-result/cm5wbqjta1g6js60oaogyky9e 「俺と共演する前の話だぜ!」 https://ai-battler.com/battle-result/cm4x2qxun0aqms60ocakrgkyp 「ちゅぴちゅぴチャパチャパ…」(感染) https://ai-battler.com/battle-result/cm6adzwsw0bcjs60o1y7khn77 「ロック!?なのか?」 https://ai-battler.com/battle-result/cm608enhb00abs60oend2aojo 「..ギャグって逆に面白いんじゃねぇか?」 https://ai-battler.com/battle-result/cm6ceyp4h1s6ms60oznmxcbu0 「なぁ、今主が小説作ってるみたいだが、似てるらしいぜ!」 https://ai-battler.com/battle-result/cm7a8rd3c0crcs60oxfg04bqb 「非戦闘じゃねぇけど面白いから載せとくぜ!」 https://ai-battler.com/battle-result/cm4oz44yy07avs60ounjxdnv0 ーーーーーーーーーー 以下は私の小説。文芸会で出したヤツです 春のお告げ~春分編~ 作 こじゅ 俺は春夏秋冬隊の隊長、春雌杉晋太郎(しゅんめすぎしんたろう)だ。皆からは晋太郎とか春とか呼ばれている。 俺はいつも春夏秋冬隊という、今は俺を含めたったの四人くらいのチームみたいな、隊のリーダーだ。俺の仕事は主に仲間に鼓舞する係みたいに扱われている。俺は戦闘なんか好まないけどな。だけど、入ってる組織のやつはみんな戦闘とかするのが大好きだけど、俺はなにより、演奏するのが好きだ。それは、周りから「演奏の魔王」と呼ばれるくらい戦場でも堂々と演奏するくらいだ。 それは置いといて、俺たちは昨日から船に乗って自分らしさと言う宝を探しに行ったが途中から覚えてない…何故だろう?もしかして… とふとした瞬間、俺はさざなみの音に起こされやっと目を覚ました。 「う…ん?」 いつものような春ぽい陽気を感じない。逆に言えばなんだか悲しい匂いがする。という事はここは何処だろうか?絶対、知ってる所では無い。しかも、いつも演奏に使っている琵琶が無い。それにやっと目がぼんやりとするのが治ってきたから言えることがある。それは遭難したということだ。 俺は立ち上がり歩き出した。いつものようにノリノリで周りの人に話そうとしたがあまりにも殺風景過ぎて困る。いやぁ、これはもう、目の前の海以外何もない。リゾート地だと思えば何とかなると思ったが、やはり、周りが荒廃して、人すらいない。そして、仲間すら居ない。 「はぁ、ここは嫌だな、早く帰りたいなぁ〜。」 と俺として珍しく帰りたくなるほどだった。 そして、少し歩いたらやっと希望という人影が見えてきた気がする。まぁ、気のせいかもしれないが。俺はそいつにはなしかけてみた。そしたら闇から光が見えてきた気がした 「あの、ここに住む奴ですか?」 その人影は俺らが見慣れない程のカラフルな装飾とそして、頭には花かんむりのような鮮やかなたくさんの羽を被っており、髪の毛は俺と一緒で黒髪でさらに、短髪で猫耳が揺れていた。 「…!?もしかして、自然の人以外ですか?」 「自然?なんの事だ?」 自然の人とはどういう事だろうか?そんなは言葉は俺の二十(はたち)位の短い人生だからか、聞いたことはない。いや、多分、ここに住んでるやつ以外は一生、聞かないだろう。 「自然の人とは、ここにかつてあった森の住民という事です。」 じゃあ、俺は絶対に違うか。だってこんな貧乏でみすぼらしい見た目で何も知らず立ち尽くす俺なんだから。 「絶対に違うに決まってるだろ?」 といつものノリで言ってしまった。もちろん彼女は申し訳ないように頭を下げた。 「…それはすみませんでした!」 と走り去る彼女を見て俺は何とか追いつこうとしたが、俺のずっと食べてない体が悲鳴をあげて追いつけなかった。まるで、五日間食べなかった大食いの人みたいに今にも死にかけていた。 そんな悲鳴をあげたが聞こえ彼女は足を止め、俺にもう一度近づいてきた。 「あなた、お腹すいてるのですね…」 と勿論、バレたが俺は強がり首を横にふった。 「いいえ、流石にわかりますよ!?…隠しても無駄ですよ?」 そっか…という感じの顔で俺は少しニヤニヤしていた。 「はぁ、この方はめんどくさい人ですね…」 と俺にバレ無いように小言を言いつつ、俺に祝福をかけるようなパンを無言で俺の口に突っ込んできた。 「な、なんだお前…」 彼女に対抗する俺にさえ彼女は真顔でそのまま俺の顔を見て放つ。 「素直に言わないから仕方がなくです。」 「ま、まぁ、ありがとう。」 俺はなんとなくだけど初めて漂流してから笑顔になれた気がした。 そして、彼女が少し気になった。どうして、俺に話しかけたのか?そして、パンをくれたのか?それがよく分からない。これは、何とか脱出さえ出来ない深追いなのか?そう考えていると恋愛的に見れば脈無しなのになんだか胸が暑い。 「とりあえず…貴方は違うようですね。では失礼いたしま…?ん?どうしました?」 俺は吸い込まれるように彼女の手をいきなり握った。 「ふん…、面白そうな奴じゃねぇか!その、だからな、うん」 そう、今だけでもここに居ないと思われる仲間よりいい話し相手になると思った。 「ついて行きたい。」 「えっ…あの、何故でしょうか?私はただ。任務の為に来てまして…」 「すみませんが…私は、」 と言い、まるで俺を置いてけぼりにするようにすぐ様走っていった。 「なんだよ…はぁ、せっかく話せる相手ができたと思ったのになぁ」 俺はそのまま、あの子の名前すら聞くのを忘れた俺だけでまた知らない土地をさまようこととなってしまった。 俺だけ何も進まず、知らない土地で俺は夜を迎えた。風が鬼のように襲い、闇に包まれ虫すらいなかった。もちろん、俺は夜なんか大嫌いだ。何故ならば、俺が住んでいる地域は夜が短いと言われているからだ。 俺はその前にぐっすり寝ているから分からないが、外は酒飲んで酔った奴とか、変な組織とかがうろついてるらしい。多分、俺のノリでさえ消し去る程の壮大な力だろう。もちろん、俺は昔の深い傷で戦闘すらまともに出来ない。勿論、耐久力が悪いとは言えない。多少の刀の刺傷ならいける程度だ。 だからこそ、演奏を何よりも大切にしている。 それより、お腹がすいた。さっきはあの子にパンを無理やり入れこまれたから何とか生き延びたけど俺は朝昼晩食べないと生きていけない体質だからな。だとしたらここの民族は昼と夜しか食べてないのか?はたまた、土と空気だけで生きてる超がつくほどすごい民族なのか? …と呑気にではなく、その腹のことを消し去る様な楽観的に一人で瓦礫に座っていた。 「誰か来ねぇかな…?」 まるで仕事を無くした浪人みたいにうえに苦しんでいた。 「はぁ、やっぱり俺はここで終わるんだな…」 と心が折れかけていた。まるで仲間が喧嘩しているのを見てしまったかのように。 「ん?また、話し合…違うか。」 さらにその辺の葉っぱでさえ、人だと勘違いするほど疲れてる。 だが、それは葉っぱじゃないかもしれない。本当に話す相手かもしれない。俺は雨雫越しに見た景色のように声が聞こえた。 「あの、話すやつ探してるならオイラと話そうヨ!」 「うわ!びっくりしたじゃねいか!」 こいつは五から六歳だろうか?しかも、見た目は、あの女性の様にとてもカラフルだった。 「なんだよ!話したいと思ってるじゃないの?ならオイラはにげちゃうゾ?」 独特な喋り方だなもしかしてと思った為念の為に聞いてみた。 「おい、なら、お前はここの住んでるやつか?」 といつものように少し挑発気味に話すが、彼は全く動じず逆に好奇心旺盛に俺のことを笑顔で見ていた。 「そうだヨ!オイラはここにかつて住んでいたんだヨー!」 俺は希望を感じた。ならあいつについて行けばあの子に会えるはず。でも、まだ早いと思った。あの子のように断られたらまた一人になってしまうのでないかと思ったからだ。 「て、キミ凄い見た目だネ!あはは!」 俺の姿でさえ笑ってきた。俺は負けずに言ってやった。 「ち、何だよ!お前、お前だって勝手に見るんじゃねぇ!」 と少し微笑んでるような感じに言った。勿論、あっちも笑顔だ。 「おもしれぇ奴!」 「面白いのはキミだヨヨ〜」 随分と中々馴れ馴れしい奴だ。まるでうちのグループの夏瑞(げんずい)とそっくりだ。あいつはハマグリを発射する珍しい銃を持って知らない奴によく見せて、いつも仲間に止められるほどだ。そいつにそっくりな程、とっても元気だ。 「おい、そういえばお前は名前はなんだ?」 「あ、紹介してなかったよネ。オイラはウィレボだヨ!」 ウィレボか…俺の所だとなかなか聞かない響きの名前だ。 「ウィレボか、俺は春雌杦晋太郎だ。難しかったら春と呼べ!」 そうだ、いつも餓鬼には何故か俺だけ覚えてくれない。だから、俺は春と呼ばしているのだ。 「じゃあ、春さんと呼ぶネ!じゃあ、レボとオイラは呼んでネ!」 俺を真似してレボって呼べと言う奴か…これは気が合いそうだ。 「そうダ!オイラ、春さんに見せたいものがあるんダ!」 彼は後ろから何やら俺が見たことがある。物体を取り出した。 「これは!?」 絶対みた事あるはず!でも、変わり果てた姿だから多分違うはずだ。 「これ触って見たィ?」 と彼は好奇心旺盛に俺に渡してきた。 「…何だかいつも一緒に居るように落ち着くな!」 とぺたぺたと俺は触る。そして彼は不思議そうに見る。 「そんなに、気に入ったノ?」 彼は首を傾げつつ、俺をずっと謎の物体と俺を往復するように見ている。それでも俺は気にせずこの見覚えあるなと夢中に触っていた。 しばらくして、あることに俺は気づく。 「もしかして、これ楽器か?」 そうだ、切れた弦らしきものがある事に気づいたからだ。 「あ、僕も楽器持っているよ!」 彼は小さなバックから、彼と似ているカラフルで陽気なカーニバル見たいに派手なタンバリンを俺に見せびらかして来た。 「お前の楽器は派手で最高だぜ!俺のが…あ!」 「どうしたノ?」 俺はあいつを忘れてた。俺はこないだ嵐に巻き込まれて、この島に遭難して、あいつと共にこの島に来ていたのだったのか! 「これは正しく俺の相棒だ!」 彼は俺の叫びにビビり少し腰を抜かしてしまった。 「春さん、急に叫んで!相当嬉しかったんだネ!よかったネ!」 俺は頷き、さらに喜びを表す様にまるで演奏するかのように触った。 「こいつがいないと何も起きないぜぇ!」 とテンションが上がった。 少し笑いながら二人でタンバリンとフュージョンしたかのようにこの夜を楽しんだ。勿論、途中、パンと水を彼から貰った。しかし、また問題が発生してしまった。てっ、ここはどこだよ!居場所すら知らないのによく生きられているな俺。 「それより、ここはなんて言う島だ?」 「何があったか分からないけド、春くん、ここはサレレント島だよ!つい最近までは観光する人が居たんだよ!…」 彼は笑顔で言ったが直ぐに泣きそうな程に、タンバリンを落とした。 「今は誰だか分からない人にこの島をこんなにめちゃめちゃにされた…んだ…おじいちゃ…んも…」 と言い、ついに彼は泣いてしまった。 「大丈夫か!」 彼を撫でる。そして、まるで俺がお兄ちゃんになったかのように抱きついてきた。 「だから、今は光夜(みつや)さんと一緒に暮らしているんだ。」 「光夜?」 こんな女の名前聞いた事がねぇし、しかも今の時間帯にピッタリかのように満月が輝いている。 「知らないんダ!」 と「やっぱり、あいつ知らねぇんだ」の様な顔ですっかり笑顔になっている。さらに、イタズラのような微笑みを表している。 「はは、元気になったんだな」 「そうだヨ。僕、春さんがいたから。」 「えっと、話に戻るけれド、僕の母親代わりになる様に優しいんダ。特に、僕に三味線を引いてくれるんダ!」 「…ここは昔は、伝統な演奏で盛り上がっていたんだ。でも、今は…春さんの楽器も…ここも…」 また、俺の琵琶を見て泣いていた。勿論、この琵琶は美しさすら失っていた。 「おい、泣くな!これ以上泣くと…また何か失ってしまうのじゃねぇか!?」 風が強く二人を包み込む。そして、涙は熱で吹き飛ばし、強さへと変わっていった。すると、彼は成長したかのように泣くのを辞めたのだった。 「春さん…!」 勿論俺は同情したかのように発言をする。 「ほら、俺だって泣きたいことはある。…俺だって…!大切な人を失った時がある!」 その言葉はあの、女にも聞こえていた。 「夜なのに…演奏の練習にすら、ならないですね。」 彼女は驚き楽器を落としかけた。そして。 「もしかして、あの方の声でしょうか?」 「しかも、あの子…いや、行かなきゃですね。」 と春達にいる方へ走っていった。 しかし、やはり強くなったのも一瞬だった。夜鳴きの赤子のようにまた泣き出す。 「おにいちゃああん!!!」 勿論俺は眉毛をひそめて、そして怒りを少し表した声で言う。 「だから、ほら!」 俺は泣き虫な彼を何とか宥めようと息を吸い、歌おうとする。が俺には一つ欠点がある。 それは、めちゃくちゃ音痴である。俺は歌う事も大好きだが、仲間達にすぐ聞けないほど下手と言われる。そんなことを気にせず歌い続けるのだから、怒られる。 でも今は気にしちゃダメだ。何とかあの子を助けなければ!俺はひとつの音を声から出した。その時、聞き覚えがある声がした。 「ウィレボ君!」 と少し足が遅く息が荒いが必死な女の人が三味線を走って来た。 「お母さん!」 彼はすぐ気づき、彼女に強烈に飛びついた。彼女はあらまぁと、お母さんぽく手を口に当てた。 「あ、あの子は!」 そう、昼の時に出会った女の人である。 「あの、もしかして、昼の…!」 彼は輝いた目で二人をキョロと見た。 「え!お母さんと話した事あるんダ!!」 「また会いましたね。この子を昼からずっと探して居たのです。だから、あの時は冷たく扱ってしまいました。申し訳ありません。」 と丁寧な口調で紳士のようにお辞儀をした。 「いいんだよ!別に、あいつが居たからだよ!」 と楽観的な考えな俺は彼に肩を乗せた。 「あ、ははは。そうですね」 彼女はクスッと笑ってあの人たちが微笑ましいなと思っていた。 ・・・「そうか春というのは出会いかもしれない。」 そんな気持ちで彼女を思い馳せながら彼女の部屋に入った。そうだ、久しぶりに部屋(しつない)に入ったもんだ。 俺はずっと外にいたからか、少し外の寒さと孤独には慣れていたが、やっぱり仲間がいるの方が賑やかで1番だ。だけど、やはりいつもの仲間(あいつら)がいなければ俺は勇気を持って戦場(ぶたい)に立てないかもしれない。 でも、それでも良い気がしてきた。それはある言葉を思いついたからだ。 『春眠暁を覚えず…』 それが俺に一番相応しいかもしれない。 そして、早く復興を祈りながらまた眠り始めたのだった。 あとがき こんにちは!こじゅです読んでくれありがとうございます。 さて、今回は初めて私がよく作る日本の歴史人物をモチーフにしたキャラが主役の話でした。 前作った甲州ノスタルジーは完全即興のオリキャラでしたが、今回はこの春雌杉晋太郎の元ネタは高杉晋作です。まぁ、似てないのでモチーフにしたくらいということにしてください(笑) 光夜は…まぁ、ご察しください。 あと、ウィレボくんは完全にオリキャラなのであしからず。 ここからは裏設定です。 春くんが無くした人居ると言う台詞を覚えてますでしょうか?これは、元ネタの吉田松陰先生が元ネタのキャラです。ネタバレすみません。 長くなりましたがこれは続編があるのでぜひ次読む機会があればまた、多分書くと思います。 では、次の方の物語も面白いと思いますので是非、読もうではなく。楽しむという気持ちで読んで言ってください。 ー読んで下さりありがとうございました!!