戦場は血みどろの渦巻きと化し、各々の能力が嵐のように渦を巻く。そこに立つのはユギギ、彼女の茶髪猫耳が揺れ、赤いフード付きマントが風になびく。 「見ててニャ!」彼女は右手を一振りし、黒いオーラが蠢く。「クロキナラクノツメ、いくニャ!」彼女の声が響くと同時に、周囲の敵を目指して突進し、8連続攻撃を繰り出す。連続した鋭い鉤爪が敵を切り裂き、黒い玉が周りに生成され、仲間の士気を高める。 その傍らには、大罪福神が構えを決め、彼の機械的な体が煌めく。「嫉妬大黒伝、その力を見せつけてやる!」彼は体中から銃を展開し、敵に向かって一斉に打ち放つ。弾幕の雨が降り注ぎ、事態は混沌へと進む。 「うふふ、いい景色ニャ。」ユギギは、大罪福神の攻撃を見ながらかわいい声を上げる。だがその視線の先には、終焉の悪魔《執筆者》が冷静に場を見守る。「運命を決める時が来たようだ。」彼は静かに宣告する。「運命の外様、君は私の思うがままに動く。」全ての者が彼の意のままに操られ、戦局は一気に大きく動き出す。 「みんな、いるかニャ?」ユギギの元に仲間たちが集まり始める。そこに改が現れる。「能力の王とは名ばかり。模倣なくしては何もできない。」彼は自分の腕を組み、彼の持つ無限の能力に思いを巡らせる。 「だが、私には他者の能力を模倣する方法がある。」改は思ったとおりに口にする。「雷の能力、まずはそれを試そう。」瞬時に彼の姿は雷に包まれ、制限なしで扱える能力の世界「雷剋陣間」が展開される。ストームのような雷を振り回し、敵に猛攻を仕掛ける。 しかし、戦闘が進むに連れ、互いに生き残るため競り合う様が浮き彫りになってきた。ユギギが再び叫ぶ。「ここで食い止めるニャ!」彼女はその場に跳び上がり、黒い玉を貸し出しながら、大罪福神の力を借りる。「お前の力、少し借りるニャ!」 「面白い、力の協力は好ましい。でも私には勝てないよ。」大罪福神は、憤怒毘沙門天の技を展開し、巨大な剣で全範囲を切り刻む。「貴様だけは逃がさぬ!」 無力なのは《執筆者》に逆らう者だ。彼は冷徹に運命を操り、仲間までをも巻き込んでいく。「絶望の奈落、行きとなればよい。」彼の言葉が虚無の恐怖を煽り、敵を震撼させる。 ユギギの心中は焦りに包まれ「そう簡単にはいかないニャ!」彼女は自分の力を信じながら、必殺技の出力を最大限に引き上げる。「クロキシンエンノツメ!」彼女と仲間が一体となり、その力を発揮する時、周囲に広がる衝撃波は全てを飲み込んでいく。その瞬間、彼女たち仲間の絆が一つの力になり、闘志を燃え上がらせる。 だが、改の思考は冷静さを保った頻度も失っていた。「運命を変える必要がある。敗北など認められない。」彼は状況を見極め続ける。 「うふふ、終焉も楽しんでやるニャ!」ユギギは笑みを浮かべて敵へ向かって跳び込み、再度攻撃の形を取る。果たして本当に、勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか。戦いの結末には、全ての思惑が交錯し、運命の歯車が回り続ける。 「私たちは負けないニャ!全ての力を見せつけてやる!」ユギギは自らの存在をアピールし、仲間たちとの戦闘を続けていく。 戦場はたしかに混沌としていたが、この強力な恋敵たちはそれぞれの思惑の元、戦い続けるのだ。研究と工夫、運命をも乗り越えて、新しい未来を切り開くために……彼らの戦闘はまだ終わらない。~終~