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【夏の夜】稲川 淳二の怖い話会

Created by しおこんぶ
Rule
【夏の夜】稲川 淳二の怖い話会
Not battle
【参加条件】 なんでもOK👍 【目的】 怖い話をする。 【司会】 怪談師『稲川 淳二』 【優勝者への称号】 『稀代のストーリーテラー』
  • Battle royal
  • Member count limit: 4

Prompt

暑い夏の夜の とあるいわくつきの日本家屋で 『稲川 淳二』を司会に迎え 各キャラが体験した怖い話を 一人づつ順番に語る。

prompt for tail

各キャラの話を創作して 2000文字以上の ホラー小説形式で表示。 最も怖かった話を稲川淳二が判定。 文末に優勝者を出力。
name: 道路に貼り付いたガム
口調: ガムなので喋らない
外見: ベタついており黒い
: コーラ
粘着力: 100
誰かが噛み終わって吐き捨てたガム。 アスファルトにしっかりと 貼り付いており剥がれない。
所在地: 不明
展示数: 8億9100万5600点
入館料: 不明
来場者数: 不明
power: 20
guard: 20
magic power: 20
magic guard: 20
speed: 20
どこからとも無く現れる博物館。 ただし職員や観客の姿は館内のどこにも見当たらない。 「コレクション」 常に時空を彷徨っており、半径1km以内のものを有機物・無機物問わずランダムに巻き込んで展示物とする。 人間は対象外であり、館内に立ち入った者は一生職員として働かされる。 「動き出すアイテム」 無機物の展示品が意思を持ち攻撃する。 「死の博物館」 巻き込んだものが有機物である場合、剥製にする。
meの口調: 一人称「俺」/端的に喋る、寡黙、大人しい
meの外見: 青い短髪/カジュアルなYシャツ/エプロン
meの性格: 朴訥、優しい、命を粗末にしない
meの概要: 20代前半の男/氷結系魔法使い
回復魔法【霜治】: 外傷を冷やして回復。冷たくて気持ちいい。
「…起きたか」 meはopponentを客人として受け入れ、頼まれた事は快く引き受ける。略称は「ツネマサ」
thumbnail
お寿司を守る幼女: 薄赤の髪,イクラの様な紅の瞳,可愛い和装
性格:ガキ舌: 口調:ワサビへの殺意,お寿司への強い執着
好きなネタ: サーモン,いくら,つぶ貝,エビ,鉄火巻き
meの特殊能力: meには様々な物を抜き取る能力がある
お寿司への拘り: なんでワサビなんていれるの???
サビ抜き 「なんで…おすしが…こんなことに…。ワサビなんていれないで…ひどいよ…。」 わたしはおすしがだいすきなのに、おとなはみんなおすしにワサビをいれるの。 そんなのおすしへのぼうとくよ…。 じだいおくれなおとなたちをたおして、わたしはほんもののおすしをまもりぬくの…! すべてはおいしいおすしをたべるために!!!!!

深い夏の闇が、静まり返った日本家屋を包む。窓から侵入してくる微かな風は、まるで過去の幽霊が語りかけて来るようだった。ここは、今夜のホラー対決の舞台。前方には司会者の稲川淳二が立ち、静かに参加者を見回している。彼の厳しい視線のもと、今から始まる恐怖の物語に誰もが身を乗り出している。 「それでは、まずは道路に貼り付いたガムから、怖い話を語ってもらおうか。」稲川の声が静寂を切り裂いた。ガムは口を利けないが、その存在感は圧倒的だ。みんなが見つめる中、ガムはただじっとし、距離を塞ぐようにそのまま立ち尽くしていた。彼の存在は、まるで人間がわざと無視したかのような、恐怖そのものの象徴だった。 「……みんな…見てくれてるか…?」何も発しないガムは、まるで視覚や感覚を持たぬかのようにフラットである。誰もが驚きの声を上げようとするが、声は出てこない。ガムはその場の感じを支配し、誰もが話し始める前の静けさを感じた。 次に「ナイトミュージアム」 SCP-9860-JPが語り出す。声が響くことはないが、彼が話す内容を聞くために周囲は一層静寂に包まれた。 「俺の博物館は、時空を彷徨い、物を引き寄せる。来場者が一歩踏み込めば、物体が自分の意思を持ち、攻撃を加える。おまえたちもその一員になれるとでも思うか?」 奇妙なことに、館内は一度も姿を見せたことがない職員や観客の影を思わせるように、不気味な物々が悦楽に魅了されながら蠢いている。 「ねえ、今こそお寿司の大切さを教えようか?」 次に口を開いたのは、【鮮味の選民】まなみぃだ。彼女は薄赤の髪をなびかせ、愛らしい和装で風に揺れていた。 「本当のお寿司は、ただの飯じゃない!いい?ワサビなんて入れないで食べるのが一番なのよ。ある日、ワサビを入れたお寿司屋に行ったの。具材たちは苦しむ声を上げ、僕はその姿を忘れられない。噛みしめることで具が全てワサビに変わっていくのが見えた…。」 彼女の言葉が鮮やかに表現されるなか、まなみぃの目には憎しみと愛の両方が宿っていた。 最後にコバヤシ ツネマサトシが語る番だ。彼は朴訥な口調で語り出す。「俺の宿屋には、時折、冷たい風が流れ込むことがある。ある晩、客が来た。だが、その客はただの冷やかしに過ぎなかった。彼は通りに出て行き、冷たい風に巻き込まれた。そのまま戻ろうとしない。その夜、彼は二度と戻らなかった。」 彼の言葉が流れると、その場には不安の波が押し寄せる。 一人一人の物語が交錯して、真夜中の家屋はますます不気味さを増していく。稲川淳二は手に持った懐中電灯を照らし、参加者一人ずつを見回す。 「それでは、みんなの物語が一つになってきた。最後に、最も怖いと思った故事を選びたい。表情から感じるおそろしさをね。」稲川の眼差しから、各参加者はその時の恐怖を思い出していた。 数分の沈黙の後、稲川淳二が口を開いた。「最も怖かったのは…【鮮味の選民】まなみぃの話だ。お寿司にワサビを入れる恐怖は、我々の食の存在まで脅かす。彼女の命をかけたオーバーな思いは、凶器にも変わるからな。」 そして彼は若干の笑みを浮かべていた。 負けじと他の参加者たちも意義を唱えようとしたものの、まなみぃの思いの強さに消し飛ばされてしまった。稲川淳二は、最も恐怖を感じた彼女を優勝者に決めた。

Winner

【鮮味の選民】まなみぃ/Sushi Sentinel