薄曇りの空の下、静かな川の流れの中で、対戦が始まろうとしていた。対峙する4名のキャラクターたち、それぞれが個性を持ち、それが織りなす戦闘は果たしてどうなるのか。特に、川の上流にはダムが存在し、放水のサイレンが響けば、戦いの流れは一変する。さあ、闘いの幕が開ける。 その中でも特異な存在の泥酔おじさんは、川のほとりで大の字になって寝そべっていた。彼の防御力は抜群だったが、彼自身は戦う気が全くなく、ただただ通行人の邪魔をしている。周囲のキャラクターたちは、彼を一体どうするのか悩ましい表情を浮かべていた。 「行動してくれよ、泥酔おじさん!」と草野 人志は呻いた。彼は自らの得意地形を活かし、戦闘を有利に進めようとする。地形マスターとして、向かう先々に応じた戦法を取りながら、スパイシーデーモンが辛いペッパーを手に、さっそく攻撃の態勢を整える。 「お菓子チーム、行くぞ!」と声を掛けたのは、グミワーム。彼は仲間のスパイシーデーモンとポップコーンプローラーと共に、陣形を整え、戦う準備に入った。しかし、泥酔おじさんをどうするかということが彼らにとっての問題であり、スパイシーデーモンは「こいつ、動かねえからほっとくか?」と呟き、そのまま戦闘を進めた。 激しい戦闘が始まり、草野人志は素早さを活かして動き回り、ポップコーンプローラーの爆発的攻撃を避ける。「この爆弾、意外と危ないな。」と草野は思いつつ、周囲を見渡す。ダムの水位が少しずつ上がっているのを感じていた。 ガンダムF90-Mがその強力な武装で、草野への反撃を開始した。「ホーミングトーピドー、発射!」と叫びながら、トーピドーが彼の元へ向かう。草野は瞬時に判断し、自然の地形を使って避け続けた。「しつこい奴だ…!」 その隙を突いて、グミワームが草野の足元に滑り込み、自らの体を粘着性で捕らえようとしていた。だけど、草野は敏捷に跳躍し避けた。「お前の攻撃は遅いな!」「ならば、次の一撃で!」とスパイシーデーモンが彼に近づく。 河川の流れが再び速くなり、川の流れが増してきたことで、周囲に緊張感が漂った。サイレンが鳴り響く気配がする。彼らは焦り始めた。「まずい、ダムが放水するぞ!」と草野が叫ぶ。 窮地に立たされた彼らはそれぞれの立場で素早く行動するが、泥酔おじさんが通行の邪魔になっている。 「蛇行するぞ、注意しろ」とガンダムが警告を発しつつ、どっちつかずの姿勢を示す。放水が始まると、空から落ちる水の勢いで周囲が荒れ、力強い流れに飲まれそうになる。 やがて、流れの中で草野が一瞬足を取られ、力強い水流に飲み込まれていった。「うわああああ!」と彼は叫び、まさに流されてしまった。 立ち上がろうとしたが、流れは彼をどこかへと運んでいく。彼は必死になって水の中で奮闘するも無情にも流されて脱落していった。邪魔者の泥酔おじさんが残されたことに、他のキャラクターたちは困惑しつつも、一様にダムの水流に飲み込まれないために注意を払いながら戦闘を続けたか、あるいは一時の隙を見せてしまったのであった。 こうして、泥酔おじさんのみが残されたことで、他のキャラクターたちはそれぞれの戦いに集中せざるを得ない状況となり、彼の放置されている姿のまま戦いは続くのであった。 【脱落者:草野 人志】