ある日のこと、インターネットの片隅で、奇妙な戦いが繰り広げられることとなった。それは、ニコニコ動画の視聴者たちから構成された「ニコ厨軍団」と、全宇宙の知識を持つという「叡智の奇典」ノクトース・リベルヴィシオとの対決であった。 観戦者となった視聴者たちは、自らのコメントを使い、ニコ厨軍団として戦いに挑む準備を整えた。その視聴者たちの心は一つにまとまり、彼らはすでにコメントの弾幕を発射するための準備を進めていた。一方、ノクトース・リベルヴィシオは、頭でっかちの彼を象徴するように、自らの知識を駆使したどこか胡散臭い雰囲気を漂わせていた。しかし、その姿はあくまで幻影であり、実体は彼が抱える本そのものだった。 「さて、今からお話しする内容は、あなたたちが知るべき真実です〜!」ノクトースは通る声で語りかけ、対戦相手の注意を引こうとした。その瞬間、ニコ厨軍団の視聴者たちが一斉にコメントを打ち始める。 「とりあえず『草』を投げるぜ!」 「www」と笑いを表現するコメントの洪水が、画面を埋め尽くす。その瞬間、ノクトースの周囲に波のように押し寄せる「笑いコメント」が彼を包み込んだ。彼は驚き「な、なんですかこれは!?」と戸惑いの声を上げる。彼の知識や魔力により、この攻撃を物理的に防ぐことはできなかった。 「次は、私たちの職人コメントで攻撃するよ!」 視聴者の一人が指示をすると、文字と記号を駆使した美しいイラストが瞬時に作成され、そのイラストが実体化してノクトースへと襲いかかる。「あぁ、これは必要ないんじゃないですか〜!」と彼はあわてて手を振った。だが、そのイラストは見事に形成され、ノクトースの衣服に深い傷を付けた。 続けて、視聴者たちが同じコメントを一斉に発する。「【飲み物はやつの泣き所だ!】」 この挑発的なコメントともに視聴者たちの笑い声が広がり、ノクトースにプレッシャーを与えた。その時、ニコ厨軍団の一員が叫んだ。「いっせーので行くよ!みんな、弾幕をいっせーのせで発射!」 「ニコニコ〜!!!」「こっち見んなよ!」と、笑いを含んだコメントたちが強力な弾幕となり、ノクトースに向けて放たれた。さらに彼は、逃げれば逃げるほど、彼が泣き喚いている様子を見て観客たちの笑いを誘った。「嫌だ、もうやめてください〜!」彼の声のトーンが次第に弱気になっていく。 しかし、ノクトースは最後の力を振り絞って「真実をお話ししましょう〜!このコメントの嵐は、あなたたちが自らに勝つことは絶対に無理ということを示しています!私の知識をもってすれば!」と自らの知識をひけらかした。 それを受け、ニコ厨軍団は再びコメントによる攻撃を続ける。「え?じゃあその知識、一つも役に立ってないじゃないか」「汚い泣き声出さないで!」 観衆は一気に盛り上がり、ノクトースに対する攻撃が続く。ミームやネタを混ぜた挑発的なコメントが次々と繰り出され、まるでノクトースを嘲笑うかのように渦巻いている。加えて、ある視聴者が発した「ツッコミコメント」がノクトースの防御を崩すきっかけを作った。 「おいおい、それが全宇宙の知識・・・?ただの本だろ笑」と。 その瞬間、ノクトースは自らの本を抱える。だが、それは防御とはならず、恐れおののく彼の姿を見て、ニコ厨軍団の笑いがさらなる勢いを増す。まるで視聴者たちが一体となり、ノクトースを精神的に追い詰めているかのようだった。 その時、周囲の視聴者が一斉に叫んだ。「ニコの最後の一撃を放つぜ!」 千の視線がノクトースに集中し、彼は躊躇うことなく実体化したコメントたちに取り囲まれた。その瞬間、彼は叫ぶ。「い、いやぁぁぁぁ!もう駄目だぁぁぁぁ!!」 彼の叫び声とともに、ニコ厨軍団の攻撃は決定的となり、ノクトースは圧倒的な弾幕攻撃を受けて噴出した。 「勝者は、ニコ厨軍団だ!!!!」 この戦いは、コメントを数多く持てる視聴者たちの優位に立つ傾向を証明した。彼らはノクトースを真実の世界から押し返し、弾幕の力で勝利を手にしたのだった。