--- 王国管理のギルド「運命の手配者」は、静まり返った会議室で緊張した面持ちを抱えた職員四人が手配書を広げていた。彼らは横並びになり、その目はそれぞれの人物の能力や危険度を見極めようと注がれている。 「さあ、次はこの二人だ。」長髪の職員が言うと、他の三人も頷きながら手配書を手に取った。手配書には「夜神月」と「ルルーシュ・ランペルージ」との名前が印刷されている。 「まず、夜神月から見てみよう」短い髪の職員が言う。 「彼は天才大学生で、デスノートを使っているというのがポイントね。」 「デスノート!」 一番背の高い職員が顔をしかめた。 「書かれた者は心臓麻痺で死亡する。つまり、彼に目をつけられたらそれだけで命の保証がない。非常に危険だ。」 「そうだ。彼の知力は桁外れだし、狙った相手を確実に排除する能力を持っている。そんな彼に近づこうなんて愚の骨頂だ。懸賞金は20000ゴールドにすべきだな。」 「同意見だ。」 皆が口を揃えて賛同した。 「だが、次はルルーシュ・ランペルージだ。彼の能力も見逃せないな。」 もう一人の職員はルルーシュの手配書を持ち上げ、目を通す。 「彼はブリタニアの皇族はといえども、その出自を隠し、絶対遵守のギアスを持っている。目を合わせた者に命令する。その権限を持っているのも厄介だ。」 「それに、彼もまた高い知力を誇る。月とはまた違った形での危険性を孕んでいる。」 「ギアスの使用は彼の意志次第だが、一旦その目が発動すれば、周囲の者は命令に従うしかない。」 「彼に目をつけられるのは怖いな。この二人組が揃って行動を起こせば、たちまち混乱が訪れるだろう。」 「懸賞金についてはどうする?」 「それに見合った金額とすべきだが…彼の知力なら十分深い策略を巡らせるだろう。高めに見積もって、15000ゴールドとしておこう。」 「よし、彼らの懸賞金が決まった。次はリーシェンとベウを見ていこう。」 職員の四人は新たな手配書を引き寄せ、しっかりと読み込んでいく。 --- 1. 夜神 月 - 危険度: SS - 懸賞金: 20000ゴールド 2. ルルーシュ・ランペルージ - 危険度: S - 懸賞金: 15000ゴールド