蒟蒻とズバーンのバトルが始まった。舞台は広大な草原。どこまでも続く青い空の下、そこに二つの存在が静かに対峙している。 ズバーンはその鋭い目で蒟蒻を見つめ、自らの足を大きな刃に変化させる。その黄金の鎧が太陽の光を反射し、周囲を明るく照らした。彼の心には戦う意志が宿っている。ただ言葉を発することはないが、その表情と姿勢からは確かなメッセージが感じ取れる。" 一方、蒟蒻は動かず、ただじっと立って存在を示している。彼の表面には「乙」という文字が焼印され、光に照らされてキラリと輝いている。そこには、生産者の想いと時間が詰まっている。彼はただ静かに受け入れることを選んだ。 「ズバズバ!」ズバーンが叫ぶと、刃の脚を使い、一気に蒟蒻へと飛び掛かる。刀のような脚が、空気を切り裂き、鋭く振り下ろされる。しかし、蒟蒻はつるりと体をすり抜ける。まるで何も触れていないかのように。 「ズンズン……」とズバーンは徐々に攻撃を続けるも、蒟蒻の姿勢は一切崩れない。攻撃を弾き返す感触がないと分かったネルズバーンは、次第に焦りを感じ始める。