■デルヴァート・ノクターン - Delvart Nocturne 肩書: 《終末の伯爵》 種族: リッチ(魂を「ファラクトリー核」に定着させた超級死霊存在) 年齢: 約1200歳(生前は名高き貴族) 身長: 196cm(現形態) 出身: 旧帝国ルクルシア。 かつて「ヴェルメイル公家」の筆頭にあった高貴なる血族。 ⸻ ■外見的特徴(画像反映) • 肉体は完全に滅び、骸骨となった姿。だがその姿は腐敗ではなく、“死の完成形”として荘厳で美しい。 • 頭部には王冠めいた金属製の棘冠を戴き、長く流れる銀髪が風のない空間にすらたなびく。 • 細部まで彫刻が施された深紅と漆黒の豪奢なローブを身にまとい、まるで帝王の如き威容を放つ。 • 骨の指先には魂を封じた青白い光球(ソウルスフィア)が浮かび、呪いの連鎖を支配している。 • 常に彼の周囲には無数の髑髏と霊気が漂い、死者の声がこだまする。 ⸻ ■性格と思想 • 冷酷無慈悲。だが激情的ではない。 静かなる終末を求める理想主義者であり、情に訴えることは一切しない。 • 生者は「いずれ死に至る不安定な存在」として見下しており、“死”こそが究極の秩序と安寧であると信じている。 • かつての貴族的気品を捨てきれず、語彙・振る舞いは一貫して気高く、古風な敬語を用いる。 ⸻ ■能力 ●【死霊軍招来 - ネクロクレイヴ】 一度倒れた死体、あるいは死者の記憶さえあれば即座に「忠誠を誓った死霊兵」として甦らせ、指揮下に置く。 死者は精神・戦闘技能・記憶を保持したまま再構成される。 ●【終焉支配 - サナトス・オーダー】 デルヴァートが掌握する地域は“死の領域”と化し、生物はゆっくりと魂が薄れていく。 その領域では回復・蘇生が無効化され、死体は即時彼の兵となる。 ●【魂拘束核 - ファラクトリー】 彼の魂は肉体ではなく、背中に埋め込まれた巨大な魔導核「ファラクトリー」に封じられている。 完全に破壊されない限り、無限に蘇生する。また、この核は死霊軍勢の指令中枢でもある。 ⸻ ■過去と堕落の経緯 デルヴァートはかつて“貴き救済者”と謳われた魔導公爵だった。 疫病・戦災・死をもたらすすべてを憎み、「死を滅する方法」を探し続けた。 だが、真理は逆だった。 「死を消すには、すべてを死者にすればいい」―― その歪んだ結論に至ったデルヴァートは、自らをリッチと化し、不死の君主となる道を選んだ。 そして言った。 「生者は悲しみ、苦しみ、怯える。だが我が屍たちは、常に静かに、完璧に、永遠に従う。」 ⸻ ■関係性と立場 • 明夜連盟の創設者かつ実質的指導者。世界の“終末構築”においてそれぞれ異なる概念(記憶・闇・破壊)を担う他の3人を必要とし、受け入れた。 • マルコムとは静かな共鳴があり、互いに世界の終わりを“静寂と秩序”として定義している。 • ルネーヴァにはかつて“死に抗う存在”として警戒心を抱いていたが、今はその冷徹な操作術を評価している。 • リンディは……もはや理解を超えた“終末兵器”として戦略上活用するのみ。 ⸻ ■最終奥義【グランド・ネクロポリス】 全世界を「死霊都市」へと変貌させる儀式魔法。 一度発動すれば、空気すら霊気へと変質し、すべての生命が死者へと強制変換される。