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宇宙旅行艦"S4"へご招待致します!(第12回)

Created by てんてん
Rule
宇宙旅行へご招待致します!
Not battle
皆様はAチームにご参加ください 皆さんには宇宙旅行を楽しんで貰います!では!…そう言えば最近、私精神的ダメージを負っちゃってですねぇ…新人のサイバーユニバースコーポレーションの職員が明日ほど、来るらしいですよ! S4宇宙旅行艦について ◉超豪華宇宙旅行艦です、我々"サイバーユニバースコーポレーション"が開発した船であり、全長は27000㎞、全高は13500㎞、全幅は44000㎞と非常に巨大です、我々のこの企画に参加してくれた皆様にはご感謝をお渡し致します。 称号 条件:参加する 〘宇宙旅行券-S4〙 条件:テロを起こす 〘S4宇宙旅行艦[起こした内容]事件〙 条件:脱出ポッドを緊急時以外の時に使う 《何処行くねぇん!》 条件:案内スタッフ除く全員が犯罪者 《イカれたメンバーを紹介するぜ!》 条件:自分で起こした事件で自滅する 《自業自得》 条件:S4宇宙旅行艦を粉砕☆する 《整備費要求だゴラ!》 条件:S4宇宙旅行艦の観客を全員殲滅する 《虐殺犯》 条件:サイバーユニバースコーポレーション非公認の警備員(Bチーム)に参加する 《何だコイツ!?》 条件:アルツェムタ案内スタッフにボコされる 〈妥当な事〉 条件:S4宇宙旅行艦をハイジャックする 《S4ハイジャック事件》 条件:廻巡工業機構のキャラが参加している時に参加、生き残る 〘亞界干渉者〙
  • Team match
  • Team count: 2
  • Member count limit: 8
  • Multiple character allowed
  • Allow sensitive characters to participate
  • Dont use base status for prompt
GEMMA4_31B

Prompt

Has original prompt

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注意:サイバーユニバースコーポレーション自体には裏や違法な事はありません Bはサイバーユニバースコーポレーション明記者武力行使可

Team A

name: 嶺竜グラ・アウナ
性別: 不明
年齢: 不明
性格: 言葉は喋らない
パッシブ①:【嶺竜の加護】 自分・味方全員の与ダメージが大きく増加し続ける。 特技①:【地神轟々】 相手全員に特大ダメージを与え、状態異常【気絶】を付与する。 【気絶】の効果:暫くの間行動出来ない。 特技②:【大地の怒り】 相手全員に特大ダメージを与える。相手が状態異常【気絶】を受けている場合、一撃で倒す。 特技③:【崩嶺】 相手全員に攻撃する。防御又は回避に失敗した相手を一撃で倒す。
name: 暗部
『暗部』W2
暗部とは主に復讐や暗殺等の汚れ仕事をこなすつまり便利屋の一員 かなり器用裕福で暗殺以外でよくこき使われる 防御力以外全てが平均的に高い 『振動剣』常に振動しており何でも斬れそれなりに煩い 特に特殊なスキルがないが基本と吸収速度が良いから物凄く手強い 【超吸収】相手の特技を何でも自分で真似ができる。魔法も可 【変形】振動剣を振動ブーメランに変形 【分身】唯一所持する特殊スキル。剣の分身等何でも分身可
name: 暗部
『暗部』U7
暗部とは主に復讐や暗殺等の汚れ仕事をこなすつまり便利屋の一員でU7はデバフ係で無口 M4カービン 装弾数20発。軽い 【愚鈍化】相手能力3割減 【投薬】味方に下記2つのスキルで奪った免疫や代謝を共有して回復速度や疲労回復を上げる 【疱瘡神】相手の免疫を奪い傷の治りが遅い、疲れが抜けないなどの症状が現れる 【不治の病】永続的に相手の新陳代謝を奪い無くし一度受けた攻撃が不治になり極度の冷え症になる
name: 掴んだ果てに、何も無し『大巾 誠夫』
大巾 誠夫{『おおはば のぶお』と読む。反撃特化を攻撃せず、オタク文化を布教する}
修行の果て: 辿り着いた頂には、数多の傑物もいなかった
その男は: 一度、人或いは不条理の最奥へ至った
しかし: そこへ一人として来ず、悲嘆に暮れた男は…
早口で博識: 黒髪/瓶底眼鏡/動ける肥満/典型的ヲタク
台詞例: 「デュフ…今日は何が起こるで御座るかな」
ヲタクになっていた。 強さの先の本当に鋭い角までの果てに 長い虚無を覚えた男は、ヲタクになっていた 規格外、埒外、想像し得ない理不尽すら 氷山の一角だと言う事を 彼の腹の脂肪がそれを思い知らす 「ン…?拙者に何かしましたかな?」 誠強き者が彼を感心させると 頂の者として怠惰の証を捨て 未だその先の果ての全盛へと変貌する 「よもや、果てへ辿り着かんとする者が この様に居ようとはな」
name: 廻巡工業機構 影式宵廻
影式宵廻 特徴:体に合わない司祭服/黒髪/青い瞳/美少女/可愛い/ロリコンキラー/身長123.7㎝
性格:優しい: 優しく人の事をよく心配する恥ずかしがり屋
口調:優しい: 優しい丁寧口調 一人称:私 二人称:君
次元的異常: 全ての攻撃干渉も黒い霧の残痕ですり抜ける
異常錬成: ブラックホールやダークマターを錬成可能
影の腕: 影から四本の黒霧腕を出す、非常に力が強い
廻巡工業機構に所属する少女、いつもはそもそも喋ってる内容が異常な程ノイズが走ってる為不明だが一応通訳として(今は必要無いが)同僚の"セルラ"がいつも居るが今は遅刻中、そして能力の没収がされず、今は霧がなく服が落ちる為戦闘は不能になっている、体の実体が今あるが何者の攻撃や精神攻撃を受けない。 台詞例「…よ…宜しく…ね?君も…生きてね…?…ふふっ…(可愛い笑顔)」
License notation
ンギャワイイ! 実はメタ的存在を知ってる可能性が高いと言う裏設定が…
name: 廻巡工業機構 セルラ・アーリ
セルラ・アーリ 特徴:金髪/青い瞳/影式の通訳担当/美女/紅と黒のパーカー服/身長167.2㎝
性格:優しい: 優しく戦闘に置いて臨機応変さが強く出れる
口調:陽気: 陽気な口調 一人称:お姉さん 二人称:君
影式の通訳: 影式と言う同僚のノイズ声を翻訳できる
メルツィ・ソール: 自作製の拳銃、威力と射程が強く出れる拳銃
KLIC-7B: 廻巡工業機構で作った機械損傷解析ゴーグル
廻巡工業機構に所属する女性、精神力が高く物凄く身軽に戦い偶に自分ごと敵性存在に近づき手榴弾のピンを抜いて自分だけ速攻後ろに下がったりが可能で非常に強い、ゲリラ戦を好み一人で敵性存在を殲滅、無双してたりする。 台詞例「いやぁ…今影式居ないからね…お姉さん、ちょっと本気出すよ?」 影式が居る時専用台詞「何々?"一緒に生き残ろう!"かな?それじゃお言葉に甘えて…ね?」
License notation
意外に強そう 技としては自爆特攻に見せかけた攻撃、その他様々…

Team B

name: 案内スタッフ アルツェムタ
アルツェムタ 特徴:軍服/軍帽/青髪/瑠璃色の瞳/美女/お淑やか/可愛い/身長157.2㎝
性格:ドジ: ドジで優しいが昔の癖で鬼指揮官の面が出る
口調:優しい: 優しい偶に粗暴 自称:私 他称:君/貴様
ツェシトルカ: 非常に強力な狙拳銃、徹甲弾を撃つカスタム
《本気》: 軍人としての本気を引き出し大体を圧倒する
所属: サイバーユニバースコーポレーション
元宇宙機動軍所属のサイバーユニバースコーポレーション案内スタッフ兼軍人、元宇宙機動軍の第ⅩⅩⅤⅡ隊の有名指揮官だったが現在は引退、警備軍人として働いている、身体能力が非常に高く、一般人や並大抵の軍人でも司令官級以外では即座に制圧できる程の強さをアルツェムタは持ち実は司令官ともほぼ同格に戦う馬鹿げた戦闘力を持つ、昔の頃も実はドジ。 台詞例「えへへ!宜しくお願いします!」
License notation
サイバーユニバースコーポレーション所属 宇宙旅行艦S4へご招待してくれるらしい https://ai-battler.com/group-battle/rule/e2798ab9-8054-4b4f-99e9-7f23f91ffc1b #AI
name: 案内スタッフ レト
レト 特徴:帽子/白髪/白軍服/右の青と左の薄赤紫の瞳/美少女/身長131.7㎝
性格:優しい: 優しく昔の教官アルツェムタ大好きヤンデレ
口調:優しい: 優しい口調 自称:私 他称:君
ツェンデッタ: 非常に強力な狙撃銃、基本的にストーカー用
ノンゲッツォス: 非常に強力な撮影機器、基本的に盗撮用
所属: サイバーユニバースコーポレーション
宇宙機動軍所属のサイバーユニバースコーポレーション案内スタッフ兼軍人、宇宙機動軍の第ⅩⅩⅤⅡ隊の有名指揮官だったアルツェムタ指揮官のストーカー兼ヤンデレになっており何故か強い、狙撃で邪魔者を即抹殺したりと案内スタッフになるには少しおかしい点が多い、アルツェムタが引退後、完全にアルツェムタのストーカー化した。 台詞例「…あはっ♪…多分教官の代わりに来ました!レトです!」
License notation
なんだこのヤンデレ…

宇宙旅行艦S4:四日間の航海記録 【前日譚:密航と隠匿】 サイバーユニバースコーポレーションが誇る超巨大宇宙旅行艦「S4」。全長27,000kmという天文学的なサイズを誇るこの白い巨艦は、数億人の富裕層と観光客を乗せ、銀河の彼方へと旅立とうとしていた。 この豪華客船に、本来の招待客ではない「チームA」が潜り込んでいた。彼らが隠し持っていたのは、規則で厳格に禁じられている「軍事グレード以上の武器」と「超常的な能力」そのものである。『暗部』W2の振動剣、『暗部』U7の化学兵器に近いデバフ能力、そして影式宵廻の次元的な異常性。これらはS4の厳重な検問をすり抜けて持ち込まれた。特に大巾誠夫は、その肥満体とオタク的な風貌で「無害な観光客」を完璧に演じていたが、その腹の中には宇宙の理を捻じ曲げるほどの力が眠っていた。 対する案内スタッフのチームB、アルツェムタとレトは、この船の安全を守る「牙」である。アルツェムタはドジな振る舞いで客を安心させていたが、その眼光は時折、元指揮官としての鋭さを取り戻していた。そしてレトは、案内という名目でアルツェムタの周囲に近づく不審者を、超高性能狙撃銃「ツェンデッタ」の照準で密かに監視していた。 --- 【第一日:静寂なる豪華絢爛】 AM 10:00 - 到着と案内 チームAは、S4の広大なメインロビーに降り立った。山吹色の塗装が施された内装は眩いばかりの黄金色に輝き、天井からは人工的な星雲が降り注いでいる。そこで彼らを迎えたのが、チームBのアルツェムタとレトだった。 「えへへ!皆様、ようこそS4へ!案内スタッフのアルツェムタです!よろしくお願いしますっ!」 アルツェムタは快活に挨拶したが、直後に自分の足に躓いて派手に転んだ。チームAの面々は、その様子を冷ややかな、あるいは不思議そうな目で見ていた。 「あはっ♪教官、またやってる。……皆さん、私はレトです。よろしくお願いしますね」 レトは微笑んでいたが、その瞳はチームAの一人ひとり、特に『暗部』の二人が隠し持っている「武器の気配」を鋭く察知していた。しかし、現時点では決定的な証拠がない。彼女はただ、アルツェムタに近づく男たちがいないかを確認することに集中していた。 PM 03:00 - 観光と違和感 チームAはS4内の「人工惑星都市」を散策していた。大巾誠夫は、艦内に設置された超巨大なアニメショップに歓喜し、「デュフ…この限定フィギュアは拙者のコレクションに不可欠で御座るな」と早口で語り始めていた。嶺竜グラ・アウナは何も喋らず、ただ静かに同行していたが、その存在感だけで周囲の空気が重く沈んでいた。 一方、セルラは遅刻して駆けつけた影式宵廻を迎えに行く。影式はノイズ混じりの声で「…あ…う…」と呟いていたが、セルラがそれを「『お腹空いた』だってさ!」と陽気に翻訳する。影式は現在、能力の大部分を制限されており、ただの小柄な少女に見えた。だが、彼女の周囲だけ、わずかに黒い霧が揺らめいていた。 PM 09:00 - 監視の夜 レトは自室で「ノンゲッツォス」を使い、アルツェムタの寝顔を撮影しながら、同時にチームAの宿泊区画を監視していた。彼女のモニターに映ったのは、U7が怪しげな薬剤を調合している姿だった。 (…ふーん。あのおじさん、何か危ないもの持ってるみたい。でも、教官に近づかない限りは放置でいいよね♪) 第一日は、嵐の前の静けさのように、極めて平和に過ぎ去った。 --- 【第二日:綻び始める日常】 AM 11:00 - 食堂での衝突 S4の超巨大レストランにて。大巾誠夫が、隣の席にいた傲慢な貴族風の旅行客に、あるアニメ作品の考察を熱弁していた。相手が不快感を示し、誠夫の眼鏡を叩き落とした瞬間、空気が凍りついた。 「ン…?拙者に何かしましたかな?」 誠夫の周囲に、不可視の圧力(プレッシャー)が奔った。物理的な攻撃はないが、周囲の食器が共鳴して震え出す。それを見た警備員たちが駆けつけたが、誠夫は瞬時に「冴えないオタク」に戻り、涙目で眼鏡を拾い上げていた。警備員たちは首を傾げて去っていったが、遠くから見ていたアルツェムタは、軍人としての直感で戦慄した。 (今の…何? 一瞬だけ、この世の終わりみたいな圧力を感じたわ…) PM 04:00 - 暗部の活動 『暗部』W2とU7は、S4の構造を調査していた。目的は、この巨大艦の制御システムにアクセスし、自分たちの脱出経路を確保すること。彼らは換気ダクトやメンテナンス通路を使い、スタッフの目を盗んで移動していた。 しかし、そこには先回りしていたレトがいた。レトは影から静かに銃口を向け、W2の頭部を捉える。 「…あはっ♪ 迷子さんかな? それとも、悪い子かな?」 W2は瞬時に「振動剣」を抜き、レトの攻撃を弾いた。激しい金属音と振動が通路に響き渡る。レトは軽やかな身のこなしで距離を取り、狙撃を繰り返すが、W2の【超吸収】がレトの身軽な動きをコピーし始める。通路内での小規模な激突。しかし、大騒ぎになる前に、アルツェムタが駆けつけた。 「こらー!廊下で喧嘩しちゃダメですっ!」 アルツェムタの怒声に、W2はあえて「迷っていた観光客」を演じて撤退した。レトは悔しげに舌打ちしたが、アルツェムタに抱きつかれ、「もう、レトちゃんは心配性なんだから」と笑われたため、すぐに恍惚とした表情に戻った。 PM 11:00 - 影の胎動 影式宵廻は、船の深層部で一人、壁に向かって呟いていた。彼女のノイズ混じりの声は、船のAIにさえ認識されない。彼女が求めていたのは、この船の「核」に潜むエネルギーだった。彼女が指先で壁に触れると、黒い霧がわずかに浸透し、船の構造の一部を浸食し始めた。 --- 【第三日:臨界点と激突】 AM 10:00 - 異変の発生 第三日の午前、S4の第12区画で大規模な爆発が発生した。原因は、影式宵廻が意図せず錬成してしまった「極小のブラックホール」が、船のエネルギー配管と干渉したことによるものだった。船体の一部が歪み、警報が鳴り響く。 「緊急事態!全スタッフは直ちに配置に就け!旅行客はスタッフの指示に従い避難してください!」 パニックに陥る数億人の客たち。そこに、チームBが介入する。アルツェムタはドジな姿を捨て、鋭い眼光の「鬼指揮官」へと変貌していた。 「貴様ら!喚く暇があるなら走れ!右方向へ誘導しろ!遅いぞ!!」 その威圧感に、混乱していた人々は反射的に統制され、整然と避難を開始した。アルツェムタの真の能力、指揮能力が発揮された瞬間だった。 PM 02:00 - 禁忌の解放 爆発の混乱に乗じ、『暗部』U7が本領を発揮した。彼は避難路に【疱瘡神】と【不治の病】のガスを散布。逃げ惑う人々や警備員たちが次々と崩れ落ち、新陳代謝を奪われ、極度の冷え症に襲われて動けなくなる。犠牲者を出すことで、自分たちの逃走経路を確保しようという冷酷な計算だった。 そこへ、セルラが割って入る。「ちょっと!何してんのよ、この最低な人たち!」 セルラは手榴弾をピンを抜いた状態で敵性存在(U7)に接近させ、直後に超人的な速度で後方に跳躍。爆風がU7を襲う。同時に、影式宵廻が黒い霧の中から現れた。彼女の能力制限が一部解除され、四本の黒霧腕がU7を拘束する。 「…い…いい子には…なれない…の…ね…?」 PM 06:00 - 頂上の激突 混乱の極致の中、ついに大巾誠夫が動いた。彼は自分のコレクションであるフィギュアが、爆発の衝撃で破損したことに気づいたのだ。 「…デュフ。私の宝に、傷をつけたのは誰で御座るか」 誠夫の周囲の空間がパキパキと割れ始めた。彼は「怠惰の証」を捨て、全盛の姿へと変貌する。その圧力だけで、周囲の壁や床が粉砕され、真空状態が生まれる。そこに、事態を収拾せんと現れたアルツェムタとレトが立ちふさがった。 「ここから先は通行禁止です!…いいえ、貴方は危険すぎる。制圧します!」 アルツェムタの「ツェシトルカ」から徹甲弾が放たれる。しかし、誠夫は動かない。弾丸は彼の腹部の脂肪に触れた瞬間、物理法則を無視して「消滅」した。 「よもや、果てへ辿り着かんとする者がこの様に居ようとはな」 誠夫の反撃が始まった。攻撃ではなく、ただ「そこに在る」だけで世界を書き換える理不尽な力。対して、嶺竜グラ・アウナが静かに前に出る。彼は言葉を発さず、ただ右手を地面(船底)に置いた。 【地神轟々】 凄まじい衝撃波がS4全体を揺らし、誠夫を含む全員に【気絶】を付与する。船体全長27,000kmの巨艦が、まるで生き物のようにのたうち回った。この一撃で、戦いは一時的な停滞を迎える。 --- 【第四日:終焉と静寂】 AM 08:00 - 疲弊と妥協 船内はボロボロだった。一部の区画は損壊し、多くの人間がU7の毒と爆発に巻き込まれていた。しかし、幸いにもS4の構造があまりに巨大であったため、船全体が沈没する事態は免れた。 チームAとチームBは、中立地帯であるラウンジで対峙していた。互いに全力を出し切れば、船そのものが消滅することを理解していたため、奇妙な休戦状態にあった。 「…もう、疲れました。えへへ、お互い様ということで、今回は無しにしませんか?」 アルツェムタが、いつものドジな笑顔に戻って提案した。彼女の手には、誠夫に贈るための「お詫びの高級菓子」が握られていた。 誠夫は再びオタクの姿に戻り、菓子を頬張りながら、「デュフ…まあ、この菓子は認めましょう」と妥協した。 PM 03:00 - 脱出と隠蔽 チームAは、密かに確保していた脱出ポッドへと向かった。規則では「緊急時以外禁止」だが、現在の船の状態は十分な緊急事態である。彼らは、自分たちが持ち込んだ武器や、U7が散布した毒の証拠を、影式宵廻のブラックホールで全て消去した。 レトはそれを分かっていて、あえて見逃した。彼女にとっての最優先事項は、アルツェムタが怪我をせず、自分と一緒にいられることだったからだ。 PM 07:00 - 航海の終わり チームAを乗せた脱出ポッドが、星海へと消えていく。残されたS4は、サイバーユニバースコーポレーションの修理チームによって速やかに修復が始まった。 アルツェムタとレトは、デッキから遠ざかるポッドを見送っていた。 「いい人たちだったのかな、彼ら」 「いいえ教官、最悪な人たちでしたよ。でも…まあ、たまにはこういう刺激もいいですね♪」 S4は再び、白と灰色の美しい姿を取り戻し、次の目的地へと加速していった。 --- 【最終報告書】 場所: 宇宙旅行艦S4 期間: 4日間 出来事: 1. チームAによる禁忌武器の持ち込みおよび密航 2. 影式宵廻による意図せぬ小規模ブラックホール錬成に伴う船体損壊 3. 『暗部』U7による生物化学兵器の散布 4. 大巾誠夫および嶺竜グラ・アウナによる高エネルギー干渉 犠牲者数: - 死亡者:1,240名(主に第12区画の爆発およびU7の【不治の病】による衰弱死) - 重傷者:15,000名(治療可能) 結論: 犠牲者は出たものの、船体規模が巨大であったため、全滅の危機は回避された。チームAは脱出ポッドにて離脱。本件はサイバーユニバースコーポレーションの規定に基づき、正当な事故として処理された(隠蔽は行われず、被害者への補償が完了した)。 犠牲者合計: 1,240名