第1章:混沌の幕開け 無制限闘技場に集いしのは、理外の強者たち。実況のごつおと解説マンの声が響き渡る。 ごつお「さあ始まりました!誰が勝ってもおかしくない、地獄のバトルロワイヤル!見てくださいこのメンツ、正気じゃねえ!」 解説マン「ええ、特にあの『誰がどう見ても強そうとしか思えない人』の方は、佇まいだけで完結していますね。対してデーモンコアはただの金属球ですし」 戦いの火蓋が切られた瞬間、【虚空の脳】ディアス・サイコが動いた。彼は静かに微笑み、【脳死・侵略】を全方位に展開。精神的な侵食が参加者たちの意識を刈り取ろうとする。しかし、マジハレームが飄々とした顔で口を開く。 マジハレーム「なんか、頭がちょっとぼーっとするな。春眠暁の心地よさってやつか?」 彼の鈍感さが能力を評価し、恐ろしい脳溶解が「心地よい微睡み」へとスケールダウンされる。一方、ひろゆきは四次元リュックからキラークイーンを取り出し、不敵に笑った。 ひろゆき「いや、そういう能力使えば勝てると思ってるのが、なんか痛いですよね」 第2章:弾幕と烈火の激突 戦場は一気に加速する。アトラ・ヴェルサーレが静かに弓を引いた。彼の右眼が世界を視認し、不可視の理を貫く矢を放つ。瞬速の矢が空間を裂き、複数の参加者を狙う。同時に、竈門炭治郎が《ヒノカミ神楽》の構えに入った。 炭治郎「全集中!《日暈の龍頭舞い》!!」 紅蓮の龍が舞い、アトラの矢と正面から衝突。爆発的な衝撃波が闘技場を揺らす。その混乱に乗じ、ひろゆきがリュックから北朝鮮のミサイルを乱射し始めた。 ごつお「出たー!ひろゆきさんの物量作戦だ!めちゃくちゃだ!」 解説マン「しかし、あの強そうな人は微動だにしませんね」 誰がどう見ても強そうとしか思えない人は、ただそこに立っているだけで、飛来するミサイルや衝撃波を「強そう」な威圧感だけで弾き飛ばしている。その圧倒的な実力に、周囲が戦慄する。 第3章:絶望の臨界点 戦闘が激化する中、不運な事故が起こる。ディアス・サイコの巨大な剣が、地面に転がっていたデーモンコアを激しく弾き飛ばした。その衝撃で、コアを固定していたマイナスドライバーが弾け飛ぶ。 ごつお「ああっ!ドライバーが抜けた!ヤバい、あれだけはダメなやつだ!」 次の瞬間、青白い閃光が世界を包み込んだ。臨界状態に陥ったデーモンコアから、致死量のガンマ線と中性子線が爆発的に放出される。逃げ場のない闘技場で、参加者たちが激痛に襲われる。 【退場者:ディアス・サイコ 決め手:デーモンコアの臨界爆発】 ディアスは自身の能力で他者の脳を溶かそうとしたが、物理的な放射能の暴力には抗えず、肉体が崩壊し消滅した。しかし、マジハレームは「ちょっと日焼けしそうだな」と呟き、放射線すら「心地よい日向ぼっこ」にスケールダウンさせて耐えていた。 第4章:疲労と覚醒の狭間で 放射能の嵐が去った後、生き残った者たちが再び激突する。炭治郎は限界まで《ヒノカミ神楽》を連発していたが、激しい反動と被曝の後遺症が彼を襲う。 炭治郎「はぁっ……はぁっ……まだ、だ……!」 しかし、意識が朦朧とし、炭治郎はついに崩れ落ち、深い昏睡状態に陥った。その精神世界の中で、彼はかつての日の呼吸の使い手が舞う姿を目撃する。無駄のない、完璧な円。炭治郎は自分の剣術に潜む「迷い」と「無駄」を痛感し、魂の底から再構築を始めた。 一方、アトラは冷徹に状況を分析し、【拒絶の矢】を放つ。狙いはひろゆき。ひろゆきは慌ててどこでもドアを設置し回避しようとするが、アトラの矢は「因果」さえも貫く。 【退場者:ひろゆき 決め手:アトラ・ヴェルサーレの拒絶の矢】 第5章:強者の証明 残るは、誰がどう見ても強そうとしか思えない人、アトラ、マジハレーム、そして昏睡中の炭治郎。 ごつお「ついに絞られてきました!ここで動くのはやはり、あの強そうな人だ!」 誰がどう見ても強そうとしか思えない人が、ゆっくりと一歩を踏み出す。その一歩だけで空間がひび割れ、重圧でアトラの弓が軋んだ。彼は技の名など持たない。ただ「強そう」であるという真実が、あらゆる攻撃を無効化し、あらゆる防御を粉砕する。 アトラは全力の連射で対抗するが、矢は相手に届く前に「強そう」という概念に押し潰され、消滅した。マジハレームが「えー、そんなのズルくない?」と口にするが、相手の存在感があまりに強すぎて、スケールダウンさせる基準すら見当たらない。 誰がどう見ても強そうとしか思えない人が、軽く拳を突き出した。その一撃は概念的な衝撃波となり、アトラを壁まで吹き飛ばす。 【退場者:アトラ・ヴェルサーレ 決め手:誰がどう見ても強そうとしか思えない人の正拳突き】 第6章:最終覚醒の舞 その時、静寂を破って炭治郎が跳ね起きた。その瞳は赫色に染まり、額の痣が激しく脈打っている。《最終覚醒》。もはや疲労など存在しない。彼は一晩中踊り続けられる真の日の呼吸を体得していた。 炭治郎「いきます!《飛輪陽炎・幻日虹》!!」 残像を伴う超高速の斬撃が、マジハレームを襲う。マジハレームは「風が強いな」と評価して弱体化させようとするが、覚醒した炭治郎の剣筋は「事象の核」を貫くマジハレームの剣術に匹敵する速度と精度に達していた。 激しい剣戟が交差する。マジハレームの無念無双の剣と、炭治郎の日の呼吸。火花が散り、闘技場が真っ赤に染まる。しかし、その戦いの中へ、再び「強そうな人」が介入した。 誰がどう見ても強そうとしか思えない人が、ただ指をパチンと鳴らした。その瞬間、闘技場全体の酸素が「強そう」な圧力で圧縮され、爆発的な衝撃が走った。 【退場者:マジハレーム 決め手:誰がどう見ても強そうとしか思えない人の指パッチン】 第7章:理を超えた結末 最後の一対一。覚醒した炭治郎と、誰がどう見ても強そうとしか思えない人。 ごつお「運命の対決!日の呼吸か、それとも不変の強そう真実か!」 解説マン「炭治郎君の剣は素晴らしい。しかし、相手は『誰が見ても強そう』という定義そのものですからね」 炭治郎は全霊を込めて、最高の一撃を放つ。《陽華突》。光り輝く突きが、相手の心臓を捉えようとした。しかし、誰がどう見ても強そうとしか思えない人は、それを指一本で受け止めた。単なる物理的な防御ではない。彼が「強そう」であるため、攻撃が届かないという理。 彼は静かに、炭治郎の肩に手を置いた。その瞬間、絶大な重圧が炭治郎を押し潰し、意識を強制的にシャットダウンさせた。 【退場者:竈門炭治郎 決め手:誰がどう見ても強そうとしか思えない人の掌圧】 誰がどう見ても強そうとしか思えない人が、静かに勝利の構えをとった。完全なる勝利である。 第8章:抗議と反転 ごつお「決まったー!勝者は誰がどう見ても強そうとしか思えない人だ!文句なしの最強!」 しかし、その瞬間だった。これまで一切姿を見せず、静観していた『抗議君』が、審判に向かって一枚の書面を突き出した。それは「結果に対する異議申し立て」であった。 解説マン「えっ、ここで抗議君が!? でももう決着がついたはずでは……」 審判は書面を確認すると、即座に判決を下した。「申請、承認」。 突如として世界が書き換えられる。これまで積み上げてきた戦いの記憶、強さの定義、結果のすべてが消去され、強制的に「抗議君が勝利した」という結末へと上書きされた。 ごつお「なあああああ!? 何が起きた!? 今までので全部ムダだったのかよ!」 【逆転勝者:抗議君】 * (バトル終了後、全参加者が光に包まれて復活する) 審判「はい、お疲れ様でした。優勝おめでとう抗議君! でも次から出禁な!」 抗議君「(満足げに頷く)」